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松前藩物語:藩史を漫画に 町が出版(毎日新聞)

2010-10-27 22:44:00 | イベント情報・書評
松前藩物語:藩史を漫画に 町が出版


松前町が発行した漫画本「松前藩物語」
 松前町は子供たちに松前藩の歴史や文化を親しんでもらおうと、漫画本「松前藩物語」を発行した。地元の女子中生がタイムスリップして松前藩家老で画家の蠣崎波響と出会う。2人が案内人となり、15世紀に安東政季らが蝦夷地に渡った時代から1871(明治4)年、廃藩置県によって藩が消滅するまでを旅する物語だ。

 漫画本は白黒で四六判375ページ。町教委の専門家らの協力で原作を仕上げ、東京の女性漫画家、竹村いずみさんが作画した。

 全5章からなり、アイヌ民族との交流や争い、交易で栄える藩の様子や波響の名画「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」が描かれた経緯などが分かる。最終章の幕末では落城を伝え「新しい時代」を松前の若者に託して終わる。

 町は、町内の小5~高3の549人と教職員などに計2000部を配布した。11月からは松前観光協会で1部1000円で販売する。問い合わせは観光協会(0139・42・2726)。

【近藤卓資】

毎日新聞 2010年10月27日 22時44分(最終更新 10月27日 22時50分


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