思紹の系譜、父は佐銘川大主その父が屋蔵大主
思紹の祖父にあたる
琉球の歴史書や家譜、伊平屋島の伝承と佐敷に伝わる伝承
此れ等の伝承によると、屋蔵大主は英祖王の五男として生まれ
後に伊平屋島に移り住み
伊平屋島の実力者と成った
屋蔵大主の長男として誕生したのが佐銘川である
佐銘川は島民との間にトラブルが起き
仕方なく佐敷に逃れ住むようになったと言う
佐銘川は後に、大城城(ぐしく)の按司に認められ
その娘婿と成り、一男一女生まれた
男の子が苗代大親で、後の思紹王である
女の子は馬天のノロ(神女)となったと言われている
思紹は佐敷城を築城し居城とし
美里子の娘を妻とし、五男一女を得る
その長男が巴志、長女が佐敷ノロ
中山王思紹王は、1421年六十七歳で逝去
思紹王の世子である佐敷按司巴志が
中山王二代目に即位する