人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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門中 【9】

2018年02月20日 00時01分46秒 | 日記

 沖縄には、四百以上の士族門中があり

その個人が唐名と和名を持っていた

 

羽地按司朝秀と言う和名、向象賢と言う唐名である

 

向は名字で象賢は諱と言う唐名である

中国明・清朝との貿易、外交などの公文書に使用された

 

和名の姓名は、また例を上げると、羽地按司朝秀の場合は

羽地は家名・按司は称(位階)で朝秀は名乗りである

羽地間切(今で言う市町村である)を任職している

領地を、家名(ヤーヌーナー)とし

領地名から、名字として名乗るのが原則であった

 

もし領地替えが、あった場合は新しい領地名が家名

名字に代わっていた(家名、名字が6回も変わった人もいる)

 

そのため、親・兄弟であっても、その任職地によって

家名・名字も別々になる

 

和名は、日本との外交文書などの署名に用いられた

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