日々想ヒ事生活

 旅が
やめられない!!
ムチャクチャで小心者なI'raの日々と、時々はなとの旅

犬連れヒッチハイク 熊野古道 本宮~川湯

2012-05-16 14:19:14 | 旅行
5月3日本宮到着!

晴れ!
あんまり天気良かったので、手洗い洗濯して駐車場の裏のフェンスに干した

本宮大社


八咫烏グッズがいっぱい
八咫ポストなるものもあって、ハガキを投函してみた


雨の中、わんちゃんと歩いてるの見ました~!
女性の方だったんですねー!
と、声をかけてくれた犬連れ夫婦が、偶然にも今夜行こうと思っていた川湯に宿をとっているとのことで
相乗りさせていただく

川を掘ったら温泉が出るところ!


トイレの一角で野宿していたら

夜遅くまで人が来て、その度はなが吠えてしまった

ごめんなさい

最終的には見物に来られて、私が寝袋から顔出さずにいると(はなも唸る程度になったので)

「バックパックはあるのに…?お留守番してるのね~」

なんて言われる始末

本当にごめんなさい

翌朝、川湯の露天風呂で朝風呂



昨日、乗せて来てくれた夫婦も偶然朝風呂しに来て、出発前に はなとクララを遊ばせることができた

犬連れヒッチハイク 熊野古道 吉野~大峰奥駈?!十津川村

2012-05-16 13:52:00 | 旅行
日々何があるかわからないのが旅である。
いや、人生そのものが何があるかわからないの連続だ。

予定は時として、根っこから覆させられる

熊野古道を歩くに当たって、少しでも重量を減らすために厳選して荷物を送り返した

それでもザックは20kg

仕方ない

はなのエサと二人分の水は携行しなくてはならないのだから

背に腹は変えられぬ

吉野の天気はピーカン

「一人、今日で5日出てこない」と遭難者の話を聞き
金峰神社の休憩所で野宿し、翌朝意気揚々と奥駈修験道に挑んだ

だ…

だー!

キツイ!!

アップダウンと急勾配

ザックが重いとこんなにもしんどいのか!

へなちょこあいらはハイキングの経験しかない

はなは平気でガンガン登っていく

あれ?

昼過ぎ、はなの姿が消えた

いつもなら見えなくなったら戻って来るのに

前からも後ろからも人はない

冷たい風が強く吹き付ける

叫んだ

「はなー!」
「こっちよ!戻っておいでー!」

叫びまくった
口笛も手打ちも

戻って来ない…

前なのか後ろなのか

少し行ったら休憩小屋

ザックをおいて戻ってみる

叫びに叫んだ

みるみる曇り空
風の音だけが吹き抜ける





30分

何事もなかったかのように、かけて戻って来たはな

心細さのあまり初めて泣いた

はなが居なくては、一人で山にも来れないのだと思った

日が暮れたら敵わない

ヘトヘトの体を無理矢理動かし次のピークを目指す

最後、数百mがキツイ
しかも、遂に雨が降りだした

半ば無理矢理ピーク到達

急いでレインスーツを着込み、ザックカバーをして下山

このあとは山上ヶ岳、女人禁制の山なので、どちらにしても下山しなければならない

1400mからの下りがガツガツ続く

突然の強烈な睡魔
視界が狂い朦朧としてきた

立ちながら何度も意識がぶっ飛ぶ

その度、はなが心配そうに近寄ってきてくれる

険しい下りを小一時間

遂に来たー!

