■ 白老・虎杖浜の「ふる川」宿泊者向けにかんじき用意(室蘭民報)

■ 白老・虎杖浜の「ふる川」宿泊者向けにかんじき用意
【2013年1月24日（木）朝刊】

　白老町虎杖浜の温泉ホテル「海の別邸　ふる川」（沢崎隆亮支配人）が、宿泊客に近くの遊歩道を散策してもらう際に履いてもらう、雪の上を歩くための民具・かんじきをこのほど用意した。



　「かんじきで絶景ウオーキングを楽しみませんか」とかんじきの利用を呼び掛ける案内文がホールに掲示されている。木製のかんじきは地元の観光協会や住民から９足借りることができた。

　同施設近くに徒歩で約１時間かかる遊歩道があり、そこを宿泊客がかんじきを履き、雪を踏みしめて「絶景ウオーキング」を楽しんでもらおうという試み。案内文は「アイヌの歴史を今に伝えるアヨロ海岸を一望するビューポイントを目指してゆっくり進みましょう」とも呼び掛ける。

　副支配人の古川洋平さんは「冬の寒い時期だからこそ、ぜひ白老の寒さを感じながら、アイヌ文化に触れ、自然を感じていただきたい」と話す。
（富士雄志）

【写真＝宿泊者向けに用意したかんじきを手にする古川副支配人】

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/01/24/20130124m_08.html