ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

東京大衆歌謡楽団の・・ 5/20(金)aiai様No.89 歌のちから

2022年05月20日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日も皆様に歓迎されての訪問でした。
「川の流れのように」/「雑草の歌」等 
美空ひばりさんのファンの方に合わせて選曲・・


途中で”東京のバスガール”を演奏していたら
それまで隔離されて横になっていたおじいさんが
突然起き上がって、身体を動かし手拍子をし、
♪ あかるくぅ~ あかるくぅ~ はしるぅのよぉお・・♪
と歌い出して職員もビックリ!
前に出てこようとするのを数人がかりで押しとどめて・・
席に着かせました。

それまで、死んだように押し黙っていたのが嘘のようでした。
歌と言うものの力は偉大な物だと改めて思いました。
回想法という手法がありますが・・効果はあるようです。



先日「東京大衆歌謡楽団」の関係者の方から
私の”YOU TUBE”を見た・・と書き込みを頂きました。
「楽団で以前、私もハーモニカを吹いていた」と書いてありました

私も、早速「東京大衆歌謡楽団」のことを調べてみましたが
この楽団は、主としてご兄弟4人で構成されていて
戦前・戦後の歌謡曲を専門に歌を披露されています
浅草を拠点に活躍されているようです。

中でもご長男の孝太郎さんがボーカルを務められていますが
その容姿は、髪をポマードでべっとりとなでつけて
6・4に分けていらっしゃいます
セルロイドの丸眼鏡で三つ揃いの背広姿・・・
清潔感にあふれ大変好感が持てます
まるで東海林太郎さんのようです。
その歌声は澄んでいて、聴いていても飽きません

昭和歌謡・・・もう忘れられてダメなんじやないか・・
そんな思いにかられてもいましたが
東京大衆歌謡楽団の皆様の映像を見て私も元気を頂きました。

浅草神社や湯島天神での奉納演奏を拝見しましたが
ひっきりなしに帽子の中に
おカネを入れる方(投げ銭)が途切れず驚きました
さすが東京ですね!
名古屋の路上演奏も拝見しましたが投げ銭はあまりなかったようです(笑)
聞けば鹿児島や富山でも演奏されご好評のようです。

私も変に気取って無理に演奏曲を新しくせずとも
昭和歌謡をもっと大切に演奏しなくては・・と改めて思いました。
東京大衆歌謡楽団のご活躍をお祈りしたいと思います

今日も皆様に喜んで頂き良い一日でした!
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”二十四の瞳” 5/17(火)HJI様No.56 熱気が溢れて

2022年05月17日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 心配していた天気も持ち直しHJI様へ訪問・・
今日は、お一人がトイレに行って席に着かれるまで
演奏時間前に少し時間があったので昭和のお話をしました。



小豆島を舞台にした映画「二十四の瞳」の話も入れました。
戦前戦後を挟んで、高峰秀子さん演ずる女性教師と
子供達・・その成人した生徒の子供達・・・
純粋な心の子供たちに感動を覚えた記憶があります

小豆島では、”映画村”になっていて
私が行った時は、木下恵介展が開催されていました。
中では、当時の映画が上演されていて見ることが出来ます。



外に出ると映画の一場面が塀に描かれていて懐かしく
”愛染かつら”の前でパチリ!(笑)

演奏曲は「あざみの歌・ちゃつみ。みかんの花咲く丘・
ひばりのマドロスさん・ブルーライトヨコハマ・花笠道中・
りんご追分・港町十三番地・東京だよおっかさん・修学旅行・
東京のバスガール・瞼の母・高原列車は行く」以上・・・

手拍子あり、おはやしありで賑やかでした。
途中のトークも、
これが結構受けて大爆笑して頂き大いに盛り上がり
熱気に圧倒され楽しく終了することが出来ました
まるで芸人?のような気分になりました。(笑)

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愛の讃歌 5/10(火)IKIIKI様 No.96 今日も元気で!

