湯村温泉の名旅館として名高い「朝野家」さんに宿泊・・・
「の」と言う字は古文字でIMFパッドで探しても出て来ない文字でしたので
「野」を使用しています
丘の上のお城のような素晴らしい旅館です
昔、TV/映画ドラマ「夢千代日記」で一段と有名になりましたが
最初は、近くの「浜村温泉郷」に撮影の話を持ちかけたところ
胎内被曝にまつわる女性の物語は、温泉地のイメージが暗くなるのではないか・・との
意見が出てロケ地になることを渋っていたところ・・・
それならと「朝の家」さんの先代が誘致・・・
湯村温泉での撮影に決定したエピソードがありますが
実は、先代社長さんの奥様が広島のご出身だということもあったそうです
そこで「吉永小百合さん」主演のドラマが誕生しました
小百合さんの(夢千代像)記念碑はの前には手形がありました
少し小さめの手でしたが、皆様が触るのでピカピカに光っていました(笑)
又、川沿いにも芸能人の方の手形もずらりと展示してあります
荒湯は高温で、野菜・卵などを浸けてだれでも利用できます
早速、旅館で頂いた卵で、ゆで卵を作ってみました
連れ合いも子供みたいな喜びようでご機嫌です(笑)
足湯もあってたいそうな賑わいでした
朝野家は4つの源泉を所有しており、430リットル/1分間、98.4度が自然湧出していて
その温泉の恩恵を得るように、床暖房などの暖房などはすべて温泉の湯でまかない
重油ボイラーなどの設備の無い旅館はおそらく全国的に見てもないのではないか・・
と女将さんが話しておられました(冷・暖房費¥0ということ・・・スゴイです)
お湯はナトリウム塩化物水素泉で飲泉も可能です
「ぴかぴか・ぽかぽか・ぷるぷる」の美肌を堪能できるのがウリのようです
露天風呂も男女とも同じ大きさで素晴らしいです
高温の温泉を利用したサウナもあり・・・温まったら
少しぬるめの温泉に身を沈める事ができます
また、料理も素晴らしく美味しく頂きました
天井は、今では作るのが困難な見事な「格天井」・・素晴らしい細工です
お酒も地酒3種の飲み比べを注文・・・
「但馬」という銘柄が私は気に入りました
キユウリをバッタに見立てた面白い細工・・・料理長のセンスが光ります
上にかかっている紙の絵は、おかみさんのご主人がお描きになったもので
持ち帰れるように輪ゴムまで添えてありました
接待してくれた仲居さんとも親しくなり(右から1人目の女性)
最期には「夢千代さん」と呼んで、ふざけたりしましたが・・
マスクをとると口元が「梅千代さん」になってしまう??・・・
こんな失礼なことは、思っても決して口にはしないワタシです!
女将さんも大層な貫録で、
女将の中の女将という雰囲気で一度会えば忘れられない印象の方でした(笑)
朝食も凝ったもので満足でした
機会があればまたぜひ訪れたい旅館です!
わが家はコロナ以来少し遠ざかっていますが、“あきらとマドンナ様”のこれを見たら、無性に行きたくなってきました。
ご馳走です。
夢千代さんはよく知らないのです( ;∀;)
混浴可能温泉もありますし・・・(笑)
我が家は、年に数回のみのご馳走です