アートインナガハマ★スタッフのブログ

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滋賀夕刊記者の取材を通して★

2013-01-08 11:01:22 | 一居孝明・弘美展

皆さま、こんにちは。

昨日、近江毎夕新聞記者のかたが取材にいらっしゃいました。

本日は、同じく地元紙の滋賀夕刊新聞記者のかたが、取材に

来て下さいました。

作家の一居さんは、本日も在廊されており、ナイスタイミング

今後は、週末のみの在廊予定となりますので、一居さんとお話したい方は

週末のお出かけをご案内申し上げます

さて、昨日同様、取材の様子を間近で拝見しておりましたので

今後観覧にいらっしゃるお客様が、一居さんの絵を観る参考になれば

という願いも込めて、対談の一部をご紹介いたします。

余談ですが、この記者さんは、10年ほど前から一居さんと面識が

おありのようで、和やかな対談となりました

記者:最近はほとんどタンポポの綿毛を題材にされていますね。

以前は、色々な草木を描かれていらして、配色も豊かだったと

記憶していますが、今回のように、色を限定していくきっかけは何かありましたか?

一居:まず、植物を描く中で、じーっと観察していると、じつに植物たちの

神秘性(人の知恵では計り知れない不思議)を感じ、まず、これらを忠実に

再現する(描き切る)ところから出発しました。それが第1段階で、次に

第2段階に入り、自然の神秘を描写するだけでなく、その中に自分を

表現したい!という想いに駆られ、一作・一作仕上げる度に、次はこうしよう!

次は・・・と試行錯誤しながら、色を絞っていくようになりました。

記者:それは、観る人を意識して!ですか?

一居:人の目を意識してではありません。私の描くものは、自然が対象ですが

ただ形を描いているという意識ではなく、その自然の中の目に見えないもの

あえて言うなら その場の気配を描きたいという想いがあります。

記者:気配とは、もう少し具体的に説明すると?

一居:動物には動きや臭い・声といった動的な要素があります。

植物は、そこに存在しているのですが そのような主張が弱い。

まるで空気のように。しかし、じーっと観察していると、儚げにも

彼らがここにいて、確かに次の代へ命をつないでいく過程を感じるのです。

彼らが確かにここにいる「存在の気配」を表すための手段を

試行錯誤していくうち、色を無くしていった!という感じです(笑)

 

だいたいこのような内容だったと思います。

最期に写真を数枚 お撮りになり終了となりました

長浜での開催は、2007年以来という 「一居弘美展」

ぜひ、ご覧くださいますようご案内申し上げます

会期:平成25年1月6日(日) ~ 1月20日(日)

時間:午前10時 ~ 午後5時(最終日は午後4時)

場所:長浜商店街ゆう壱番街通りみのや茶舗前

TEL:0749-65-0393

 

 

 

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