2022年05月10日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日も皆様に暖かく迎えて頂き感謝・感謝です。
演奏開始時間が予定より早くなったのでいつもより1曲増やして演奏しました。

演奏曲は、リクエストも入れて
”みかんの花咲く丘・高原列車は行く・花笠道中・あざみの歌
おまえに・東京のバスガール・りんご追分・愛の讃歌”以上35分でした。

エディト・ピアフ・・・


 ♪;あなたの燃える手で 私を抱きしめて
ただ二人だけで 生きていたいの・・・・・・

彼女はラ・モム・ピアフ(小さなすずめ)と呼ばれていましたが、
幼少期は孤独で、親戚から親戚へと転々とし
13歳の時、親戚の家での肩身の狭い生活を離れ、
パリの道端で歌う仕事を選択しました。

パリのピゲール地区の道端で、観光客や住人相手に歌い続け、
古い帽子をまわして糧を得るような暮らしを
何年もの間続けた後
いくつものキャバレーで年季奉公したのち
やっとパリ近郊のより高級なナイトクラブへと移動し、
そしてついにアメリカ渡りました。
彼女の評判は増し熱心なファンも獲得しました。

ピアフの最も有名な歌「ばら色の人生(ラビアンローズ)」も
専門家には酷評されましたが、
作詞、作曲、演出まで全てをピアフ自身が考察したそうです。

”愛の讃歌”久しぶりに演奏しましたが良い曲ですネ!!(^^)!
今日も皆様に元気を頂いて帰宅しました。
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瀬戸内海国際芸術祭2022 直島の赤かぼちゃ

2022年05月05日 | 
 犬島から直島まで船で移動・・・


直島港(本村)に到着するとターミナルが見えてきます

これは、船の待合所で駐輪場にもなっています


中は、ごらのとおり・・
ここから歩いて「本村ラウンジ・アーカイヴ」迄行き
家プロジェクトチケットを購入し案内図をもらいました。


「碁会所」があった建物で須田悦弘氏の作品
木彫りの椿が配置されていました。


「水」・・・
本村の風・水・太陽等の動く素材を
全身で感じることが出来る建築です。

更に左手に直島町役場をみて坂を上りますが
この役場の建物は唐風と言うか・・ちょっと変わっています。
次に行ってのはかつて歯医者があった建物です


「はいしゃ」大竹伸朗氏作・・・


なんでも”夢の記憶をたどる”がモチーフだそうです

壁には、糞尿?をイメージしたのが固まりが・・・




どうも、あまり良い夢ではなさそうです(笑)




この神社の鳥居はかなり古い物らしいので
本殿まで行ってみました。
かなりの階段を登って行きましたが誰もいなくて静かなところでした


「南寺」安藤忠雄氏設計で、近くに「安藤ミュージアム」もあります
建物は一切窓が無く、中は漆黒の闇・・・
案内人に案内され中に座って数分間とにかく真っ暗で何もみえません。
ジェームス・.タレルの作だそうですが
暗闇の中で感覚が研ぎ澄まされ次第に光が見えてくる・・
そんな体験を作品化したものだそうです
しかし、ここの案内人・・御先祖は、ミミズクかふくろうか・・
闇の中でよく動けるものだと・・その点は評価できましたが
作品?は、ボクには理解不能・・・首をかしげるばかりです。

混乱する頭で島の反対側の宮浦港に移動しました


港のターミナル入口には・・
「BUNRAKU PUPPET」 ジョゼ・デ・ギラマンイス作
なんでも、香川県の無形文化財に指定されている「直島女文楽」・・
その動きの美しさに着想を得て制作された作品だそうです


「直島パヴィリオン」 藤本壮介氏 作
直島町町制施行60周年記念で制作されたオブジェ。
27島からなる直島諸島の「28番目の島」をコンセプトに制作された作品。
約250枚のステンレス網で構成され、
内部に入ると籠の鳥の気分・・・


「赤かぼちゃ」草間 彌生さんの作品。
旅行社のパンフレットに良く使用されています
太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、
それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった』と草間先生が語った作品。
水玉のいくつかはくりぬかれており、内部に入ることができます。

残念ながらもう一つのかぼちゃは台風で壊れて
今は展示していませんでした


船で宇野港まで20分・・・・
港を離れる時に、船上から2つの作品が見えました・・・・

「家プロジェクト」・・・・
なんだか理解不能でしたが、地域を盛り上げようと応援している
”ベネッセ”社には、敬意を!!!(^^)!










