人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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門中 【6】

2018年02月05日 00時01分46秒 | 日記

 門中はもともと、王府に仕える士族の同じ始祖を持った

血縁一門を表す言葉であったが

 

王府から地方に遣わされた士族役人よって

その土地で平民にも伝わり門中を作り始めたとされている

 

士族門中と平民門中の違いは系図の有無である

士族門中家譜は始祖から代々途切れる事なく

厳格に男系血筋の系図が記述された、家譜がある

 

平民門中は最初の頃

系図は持たなかったとされている

 

門中制度は、北部にはなく南部の集落に門中が多い

 

南部には王府に仕える士族の領地が多く

地方官として赴任していた

そのため南部の平民に伝わり現在まで残ったとされている

 

南部の平民門中は、門中を強く意識し

先祖の共同祭祀・神事は

一門そろって現在でも盛大に行われている

コメント (2)
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