女人結界門

ここからは女性は更に険しい下りを経て林道へ出て、洞川という温泉郷に降りる

もう暗くなった集落を彷徨い寝床を探しながら、奥駈をリタイアしようと思った

翌日、駐在所で、まだ遭難者が発見されてない話を聞いた

これからは完全にルート変更

ヒッチハイクで十津川村にある日本一の吊り橋
谷瀬の吊り橋へ


雨の中、最終の行ったバス停で野宿させてもらい、

翌日は20km位歩く

雨の日は下道のヒッチハイクは難しいからね

前日からずっと十津川村を通ってるわけだけど、去年の台風被害の爪痕が物凄い

山も谷も深い十津川村

こんな所によく建てたなって所に家が建ってる

小さな集落がポツポツと続く

そして集落ごと大雨で崩落してしまった話を幾つか聞いた

未だに行方不明者がいるのだと


雨の日、山に幾つも滝が出来ているのを見た

雨の多い山間の村

いつ崩れるかわからない旧道

至るところで行われる道路工事

見上げる程高い山
眩む程深い谷を流れる川



日本最大の村、十津川村

犬連れヒッチハイク 埼玉~山梨~静岡~三重

2012-05-14 21:05:18 | 旅行
はなは、本当に歳を取った

乗せていただいた車の中でとても大人しい

ヒッチハイクでは、とても助かるのだが、少しずつこうして老いていくのかと切なくもなる

君が元気なうちは、ずっと一緒に楽しもう


さて、地元(最早感覚では故郷ではないのだが)で大分ゆっくりした
久しぶりの家族
煙たがりながらも優しい弟たち

弟に近所のPAまで送ってもらい、夕方だがヒッチハイク

10分ほどして なんと、岐阜行きのトラックが停まってくれる

この後の予定が少し狂っていた

さてどこへ行こう?と思い、ヒッチハイク前に連絡しておいた、シェルパ斉藤さんのお宅を目指す
(直前連絡でごめんなさい!)

シェルパ斉藤さんは、旅人で作家の、あたしが犬連れヒッチハイクをするきっかけになった方

犬連れバックパッカーの著者で、他にも多種多様な旅本を出版されてる

以前、お互い旅中にばったりお会いしたのをきっかけに、いつか遊びに行こうと思っていた

こうしてまた知り合いを訪ねるのも、旅の楽しみ

活字から想像していたログハウス
庭には完成間近の縦穴式住居!!
そして、愛犬トッポとはなの初対面!



さっきまで大人しかったはなが、興奮しまくり
もちろん、あたしも興奮!

突然の訪問にも関わらず、暖かく迎えてくれ、おもてなしまでしてもらってしまった
本当にありがとうございます!

何より露天の五右衛門風呂!!
あたし薪風呂大好き!

翌日も忙しい中、これから行く熊野古道大峰奥駈の事を教えていただいたり、色んな話が聞けて、本当に心強くなった



しかも、奥さんの京子さんが買い出し序に送ってくれることに!

何から何までお世話になりっぱなし
ありがとうございました!
また遊びに来ます!

という事で続いて目指すは、静岡市

静岡市は面白い

というのを聞いたので、とりあえず行ってみたくなった

ここでも色々ミラクルが起こり、その日の内に市内入り!

ミラクル続きで、忙しくて会えないと言っていた、懐かしい友人と飲みに行くことができた

もう、しゃべりまくり

本当に嬉しいなぁ

また必ず!


浜岡原発、原子力館


愛知県渥美半島伊良湖からフェリーに乗り、鳥羽へ渡って友達を訪ねる事に

北海道でもやらかしたけど、最近のフェリー事情は厳しい

犬はケージか車内のみで、生身はダメ
デッキでおとなしくできる我が娘も例外なく

という訳で、フェリーに乗り込む車の列にインスピレーションで声をかける

はなを 乗り込もうとしている車の間をつれ回して、3台目でOKをもらった

荷物を後から担いで乗船券を買って(先に買っとけ!)ダッシュで乗り込む

はなはおとなしくしてくれていた


鳥羽では友達の所にカヤックプチツアーをお願いしておいた

日差しが強く気温も高い!
カヤック日和

はなとのカヤックは3回目
年々、水に飛び込まなくなってきたはな

カヤックの上ではくつろぎモード

楽しいのかつまらないのかわからないが
私は楽しい!


そんなこんなで
いよいよ熊野古道に行くわけです…

犬連れヒッチハイク 能登半島~富山、新潟、群馬~飯能

2012-04-20 03:27:58 | 旅行
体調回復してから、はなと金沢を回った

いい街だった

城下町らしい町並みが、至る所に残っていて、武家屋敷には今も人が住んでいたり

それから能登半島のてっぺんまで行き

棚田

輪島の足湯の所にあったペット湯

ぐるっと回って、富山の氷見に抜け、桜が見頃を迎えた高岡城で花見しながら就寝

ドッグパックをつけたはなは、どこへ行っても
「賢いね~」
と言われる

花見の出店で拾い食いに必死なだけですが(--;)

ホタルイカ三昧の滑川、友達オススメの埋没林を見に魚津
立山連峰が美しい

その日の内に、今旅初のトラックに乗せてもらい、上越市の名立へ

夕日が美しく、春の穏やかな日本海が雄大だった

最近、温泉や大きな広場のある道の駅が増えていて、はなと二人のテント泊にはもってこいのありがたい施設

散歩も出来るし、はなをお風呂の前で待たさずに、テントの中で休ませておけるからね

寒さと迷って、新潟を上がるのは諦めたが
桜の有名な高田城には行きたかったので寄り道

全く咲いていないが、平日にも関わらず、人と出店で賑わっていた

遠くの雪を湛えた山の稜線にときめきと、寒さへの覚悟を覚えた

その後、苦戦しつつも立て続けにいい人にベストな所まで送ってもらい、
関越道の越後川口SAに辿り着く

もう一面雪!

