◆伝統芸能で南北住民交流/アイヌのユーモラスな踊りも/名護市幸喜区

<2006年5月30日>　朝刊　1版　市町村18面(火曜日)　カラー
自社　写有　カラー

　【名護】「第二回アイヌ民族と交流の夕べ」(協賛・アイヌ民族と連帯する沖縄の会、ティダの会)が、このほど名護市幸喜区公民館で開かれ、アイヌ文化資料保存館の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさんが、区民らと交流した。

　川村さんはアイヌ民族の受難の歴史を説明し、アイヌの民族衣装姿で弓矢を使った踊りや、バッタの跳び回る様子を表現した踊りなど伝統芸能を披露した。川村さんらが、ユーモラスな振り付けで舞台を動き回ると、会場から大きな拍手がわいた。


　交流会では、金城繁さんの民謡ショーや、まよなかしんやさんによるライブも開かれた。最後は金城さんの三線の音に合わせ、区民も一緒になってカチャーシーを踊り交流を深めた。

(写図説明)バッタの跳び回る踊りを熱演する川村さん(左)ら=名護市幸喜区公民館

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