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朝日連載小説「池澤夏樹著・また会う日まで」天皇裕仁開戦の責任

2021年12月25日 | 憲法・防衛・平和・人権

朝日新聞朝刊の連載小説「池澤夏樹著・また会う日まで」は毎朝楽しみにしています。492号で、主人公が海軍戦史室の親友Mに「なぜ敗戦という事態に至ったのか説明してくれないか。個々の事件や戦闘はいい。ぜんたいを鳥瞰してみてくれ。」と言います。

この中でMは、「立憲君主制に則って陛下は国政に介入されない。御聖断は二・二六と終戦と、この二回だけだった。」と応えています。(Mは著者ではないかと考えています。)

天皇裕仁に開戦の責任があることは、多くの歴史研究者が述べています。

靖国神社・遊就館の展示室「大東亜戦争1」の「日米交渉」のパネルには、1941年9月8日の御前会議「帝国国策遂行要項決定」と、東條英機内閣「白紙還元の御錠」があり、天皇裕仁が開戦に大きく関わったことが述べられています。

「遊就館図録」74~75頁より

(了)

 

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