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「ゲイなら公言して」、NZラグビー代表に呼び掛け 同性愛擁護者ら(AFPBB News)

2013-01-07 14:11:00 | 先住民族関連
「ゲイなら公言して」、NZラグビー代表に呼び掛け 同性愛擁護者ら
2013年01月07日 14:11 発信地:ウェリントン/ニュージーランド

英スコットランド・エディンバラ(Edinburgh)のマレーフィールド(Murrayfield)スタジアムで行われたスコットランド代表との試合前、士気を高める先住民族マオリの儀式、「ハカ」を行うオールブラックスの選手たち(2012年11月11日撮影)。(c)AFP/IAN MACNICOL

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【1月7日 AFP】ニュージーランドで、ラグビー代表チーム、オールブラックス(All Blacks)の選手たちに対し、ゲイならばその事実を公にしロールモデル(模範となる存在)として偏見と闘ってほしいと同性愛者の権利擁護者たちが呼び掛けている。

 同性愛者であることを公言しているニュージーランドのTV司会者、スティーブ・グレイ(Steve Gray)氏は6日、地元紙サンデー・スタータイムズ(Sunday Star-Times)にオールブラックスにはゲイの選手が複数いると述べ、今こそ堂々とゲイであることを告白すべきだと語った。また、名前は明らかにしなかったものの、選手の1人と肉体関係を持ったことも認めた。

■「ゲイでもプレイには影響ない」

 しかし、ラグビーが熱い国民的スポーツであるこの国で、ゲイだと公言した代表選手はこれまで1人もいない。

 この問題について、ニュージーランドの同性愛者権利団体、レインボー・ウェリントン(Rainbow Wellington)のトニー・シンプソン(Tony Simpson)会長は、オールブラックスの誰かがゲイだと告白しても、国民の大半は「だからといってラグビーのプレイに影響するわけではない」と、その選手を支持し続けるはずだと語った。またシンプソン会長は「どうしても同性愛者への差別感情と折り合いをつけられず、(ゲイを告白した選手に)反感を持つ人もいるかもしれない」としながらも、「すでに多くの国民はそうした感情を克服している」と自信を示した。

 さらに、かつてオールブラックスのセンターとして活躍した元選手のクレイグ・イネス(Craig Innes)氏も「ラグビー界に尊敬できるロールモデルがいることは、ゲイの若者たちにとっても良いことだ」と述べ、選手たちに告白を呼びかけている。「(ゲイだと公言することは)非常に大きな勇気がなければできないことだ。でもラグビー史上最強で最高の選手だった(オーストラリアの)イアン・ロバーツ(Ian Roberts)はどうだったかい?彼は数年前にゲイだと告白したが、誰も顔色ひとつ変えなかった」

 ラグビー豪代表チームのメンバーだったロバーツ氏は、1995年にゲイであることをカミングアウトしている。

■イギリスのサッカー界でも

 一方、グレイ氏のコメントに先立ち、イギリスではゲイ雑誌「Attitude」の表紙にサッカー、イングランド・プレミアリーグのマシュー・ジャービス(Matthew Jarvis)選手が起用された。ジャービス選手は既婚者で同性愛者ではないが、「ゲイのサッカー選手たちが安心してゲイだと告白できてもいい時期だ。サッカー界も支援するだろう」と語っている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2919297/10060546?ctm_campaign=txt_topics


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