顔回の一期一会

時の徒然なるままに

乞功奠

2013-07-07 22:53:55 | 七夕祭

北国でも、暑い日が続いています。

今日7月7日は、乞功奠(女子が織姫星に、芸事、機織りが

上手になるようにとお祈りをする日)七夕様の日です。

北国では、1カ月遅れの8月7日に、お願い事を短冊にかいて、笹竹に下げておきます。

お茶室では、7月7日に趣向を凝らして、楽しみます。

 

 

床の間に飾られた、短冊です。

それぞれの、思いを短歌で書き綴りました。

芸事、習い事も上達しますようにと、お花入れも竹の笛が床柱にあります。

 

 

シマアシ、蝦夷額紫陽花、春咲秀明菊がお水に繋げてあります。

お菓子も、今日に因み、銘を天の川と付けました。

 

 

古の人達は、季節を愛でて、その時その時を大切に過ごしていたのでしょう。

現代に忘れがちな、優しい心遣い、優雅な一時を思い起こさせてくれます。

一足お先に、お茶室では七夕を楽しみましたが、

8月7日には、沢山の大人も、子供も短冊にお願い事を書いて、

一時を楽しめたら嬉しいですね。

子供の頃は、各家庭を提灯を下げて、ローソク、おやつを貰いながら

歩いたものです。懐かしく、楽しい思い出でした。