このSAでテント張ろうかなぁなんて計画も考えていたが、普段あるはずの芝生やスペースは全て、
除雪した雪に埋もれていた

高い所だと5mはある雪!

日が隠れたとたんにキュンと冷えてきた
高田城では汗をかいていたのに

日没まではヒッチハイクを続け、ギリギリ群馬入りする

ありがたやありがたや~

そしてはなとPAの夜桜の元でテントin


翌日、伊香保に行き、源泉掛け流しの朝風呂

至福~

その日の内に埼玉の弟宅に到着

暫しの休息でありんす

はなちゃん、おつかれ
ありがとう

犬連れヒッチ 金沢

2012-04-09 15:27:35 | 旅行
冷たい雨に打たれながら、ヒッチハイク

雨の日は、とにかくつかまらないし、しんどい


旅に出てから2週間

先週は月曜日に滋賀県の琵琶湖西側で、福井に戻って、敦賀に嵐の為2日滞在。
木曜日から金沢に来た。

その時からおかしかった

木曜日、敦賀の朝は雨だった

高速に乗るまでに二時間もかかったが、その後は順調に乗り継ぎ、4台で金沢駅着!

心優しい方に恵まれてる

しかも今回の旅では初めての高速ヒッチ

やっぱり速いなぁ

そして近江市場で


こんなことしながら


悩みに悩んで購入した


大盛りイクラと大ライス


満足感と満腹感でウハウハ

してたのは半日だけ

この後、エライことになる

金沢の友人と合流してご飯を食べに行き

日付が変わってから、公園にテントを張る

寒い

でも、こないだの寒波の時よりましな気がした

就寝から一時間後

寒くて目が覚める

只の寒さじゃない、体が硬直しガタガタと震えている

寝袋の中で暴れるも、全く効果なし

吐き気と便意からトイレに向かうも吐けず

体のあちこちが痛い
間違いない、熱がある

金沢に着いた時から、何となく関節が痛かったのを思い出した

とにかく
死ぬかと思った

国内の旅で初めて、帰ろうか考えた

救急車呼ぶか、誰かに連絡するかなんて考えながら

頭から毛布を被って、公園内を徘徊(寒いから)

もう、完全に浮浪者


インナーもレイヤーもアウターもめちゃくちゃに着て
パンツ二枚履きに
上下レインスーツを着て

寝袋ん中にはNASAシートと放置されてた毛布を突っ込んで
もう一度寝た

汗だくで起きた

熱は下がりきっていないようだったが、服を仕入れようと昼過ぎから町に出る

微熱な感じが続く

結局、古着屋で815円で薄手の上着と太めのパンツを購入

日が落ちると一気に寒くなる

はなをテントに待たせ、風呂屋で体をあっためて来ることに

夜は雪の予報だったので、友達に無理言って泊めさせてもらうことに

微熱はあるが、人と喋ってると元気になるなぁ

なんて思っていたのはこの晩だけ

翌日、熱が上がった

ふらつきながら
友達のお母さんが作ってくれたお粥を頬張るのも束の間

イクラの逆襲が始まったのである(恐らくイクラが原因だと)

まるで蛇口を勢いよくひねっ…(これ以降、一部汚い話になるため自粛します)

翌日、病院行くと、やはりウイルス性腸炎

東洋医学のお医者さんが、休日当番医で良かった

漢方薬が処方された
(西洋薬嫌い)

しかし、直ぐに治るはずもなく…
今回、胃は比較的無事だったので食欲がある

カツ丼くいてー!

はなは友達に、山に川に海に連れてってもらったようだ
ありがとう


寒さにやられたのもあると思う

新潟は滞在せずにやめとこうかなと考えている

とにかく、今は、体を治すことを考えなきゃね