私の記憶帳

日々知り得た雑学や興味を持ったことを記録してある

感謝されるのは気恥ずかしいことだが幸せな気持ちになる。

2012年01月07日 01時16分13秒 | Weblog
まもなく65歳の誕生日を迎える。いよいよ後期高齢者の仲間入りだ。
 かってはどこに顔を出しても自分より年配の人ばかりだったのだが。真剣に仕事をしている人に自分にとって何でもないようなことをワンポイントでアドバイスするととても感謝してくれることが多いことにビックリしている。最初のうちは単なるお世辞だろうと思っていたが実際に取り入れて実行していることを知ると嬉しくなる。今まではいくらいいことを言っても実際にやらなければ意味がない。我々は評論家ではなくて実務家だからと思っていたのでアドバイスは評論家のすることと変わりないと思っていた。だからアドバイスをすることはあまり好きではなかった。今でもその思いは変わらないけれど聞かれた時は喜んで答えるべきだと思うようになった。それは年賀状の中に書かれていた具体的なたくさんのひとたちからの言葉に刺激されたからである。

職人さんは立派だ。

2012年01月06日 12時46分19秒 | Weblog
毎週二回、グランドホテルとホテルメトロポリタンで調理長おまかせのフルコースを頂いている。グランドホテルは米和さんと小野寺さん、ホテルメトロポリタンは狩野さんだ。盛岡では入手しずらい素材や定番の料理だけでなくオリジナルな創作をして作ってくれる。まさに食は文化なりの技をみせて頂いている。いくら良い腕を持っていても作らなければ力を発揮出来ない。そしてそれを楽しみ食べる人がいなければ食文化は育たない。職人技の向上に食べることを通じて貢献できることを幸せに思っている。食文化の世界の一旦で働いていた人間として地元のナンバーワンのホテルの調理長のお役にたちながら自分自身がその恩恵に浴することができることはとても嬉しいことだ。

年賀状

2012年01月06日 00時51分25秒 | Weblog
年賀状を出すのは止めたが貰うのは嬉しい。そして年賀状を貰うとつい返事を書きたくなるが今年もぐっとこらえた。現役中は人との繋がりを何よりも優先してきた積もりなので年賀状は2000枚程度は出した。老後はそれを真逆にして受け取る年賀状だけで楽しみたいと考えている。年賀状は自分だけではなく年々その数を減らしている。今年はついに36億枚迄落ち込んだらしい。昨年が45億枚だから9億枚もの落ち込みだ。年賀状は出すのは面倒だがもらったら嬉しいと思っているひとは案外と多い。販売員に過剰なノルマを与えて売らせるよりはあたりの年賀状交換の仕組みの中にもっと楽しい要素を入れるなど販売面の工夫を重ねればもっと需要は増えるとおもう。国民一人あたりわずか36枚しか活用されていないという事実は余りにも持ったいない。

リストラ

2012年01月05日 16時43分55秒 | Weblog
企業が存続するためにはやむを得ずリストラをする。何かおかしな気がしてならない。何故主語が企業なのだろか?確かにリストラをすることによって企業は数字的には良くなるのかも知れない。でも本当にそれでいいのだろうか?働いている人の給与をさげたり、退職させたりして誰が幸せになるのだろうか。企業は何のために存在するのだろうか?そこで働いている人たちの幸せを願って存続させることも必要条件であるべきだと思うのだ。仕事を通じて社会に貢献し社会に貢献することによって働きがいを感じる。そうでなければ企業は資本家を守るためにリストラをして存続することになってしまう。おかしな社会になっているような気がしてならない。



くせはなかなか治らないもの

2012年01月05日 01時29分25秒 | Weblog
年をとったら早寝早起きでいこうと決めていた。ところが10時頃に寝てしまうと2時か3時には目が覚めてしまう。それ以上に勿体なくて10時には寝られない。結局は2時、3時まで起きてしまう。眠かったら次の日にゆっくりと起きればいいと思っているから気楽だ。しかしやっぱり5時頃には目が覚めてしまう。習性はなかなか治らないものだ。

資本原理主義がすすめば

2012年01月05日 00時15分05秒 | Weblog
資本原理主義がすすめば人件費も経費の一部と考えられていまう。競争力に勝っていくためにもっとも楽な解決方法は人件費を経費と考えて削ることだ。人材の資質は経営の数字ではマイナスになる。安い人材を求める所以だ。原価、設備投資などなんでも安くするから多売をする大手にはかなわない。中小企業は商品を絞って高めのいいものを提供して品質とサービスとケアーで差別化するべきだ。高級なものは人気がある。

自分を大切にすると何をしていても楽しい。

2012年01月04日 08時29分21秒 | Weblog
幸せとは与えられた環境に満足することだ。ないものねだりをしたり高望みをしていると足ることを知らなくなる。向上心を持ち続けていくためには現状に満足をしてはいけないと言われるが満足を積み重ねていくから向上心も芽生えていくものだと思う。

仕事を通じて仕事以外のことで気持ちの会う人と付き合っていれば老後はハッピー

2012年01月04日 01時47分24秒 | Weblog
仕事を通じて知り合うだけの付き合いはほとんど老後には活かされない。仕事を通じて知り合うことはあくまでも知り合いになるためのきっかけに過ぎない。得することは出来なくてもためになる人やこの人のためなら無理してもやってあげたいと思って実際に権限のあるうちに尽くしてあげた人は長い付き合いができる。自分が得することや自分の都合を優先してばかりいると老後の付き合いは絶えてしまうだろう。ねばならないということが少なくなった老人は自由で楽しい。残念なことに暇をもて余している老人には魅力のない人が多い。老人は過去の情報だけでこれからの時代を迎えては駄目だ。人が感心を持っていることに興味を示さなくてもいいからどうして興味を持つ人が多いのか理解する必要はある。

