9月14日に、お客様の〈しんのすけ&大和の母ちゃんさん(ケロロさん))から、
を頂いて・・・
『ボランティアさんに、お世話されている 大阪の中之島公園の猫ちゃんに
暖房無しのお部屋なので、お座布団を、一枚ずつプレゼントしてあげたいんです!
まだ、寒くないので、寒くなる11月遅くてもX'masまでに30枚くらい作って欲しいの』
との 相談を頂いて、何度もメール交換して、出来るだけコストを下げて、生地選びして
10月8日に、フリースの生地が到着。
10月13日~15日で、30枚作りました(*^-')b 家の中が座布団だらけ~(爆)
10月16日に、超・超・超・圧縮して、でっかい箱ひと箱で、発送出来ました
( その時の、記事は、
こちら
に有ります)

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( 画像は、猫の部屋からお借りしました )
ケロロさんから『出来れば、一枚ずつ名札を付けて欲しいのですが』との依頼も有って
でも私は、『名札付けても、その通り猫ちゃんが座らないでしょ? 意味ないじゃん(笑)』
と思いながらも、ご依頼なので、名札付けて発送しました(フリースなのでアイロン当て辛い
)
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その名札にも、スタッフさん(猫の部屋では、秘書と呼ばれています)達が、
感動して下さっただけでも、とっても、嬉しかったのに・・・
猫ちゃんが、ちゃんと自分の名札の所に座っているのを発見すると、
秘書さん達が、大喜び
して下さっているとお聞きして、
めちゃめちゃ嬉しくなりました~
ケロロさん、名札付けてあげて 良かったね(^_-)-☆
秘書の方々は、お仕事を持っておられる方ばかりで、お忙しい毎日の時間の合間に
交代で、猫たちのお世話をされているそうで、とても 頭が下がりますね<(_ _)>
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◆この中之島公園の猫の部屋は◆
(記事を抜粋させてもいました。ちょっと長くなりますが、動物好きな方なら読めちゃうかな?
しばらく更新しない予定なので、師走のお忙しい中かと思いますが、お時間の有るときに、
ぜひ ゆっくりと 読んで 感想を聞かせて くださいね
)
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(文中の『私』 とは、猫の部屋に住む『猫ちゃん』で、『秘書』とは『スタッフさん』の事です)
初代の「猫の部屋」が出来たのは
一昨年、2007年12月
あの冬は、本当に寒くて
みぞれ混じりの冷たい雨や雪
そんな日が多かったと記憶しています
置き去りにされた私や仲間たちのため
公園事務所のおじさんたちは、忙しいお仕事の後
凍えそうな寒さの中で、夜遅くまでかかって
「猫の部屋」を建ててくださいました
何度も検討を重ね
資材はあるもので工夫して…
それでも足りないものを買うために
たくさんの職員さんたちがカンパしてくださったそうです
出来上がった「猫の部屋」に、秘書たちが訪れた時
おじさんは、こんなことを言われたそうです
「こんな粗末な建物しか用意できなくて、申し訳ありません
」
まだ内部の細かなところは完成していませんでしたが
とても頑丈で、ひとつひとつが手作りで出来ている「猫の部屋」に
秘書たちは、言葉が出ないほど感動して
胸がいっぱいになったそうです
そんな気持ちのこもった「猫の部屋」は
どんなシェルターにも負けない
たくさんの人たちに自慢したくなるほどの
優しく素敵な建物でした
公園事務所のおじさんたちのお仕事は
公園を適正に管理することです
本当であれば
公園に野良猫がいることを
とても迷惑だと思う立場の人たち
それなのに、なぜ
そう思われる方も多いと思います
以前から、おじさんたちは
毎日、現場で目にする野良猫たちを
一時的に排除するだけでは
何も変わらないということに気付いておられました
もちろん、見て見ぬ振りをしていても
何も変わらないということも…
問題を解決するには、どうすればいいのか
そう考えた時、気付かれたのだと思います
これ以上、増えないようにすること
今いる猫たちには、ちゃんと新しい道を探すこと
そして、新たな遺棄や放棄を許さないこと
現場で危機感を感じておられたからこそ
根本的な解決を望むには
その方法しかないということに
気付かれたのでしょう
一見、お仕事とは
何の関係もないことのように思われますが
本当は、誰よりもお仕事に対して
一生懸命だからこそ出来たこと…
そして、命ある小さな生き物に
とても優しいからこそ出来たこと…
私はそう思います
数多くの反対はあったと思います
きっと無理をしてくださったことも多いと思います
でも、おじさんたちは「猫の部屋」をつくり
私たちを新たな道へ送り出すための場所を
