人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

石垣永将【1】

2022年02月14日 00時01分30秒 | 日記

  石垣永将とは禁教の罪で琉球国

始めて火あぶりの 死刑にされた人物

 

当時 琉球は対外的には独立国で

内政的にも自由に行われていたが

 

その内実は薩摩の支配

幕藩体制の中に組み込まれ

 

禁教であったキリスト教も琉球にも適用され

厳しく取り締まりが行われていた

 

1624年石垣島 富崎の沖にスペイン船が漂着

住民が救助し保護した

 

石垣島の有力者であった石垣永将は

自宅に招き 手厚く世話し彼らを島内に滞在を許可し

 

日用品、食料や 牛10頭与えた

遭難船に スペインドミニコ会から

 

宣教師として派遣されていた 

ルエダ神父が乗船していた

 

神父は4年前まで薩摩や佐賀藩で布教活動していた

再び日本へ 宣教のために行く途中だった

信仰心による 強い使命感での 来日だった

 

ルエルダ神父は日本語に熟知し 

温厚な神父の教に 永将は感銘し

 

洗礼(キリスト教に入信する儀式)受け

キリスト教に改宗した

 

外国籍の遭難、漂流船、船員を 

速やかに王府に報告し

 

船と船員を送り届けることが

義務付けられていた

 

これらの行為は国禁を犯す行為で

幕府や王府の許可無しに行われたことである

 

また、永将はキリシタン宗旨を奉じていると訴えられ

この事実は王府に知れる事になり

 

キリシタン禁止令の罪に問われ 

渡名喜島へ流罪 土地や財産全て没収された

 

永将 流罪から 

10年後 予期せぬ事態が起こる

 

 

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2 コメント

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Unknown (小父さんK)
2022-02-14 21:13:10
石垣島には行ったことがありますので親しみがわきます。

徳川幕府がキリスト教禁止令を出したのは1612年のようですが、今こうして読ませていただくと理不尽な印象を受けますね。
現在、途上国で起きている野蛮な政権の統治方法と全く同じの気がします。

かつ、薩摩藩には大きく貢いだであろう有力者を恣意的に抹殺するなんて、日本もいかに地上国であったかの証拠ですね。

キリスト教も信長、秀吉、家康共々、利用したり禁止したりしたのでしたっけ?

今で言ったらタリバンみないな進め方かな?

>10年後 予期せぬ事態が起こる

次回に書かれるわけですね。

有難うございました。
石垣永将1~ (ひろし曾爺1840)
2022-02-16 09:31:45
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