人生黄昏時

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沖縄の仏教 【6】

2017年08月15日 00時01分16秒 | 日記

  日秀上人が沖縄に来島したのは

1527年から1534年の頃の間と推定されている

 

金武の鍾乳洞に居し布教活動の拠点としていた

後の日秀洞と言われるようになる

 

洞窟で熊野権現の化身本地仏像

阿弥陀如来・薬師寺如来・正観菩薩を自ら彫って波上宮に安置した

後に波上三護国寺に奉納したとされている

 

この像は、昭和初期の調査で1544年12月に完成したと

仏像に記録されて史実として証明されている

 

日秀上人は、1527年~1545年18年沖縄に滞在したと

推定され、宗教活動は多面的に及んでいる

 

沖縄に真言宗と熊野信仰を広め

数十か所の寺院の建立

頼重法印が建てた護国寺の再興や、多数の仏像の制作

大蛇退治や法力で妖怪退治したと云うストーリや

 

また、日秀に関する数多くの伝承があり

これらに関わる由来や石碑など多く残されている

 

沖縄の歴史書・地誌などに

日秀上人の事績が記録されている

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