用意してくださったのです
桜が美しく咲き始めた、昨年4月
公園事務所のおじさんの一人が異動されました
最初は何もわからずに
私や仲間たちを放置したまま、工事を進めるのだと誤解して
第一秘書は電話で
そのおじさんに怒鳴り散らしたのだそうです
でも本当は…
公園が閉まった後も
毎日、私や仲間たちの様子を見に来ては
体調を崩した子猫たちを病院に運んだり…
毛布を入れた段ボールの猫ハウスを置いたり…
おじさんは、とても優しくて
私や仲間たちのことを心配してくださいました
秘書たちの気持ちを深く理解して
一生懸命に頑張ってくださった
頼りになる優しいおじさん
あの時
おじさんに怒鳴ってしまった第一秘書は
思い出すたびに
少し申し訳なさそうな顔をします
そして…
今年もまた一人
公園事務所のおじさんが異動されました
昨年5月、今の「猫の部屋」を建ててくださった時
お休みの日にまで、一生懸命に作業してしてくださった
優しくて面白いおじさん
子供の頃から工作が大の苦手だったのに
屋根を修理してくださったり、仕切りを作ってくださったり
お世話になってばかりでした
おじさんは最初、猫や犬も大の苦手
近くに寄ることさえも出来なかったそうです
でも、いつしか…
「猫の部屋」に来られては
仲間たちを撫でておられる姿、一緒に遊んでおられる姿を
目にするようになりました
「ハルカちゃーん
」
お気に入りだったハルカのことを
優しく撫でておられたおじさんの姿を思い出すたびに
何だか温かくて、ほのぼのした気持ちになります
「猫の部屋」には
たくさんの人たちの優しい気持ちが込められています
その気持ちに報いるためにも
大切に、大切に…
これからも守り続けていきたいと思います
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今年も、耳を塞ぎたくなるような
辛いニュースもいっぱい有りましたが、
こんなに素敵な方たち
も沢山居て、救われますね。
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そして・・・心温まる話
は、まだ有って、
お座布団を贈って一ヶ月後くらいに、ケロロさんから、メール貰って
『なんと!16歳のおばあちゃんが、このたび、里親さんに迎えられることになりました』
ええええええ~!!16歳の子が・・・・・・ですよね?
おばあちゃん(名前が)は・・・
2007年12月、口から血を流し
「猫の部屋」へ来たおばあちゃん
獣医さんの言葉は衝撃的なものでした
『公園に戻すのなら、生きてはいけない…
それなら安楽死させた方が、この子は苦しまなくて済む』
口の中に大きな潰瘍があり
一切、食べ物を取れなくなっている…
食べることだけで命を繋いでいく野良猫にとって
明らかに致命傷とも思われる状況…
でも、秘書さん達の手厚い介護と、おばあちゃんの生きたいパワーで、
奇跡的な回復力を見せて、元気に暮らしていました。
そして・・・この秋、1通のメールを頂いたそうです。
「16歳の「おばあちゃん」を見て
結婚前に実家で飼っていた猫のことを思い出しました
その猫は「ぼの」という名前でした
私が結婚するときマンション住まいになるので
実家に置いてきたのです
そして、16歳の秋に病気で亡くなりました…」
それは大切な猫さんを亡くされたKさんからのメール
ぼのちゃんを見送れなかったことを
後悔しておられたKさんは
同じ年齢のおばあちゃんのことを心配しておられました
「こちらで「おばあちゃん」を見かけ
亡くなった猫と同じ16歳と知り
どうしても放っておけない気持ちになりました
「ぼの」の晩年は、丸々フワフワだった体も痩せて
お肉が無くなり、毛も薄くなって
冬はファンヒーターに鼻をくっつけるようにして
丸まっていました
家の中でもそれだけ寒がっていたのに…
「おばあちゃん」はカイロ一つを胸に抱いて
寝ているのかと思うと
どうしても猫生の最後の数年だけでも
暖かな家の中で過ごさせてあげたい…
安心して快適に暮らせる場所があること
知ってほしいという気持ちでいっぱいになりました…」
「どう思われますか
「おばあちゃん」はうちに来て大丈夫でしょうか
幸せだと思ってもらえるでしょうか
」
★その後の詳しいやりとりが気になる方は、⇒に(ここ)有ります。
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
そんなKさんが ご家族全員で
おばあちゃんに会いに来てくださったのは
すっかり秋も深まった頃…
相変わらず、おばあちゃんは
撫でられることが苦手
もちろん初対面の人が撫でようものなら
威嚇して、いつも拒んできました
ところが…
差し伸べられたKさんの手
優しい指先が少しずつ、少しずつ
自分の背中の上をすべる感触を確認しても
そのまま静かに、不思議そうにKさんを見つめながら
撫でられているおばあちゃんの姿…
