人生黄昏時

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仲尾次盛隆【1】

2020年11月01日 00時06分59秒 | 日記

  仲尾次盛隆とは

伊波譜猷の著書(1926年)

真宗沖縄開教前史―仲尾次政隆と其の背景で

 

仲尾次盛隆の生涯と禁教浄土真宗の信仰に基づく

実践とその活動が記されている

 

また知名定寛の琉球仏教史の研究(2008年)で

仲尾次は沖縄の浄土宗真宗にとって

 

極めて重要な役割を果たした人物で

沖縄仏教史の中でよく名が知られた人物として紹介している

 

仲尾次は那覇泉崎で1810年

士族の家で生まれる

 

仲尾次の家系は

京都の中村氏で五代前の中村孫之極にいたり

 

彼の孫の代に薩摩、久志浦に移住し

そこで生まれたのが仲尾次の父中村宇兵衛である

 

宇兵衛は交易船を所有して沖縄を始め

諸藩との貿易・運送に従事し

 

財を成し那覇泉崎に居を構えた

 

中村宇兵衛は、久志浦に妻子がいたが

琉球においても

 

久米村の思加那を妻に迎え

政栄・正明・政隆・政根・政記と五人の子供を儲ける

 

中村家は代々浄土真宗を信仰していた

政隆は、正光寺の住職八木正蔵に

 

儀式の手順など多くの教を受け

交換した複数の書簡がある、

 

伊波も書簡の事を記述している

政隆は八木正蔵の推挙により

 

本山・本願寺から

了覚と言う法名を与えられている

コメント (4)
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