人生黄昏時

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ベッテルハイム【1】

2022年01月10日 00時08分29秒 | 日記

  ベッテルハイムとは琉球(日本)に

プロテストタント最初の宣教師

 

 

1845年 琉球宣教を目的に創設された団体 

琉球海運伝道会より 琉球に派遣された

 

琉球派遣 宣教師となり 家族 妻、子供と共に

香港を経由し1846年5月1日 那覇に上陸し

 

那覇 波之上にある 護国寺内に住居を与えられ 

一家が必要とする 食料や日用品も

無料で王府から与えられた

 

ベッテルハイムは護国寺を拠点に

福音伝道  医療活動  聖書翻訳

 

最先端の科学教育機関の設置などを

目標に活動を開始したが

 

当時 琉球は 薩摩藩支配 幕藩体制化の中

キリスト教禁令政策は琉球にも適用され

 

王府の厳しい取り締まりのもと 

普及活動は成功せず

 

医師であったベッテルハイムは

西洋医学を伝授 眼病治療 

 

特にイギリスで発見された 

ジェンナーの牛痘接種法を

 

那覇の泊で医者をしていた仲地紀仁医師に

伝授したとされている

 

それから 科学的知識や

英語塾を開き英語を教えた

 

迫害を受けながらも 住民に医療を施し

ナンミヌ ガンチョウ(直訳すると波之上の眼鏡)と呼ばれ 

親しみを込めて呼ばれていた

 

琉球語をマスターし 琉球語の辞典 

新約聖書のマタイ福音書、ルカ福音書 

 

マルコ福音書、ヨハネ福音書

使徒の働き、ローマ書など 琉球語に翻訳

 

1848年12月8日 ベッテルハイムに

琉球で二番目の女の子が生まれた

名前はリューチュー(琉球)

(航海中に男の子が生まれている)

 

記録上 琉球本島で生まれた

最初のヨーロッパ人と言われている

 

ベッテルハイムは8年間 

琉球に滞在する

コメント (3)
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