あの日の光景は
秘書たちにとって忘れられないものになりました
その瞬間
すべては決まっていたのだと思います

そして・・・とわさん(永遠)と名付けられたおばあちゃんは、
ケロロさんに
プレゼントされた、ふく村のネーム入りのお座布団を
お嫁入り道具に持って行って 里親様のお宅でも、座ってくれているそうです
とわさん、良かったね(^_-)-☆ おめでとうヽ(´ω`*)ノ
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
そして…もうひとつ、嬉しかったお話
を
12月に入ってから、お客様の≪モカママさん≫から、フリースのお座布団のご注文を頂き、
『中之島公園「猫の部屋」の猫達に届けられたお座布団と同じものが欲しいです。
うちのモカはあの「猫の部屋」出身、ベージュちゃんと呼ばれていた子です。
昔の仲間たちと同じお座布団で お昼寝させてやりたいです。』
↑これを読んで、また泣いちゃった私
↓ベージュちゃん⇒モカちゃん↓
12/28追記
≪ モカちゃんは、モカママさん宅の家族になって一年たち、FeLVキャリアが陰転したそうです!≫
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
モカちゃんの詳細は、こちらに載っています(^_-)-☆
今頃は、モカちゃん、お座布団で、仲間の夢でも、みながらお昼寝中かなあ?
モカママさん、どうもありがとうございました!
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
★
12月28日追記
彡★彡★彡
救援物資のご協力も よろしくお願いします!
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
ここまでながーい文章を、読んで頂いて、ありがとう!
とっても、心温まる
お話でしたよね?それに、なかなか出来ないことですよね。
私も、出来るだけ、ギリギリの価格にして、送料も、3箱くらいになると思っていたのを
超圧縮して、4,000円くらいかかる送料を 1箱に詰めて、1,700円でおくったの。
なのに・・・なのに・・・
せっかく、安くしてあげたのに~またまた、ケロロさんからもお礼を頂いちゃったよお
(結局、それかよっ?(爆)) ほんとに、気を遣わなくていいのに~(;一_一)
大の虎ファンのケロロさんが、超お薦めの≪阪神名物 イカ焼き≫
私は、イカ・たこ・エビ・蟹が、どわーい好き
で、春に大阪南港に行ったときにお店を
見付けて、食べたーいと思ったものの、時間的な事もあって、食べられなくて・・・と
大分日記にも書いていたの(笑) なので、めっちゃ嬉しかったです!
ケロロさん、ほんとに色々とありがとう!
★袋のままチンして、そのままでは、少し水っぽいので、フライパンで軽く焼いて
水分を飛ばすと、もうめっちゃ 『うんまーい
』何枚でも、食べられちゃうくらいマジうまです。
ゆきりーん、これでも良いよお~春のお土産(爆)
結局、最後は、食べ物の話
になっちゃいましたが(笑)
あ・・・何故に、「ケロロさん」と呼ぶのかと言うと・・・ちょっと笑えた話。
座布団発送前に、ケロロさんからメールがあって、お疲れモードの中、携帯から読んだので、
『1ケロになります?3ケロになりますか?』を
『えっ?1ケロ?ケロヨン?なんで、ここで蛙さんが登場???』と、しばらく気付かずで
その後、パソコン開いてちゃんと読んだら、『1個口』の事だわ~と 30分位、大爆笑
その事をメールしたら、「ケロロ軍曹より」と返信が来たので、ケロロさんになりました(爆)
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
中之島公園の猫ちゃん達は、寒くても人とかかわってご飯も貰えて、
遊んでも貰えて、雨風もしのげて・・・少しだけ幸せな方の野良ちゃんですが・・・
もっともっと過酷な生活をしている子たちも居るので、
来年も、生き物すべてに、優しい人で ありたいですね。
そして、可哀相なワンニャンの為に、何か自分達が、出来ることをして行きたいですね!
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡 ★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
そして・・・X'masには、虹の橋に行った愛する子たちが、帰って来る(
クリック)そうです
超ながーい記事を、ここまで、おつき合い、ありがとうございました<(_ _)>
★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡★彡
12月28日追記
この子たちの家族募集中です★宜しくお願いします★

12月28日追記
下の記事
にも、ご挨拶を書きました、みんな読んでにゃあ~