黒澤監督の遺作

2012年01月04日 00時57分49秒 | Weblog
暮れにある人に誘われて黒澤明監督をコーディネートした赤坂にあるしゃぶしゃぶ屋黒澤という店に行った。黒澤監督が好んだ鹿児島産の黒豚と黒牛のしゃぶしゃぶを食べた。とても美味しくて特上を三人前づつ食べた後おじやも戴いたが全部綺麗に平らげた。黒澤監督が好きな人なら必ず行きたくなるような店だ。サービスの人たちの応対もいい。黒澤監督というと時代劇を思い出すが黒澤監督の50周年の記念作品で結果的には彼の遺作になったもういいかいという映画が急に見たくなったのでお正月を使ってゆっくりと見ることにした。先生を慕う生徒たち、先生の人間味あるれる生きざまに感動した。還暦や喜寿のお祝いで医者と坊主の教え子を両脇においてもういいかい、まあだだよといったユウモア溢れるタイトルや現実味をかかえながら何故か安心して見ていられる言葉のやりとりは先生と生徒の絆の深さを物語っていた。何か短い祝辞をやれと言われた35歳位の卒業生が先生万歳と言っただけでおしまいにしたら幹事がそれじゃあ短すぎるからやり直せと言ったらすかさ
ずばか野郎短いから祝辞(縮辞)なんだ長くしたら長辞(弔辞)になってしまう。と切り返すところなど身につまされる内容なのに何故か妙に納得してしまう。久しぶりに笑える映画だった。

余分なものを捨てる

2012年01月03日 12時32分33秒 | Weblog
ものが少なかった時代に余分なものを捨てる文化が隆盛した。茶道や華道、俳句などだ。いい句を作ろうと思って俳句を考えてもいい句はなかなか浮かばない。目に映るもの、思い描くものを全て捨てて最後に残ったものを五、七、五のたった17文字で表現するから自然で無欲で奥行きのあるものができる。古池や、蛙飛び込む、水のおと。一つ一つの言葉に何の目新しさも粉飾もないけれどこの句に出会っただけで何故か心が和む。生け花もそうだ。心にとめた花をそえてその美しさを助けない美しさを虚飾と考えて全て取り除くから究極の美が表現できる。そう思うと現在の社会では余分なものがあまりにも多すぎる。足りないことに喜びを感じるような気持ちを持てるようにしたいものだ。

好きな人が喜ぶ顔を見ていると幸せ

2012年01月02日 13時48分17秒 | Weblog
一人でいることは幸せなことだ。束縛されずに好きなことができるからだ。でも好きな人が喜ぶ顔を見るのも幸せなことだ。人の悪口を言ったり人に思いやりのない人とは会いたくない。今はそうしたわがままが通るからありがたい。

年賀状

2012年01月02日 00時20分06秒 | Weblog
三年ほど前から年賀状や暑中見舞は出さないことにしている。理由は単純で500枚以上に及ぶ年賀状を書くのは大変だからだ。老人になったら義理を欠くことも楽しい人生を送るには必要なことだ。今までは仕事に追われ、効率的なことばかり考えていたので生きていくうえで大切なことを中心にするようにした。メールや電話は貯まらない、すれ違った時の挨拶のようなものだと思っているので返信するが手紙は仕事をしていた時に十分過ぎるほど書いたので辞める。65年間でこれまで時間が取れなかったことがたくさんある。仕事はたくさんしてきたので今さら仕事をしないで済むことに感謝したい。

2012年1月1 日

2012年01月01日 01時50分09秒 | Weblog
水の中の石。いくら尖ったでこぼこな石でも流れの中に身を任せたらその石の角は取れて丸くなるだろう。流れる石と書いて流石とうらしいがはぐれ石が一つ位あっも面白い。よく考えれば当たり前のことなのに見過ごされてしまっていることのなかからお宝発見の旅にでることにした。

今日は12月2 9日後1ヶ月で待望の65 歳を迎える。

2011年12月29日 15時44分13秒 | Weblog
待望の65歳迄後1月になった。以前から50歳を越したら老後の生活を楽しみたいと思っていたがそれなりに慌ただしく希望通りいかなかった。しかしこれからは本物の老人だ。老人の特権を生かして大いに人生を楽しみたい。一番の楽しみは食事。週二回の洋食のお任せフルコースと週二回の本マグロの中トロの刺身は欠かせない。最近は量が食べられなくなったのが残念だが米和さん、小野寺さん、そして狩野さんのメニューは料理の種類もレパートリーも多くて毎回楽しみだ。次は読書だ。一度に五冊づつ併読することにしている。夢中になって読んでいるといつの間にか四時間位はあっという間に過ぎてしまう。今までこんなにゆったりと読書をしたことがなかったから嬉しい。テレビに向かって文句を言うのも面白い。あら捜しをするのは超一流かも知れないとほくそ笑んでいる。

どこか変だ

2011年12月26日 01時01分29秒 | Weblog
企業が生き残る為にグローバル化はさけて通れない課題だという。競争に勝つには原価を下げ人件費をコストだと考えて下げていく。血の滲むような努力をしてオーナーや経営のトップ層の評価を高めている。最早人件費は単なるコストになってしまう。これでは労働者は報われない企業で働く従業員が幸せになってはじめてミッションははたされるものだ。