皆さま、こんにちは。
今週末12月3日(日)より2週間、当ギャラリーにて
年内最後の企画展『一居孝明展』を開催します。
その前に、アートインナガハマ2023の作家アンケート結果と
その考察を記録したいと思います。
昨年より出展作家の皆さんにQRコードにてアンケートをお願いする形式に
いたしました。
それまで、商店街スタッフにお願いしてアンケート用紙を回収する
形式の時は80%後半の高い回収率でしたが、
QRコードで任意のお願いにした昨年は65%、そして今年は55%の
作家さんが回答を寄せてくださいました。
以下、アンケート結果です。
Q1)スタッフの対応について
良かった77%・まぁ良かった11%・普通12%
(対応悪いという意見はありませんでした)
具体的にお店の名前を挙げて、
スタッフの対応に感謝のコメントを下さった場合は
その通りの責任者だけでなく
名前の挙がったお店にもアンケート結果をお渡しして
皆さんのお声を届けてまいりました。
Q2)売り上げについて
こちらについて、2通りの質問をしました。
1つは売上総額は予想通りか・否か?
もう一つは売上総額はいくらでしたか?
(0~2万円~10万円以上まで段階に分けて伺いました)
結果は「予想より上」31%・「予想通り」40%・「予想より下」29%
昨年同様、興味深いことですが、売上げ10万円を超えている人で
「予想より下」と答えた人が4名「予想通り」と答えた人が13名いたのに対し
4~6万円で「予想より上」と答えた人が3名、
6~8万円で「予想より上」と答えた人が3名いる点。
扱うものに差があるので一概には言えませんが売上げの捉え方は
人それぞれだと感じます。
通りごとのブース数の差、また通りごとの回答数の差がある点を考慮しても
10万円を超える売上げの人は大手門58%・ゆう壱番街48%に比べ
北国街道33%・博物館&きいな16%・体験&飲食0%と出展場所による差は
明らかにあることを考えさせられ、来年以降のブース配置の時、
今までの決め方で良いか考える時期ではないか?とアンケート集計者として
考えさせられます。
Q4)出展場所・スペースについて
良かった54%・まぁ良かった25%・あまり良くなかった11%・悪かった4%
「あまり良くなかった・悪かった」の約7割がきいなパーク、豊国神社の作家さん。
また、ゆう壱番街の作家さんで「きいなパークは飲食やワークショップなど
別形態のエリアにすべき」というコメントをくださった方もいました。
目に留まった意見では「出展者同士話しをしていると、ブースの場所に
とても不平等感を感じる」あるいは「初めて大手門通りに出展したが
他のエリアに比べお客様の数にびっくりした」という意見。
この意見を書かれた作家さんは、全体を通したご意見欄にて次のことを書かれています。
『大手門では各イベントの案内放送でお客様の会話が聞こえないことが多かったので
少々音量が大きいかなぁと思いましたが、他のエリアとの都合を考えると、
アーケード内なので仕方がないのかなぁとも思いました』
この意見、とても重要だと思っています。
色々な場所での出展がある作家さんの方が、多少の不満に寛容なのではないか!
と思うのです。
アートインナガハマに長く出展されている作家さんと商店街スタッフとの
交流も大事でしょうが、回数を重ねる出展者さんに対する考え方を
見直す必要があるとも考えます。(あくまで一個人の意見です)
最後に全体を通したご意見として
★意外と毎年やっているのを知らないお客様がいるので宣伝をもう少しお願いしたい。
(頑張ります😅)
★荷物の発送を自分で佐川急便を呼んで何の問題もなくできました!
(今年から、荷物の発送を作家さん任せにしたので気になっていましたが
報告ありがとうございました💛)
★HPへの内容掲載(作家出展場所等)をもう少し早くしてほしい
(こちら大いに反省しています)
★「お助け隊」助かりました!というご意見を多数いただきました。
(長浜信用金庫・お助け隊の皆さんにご意見をお届けしました)
★10月最初の土・日曜日開催を守ってほしい
(長浜市・滋賀県の主要イベントが重なると守れないこともあるそうです)
★きいなパークの使い方を考えてほしい
昨年のアンケートで「湖のスコーレのビアフェス」に関する厳しいご指摘をいただき
湖のスコーレさんも提供体制を見直して下さいました。
また、ポスターに関するご意見も今年のポスターに反映するなど
ご意見はアートインナガハマの運営に大いに役立っておりますので
今後とも、どうぞご協力をお願い申し上げます。