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瀬戸内海 犬島に咲く花 

2022年05月04日 | 


 瀬戸内海に浮かぶ小さな島・・・
この島は、特に環境に留意して植物の力をかりて
高度な水浄化システムの導入や自然に配慮した
環境作りがなされているところです




従って空気がきれいなせいでしょうか・・
花の色がとても美しく感じます









空き家も目立ちますが、途中で出会ったおじいちゃんの話だと
「ベネッセ(福武書店)」が買い取って管理していると言うお話でした











あいにくの曇天でしたが、楽しく散策が出来ました
次は、草間弥生さんの作品のある直島に向かいます

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瀬戸内海国際芸術祭2022 犬島-1 家プロジェクト

2022年05月03日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 コロナ禍で演奏回数も激減してブログも退屈なので
これからは旅日記なども書き連ねて行こうかと思います。

 今回「瀬戸内海国際芸術祭2022」の一部を見学に出かけました。

新幹線で岡山まで行きましたが、
駅構内の鯉のぼりが印象的で街並みも美しく感じました


キビ団子の旗を見て物欲しそうにしている相棒を無視して
新岡山港から船に乗船・・・
「キビ団子食べたかった・・」・・愚痴を聞き流しながら
約45分で「犬島」に到着です・・・
犬島チケットセンターで島内の作品鑑賞券を購入しなければなりません



犬島は人口50人弱の周囲4Kmの島です
しかし、岡山県では唯一の有人島だそうです




見学前にすることは、まず「妻」の腹を満たすこと!!
”妻は夫を叱りつつ・・夫は妻をいたわりつ・・”
昔、似たようなフレーズの浪曲がフト浮かびました。(笑)


犬島は昔、花崗岩などを切りだし全国に送り出していたそうですが
石を使った造形は美しいものです


まず犬島精錬所美術館に向かいました。
途中の道端に置かれた壊れた潜水具の一部・・・
これも芸術でしょうか?


この精錬所は約100年前、銅の精錬所として作られました。
その後、銅価格の暴落等もあって10年間稼働して閉鎖されました。


道路には、鉱滓からなるカラミ煉瓦が敷き詰められていて
虹色に輝いています。大変重いものです。
途中で出会った島のおばぁちゃんの話では、
夏はとても暑く冬は冷たくて大変な思いをされたそうです

美術館の入り口は、坑道入口のようになっていて”番人”が居ます
中に入ると暗く途中の曲がり角には”鏡”があって
その反射でコースをたどって行くようになっています。


コースの最奥には、
柳 幸典さんの作品「ヒーロー乾電池」を見る事ができます、
作家三島由紀夫氏が住んでいた”家”の部材を使った作品です。
水に反射させて景色を見せる技法は
新潟県の清津峡でも似たようなものがあります

坑内から外に出ると”三島由紀夫”氏モチーフの作品がありますが
撮影禁止となっていました。
(怖い顔してお姉さんがこちらを睨んでいました)
”写りやぁせんって!!”

三島由紀夫氏の名言として
「そもそも男の人生にとって大きな悲劇は、女性というものを誤解することである」
こう述べられていますが、誠に同感で・・不詳アタシに至っては、
子供時代に読んだ諸々の「童話・名作本」からの影響でしょうか
女性はいたわるべきもの・やさしいもの・か弱いもの
女性のヌードや、昼間からチューハイなんてとんでもない!」
そんな・・・誤って刷り込まれた認識が、意識改革が出来ぬ間に
今日まで私の人生をどれだけ邪魔をしてことか・・・
アンデルセンを恨みたい?気持ちです(笑)


館内はアップダウンがきつく広いところですが
景色が良いので疲れませんでした。


それにしても美しいレンガです。まさに芸術品です。


次に「家プロジェクト」と銘打たれた作品を見ることに・・・

F邸(F-Art-House)


建物の板壁は今では珍しい「焼き板」が使用されています


石職人の家跡・・石の上になにやら色々な絵が描いてありました。
横の家でお婆ぁさんが顔をだしたので、
少しお話をお聞きしました。生まれてからこの島で暮らしたそうで
島の歴史など大変有益なお話が聴けました(感謝)




「コンタクトレンズ」・・反対側に立つと相手がお互いに逆さに見えます


「イエローフラワーハウス」17枚の板が並べられています


I邸・・・ここまで来るとアタシの頭では理解不能?





こうして美術鑑賞をしてきましたが空気がきれいで花も美しかったです
その写真は次回に・・・











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