人生黄昏時

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尚氏王統【3】

2020年04月14日 23時00分24秒 | 日記

 佐敷按司按司巴志(1372~1439年)は

1421年父思紹中山王の死去に伴い世子として

 

朝貢関係にある明国に父思紹王の薨去を報告

請封し冊封を受け巴志は名実供に中山王に即位し

 

自ら尚氏を名乗った

 

巴志は、父思紹王に協力し

1429年に南部の島添大里按司を攻め滅ぼし

 

1406年には中山武寧王を攻め落とし

察度王統を滅亡させ

 

父が中山王に即位し

父の死去後、巴志は中山王に即位する

 

1416年北部地域を支配していた北山王(今帰仁城)攀安知を

自ら兵を率いて攻め滅ぼした

 

そうして1429年南山按司他魯毎を滅ぼし

巴志は琉球国を統一国家に成立させた

 

琉球国中山王尚氏王統の樹立である

 

尚巴志は中山王として浦添から首里に移り

首里を首都とし、首里城を整備、増築し居城とした

 

貿易を盛んに行い、経済的に国は栄えた

力を持った巴志王は大規模な首都建設を行う

 

安国山や那覇港整備、間切り制度の確立

農業の改革など行った

 

巴志は伊那按司一世の娘眞鍋金を妻とし八男一女を儲ける

 

三男尚忠が三代目王に、五男金福が五代目王に

七男泰久が六代目王に即位している

 

尚巴志王は1439年逝去、六十八歳、在位十八年

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