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lela:対人恐怖症の歌姫「裸の月」でデビュー 「光を照らす太陽になりたい」(毎日新聞)

2009-10-09 00:00:00 | その他のニュース
lela:対人恐怖症の歌姫「裸の月」でデビュー 「光を照らす太陽になりたい」

7日にアルバム「裸の月」でデビューしたlelaさん 

シンガー・ソングライターのlela(レラ)さんがアルバム「裸の月」で7日、デビューした。極度の対人恐怖症で家族以外とは言葉を交わすことができないが、独特の節を持った透明感のある歌声はデビュー前から話題となり、9月16~30日の「USEN総合インディーズチャート」で3週間連続1位を記録。楽曲は「FM北海道」でパワープレーに選ばれ、音楽番組「音龍門(おんりゅうもん)」(日本テレビ系)で3回にわたって特集が組まれるなど早くも注目を集めている。

 北海道の出身で、アイヌ語で「風」を意味する名でデビューしたlelaさんは、小学生時代から対人恐怖症で、笑顔がうそに見え、誰ともつながることができないという。lelaさんにとって、歌うことは自分自身が唯一ぬくもりを感じる場所といい、心の叫びをつづった歌は500曲にも上る。「すべてにぬくもりを与え、光を照らす太陽になりたい」と同じ境遇の人々にとっての光のような存在になりたいと願っている。

 所属する「ヴィレッジ ミュージック」の齋藤慶さんは「自己嫌悪を極め、命を削って放つ。それは圧倒的なもの。これまで感じたことのない、静謐(せいひつ)な優しさと喜びを感じさせてくれます。時として自分の傷口に塩をすり込むような場合もありますし、聴いていると悔しくなったり、向き合いたくないつらさにも直面します。自覚する覚悟と度胸の分、次に踏み出す歩幅も明るく、大きくなると思います」とlelaさんを評している。アルバムは、タイトル曲など8曲入り2200円。【西村綾乃】

2009年10月9日





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