■ 白老アイヌ民族博物館でサケの薫製「サッチェプ」販売
【2009年4月11日(土)朝刊】
白老町若草町のアイヌ民族博物館はこのほど、ポロト湖畔で寒干しにし、かやぶきの家(チセ)の中でじっくりいぶしたサケの薫製「サッチェプ」の販売を始めた。
ポロトの味覚として全国にファンを持つ珍味。昨年秋に白老沖で捕れたサケ3,500本はまず、内臓を取り出して塩をまぶし水洗いし、3月中旬まで寒干しした。その後チセ内につるし、絶えることなく燃えるいろりの煙であめ色になるまでいぶす。
同博物館の吉田賢管理係長によると、昨年中に予約が約50件入った。毎年買い求めるファンや本州向け贈答用にまとめ買いする人が多いという。「手間と時間をじっくりかけた」薫製は一見堅そうだが、しっとりとした食感。
1本ままの姿造りが4,500円、1袋500円。例年8月ごろ完売するという。同博物館内で販売しているほか、通信販売も可能。問い合わせは同博物館、電話0144-82局3914番へ。
(富士雄志)
【写真=いろりの煙でいぶされるサケ。このほど販売が始まり、例年8月までに完売する】
【2009年4月11日(土)朝刊】
白老町若草町のアイヌ民族博物館はこのほど、ポロト湖畔で寒干しにし、かやぶきの家(チセ)の中でじっくりいぶしたサケの薫製「サッチェプ」の販売を始めた。
ポロトの味覚として全国にファンを持つ珍味。昨年秋に白老沖で捕れたサケ3,500本はまず、内臓を取り出して塩をまぶし水洗いし、3月中旬まで寒干しした。その後チセ内につるし、絶えることなく燃えるいろりの煙であめ色になるまでいぶす。
同博物館の吉田賢管理係長によると、昨年中に予約が約50件入った。毎年買い求めるファンや本州向け贈答用にまとめ買いする人が多いという。「手間と時間をじっくりかけた」薫製は一見堅そうだが、しっとりとした食感。
1本ままの姿造りが4,500円、1袋500円。例年8月ごろ完売するという。同博物館内で販売しているほか、通信販売も可能。問い合わせは同博物館、電話0144-82局3914番へ。
(富士雄志)
【写真=いろりの煙でいぶされるサケ。このほど販売が始まり、例年8月までに完売する】
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