皆さま、こんにちは。
いよいよ今週末からゴールデンウィークに突入です。
今年は大型連休にはなりませんでしたが、土日を入れて5連休。
もう計画はお済でしょうか?
さて、先週末4月25日。ちょうど10年前のこの日、あの事故が
起きました。
「JR福知山脱線事故」
先週はTV・新聞等でも、このニュースをずい分取り上げていました。
夫がJR西日本社員の一員として働いている関係で、我が家にとっても
この事故は大変衝撃的な事故で、生涯忘れることはできません。
この10年間、ご遺族の方々・負傷された方々またそのご家族とは
比べ物になりませんが、JR西日本の社員一同、そしてその家族にとっても
別の苦悩が続いた10年間でした。
事故原因については、マスコミ等で詳しく伝えられており、ここで列挙は
しませんが、私が10年目の4月25日に体験した2つの出来事だけ
記録のために残しておきたいと思います。
まずは、4月25日付の毎日新聞にて、瀕死の重傷を負った
「鈴木順子さん」の特集記事を読んだこと。
鈴木順子さんは、多分生存者の中で最も重症の類に入る被害者のかたで
折につけ取材を受けてこられた被害者のお一人です。
その順子さんが、この10年間を振り返ってご自分の思いを語っていらっしゃる。
そしてご家族の方々も、事故の前からの自分たち家族の関係、そして
その関係がどのように変化していったかについて、隠さず語っていらっしゃる
という記事です。
事故を起こした会社の社員の家族という立場から、いろいろ語ることは
控えますが、その一字一句がとても重く心に残りました。
そして、二つ目は、その夜の出来事。
約5ヵ月ぶりに土曜夜のバドミントンサークルに出かけました。
今まで娘の受験や父のことで、とてもバドミントン!という気になれませんでしたが
ようやく体を動かそう!という気力が湧いてきて、久々に気持ちの良い汗を流しました。
3月後半より、週末土・日を長浜で塾バイトに充てるようになった娘を、車で送迎していましたが
土・日は21:30頃の迎えが定着していて、その日も勝手に21:30頃だろうと
思い込んで体育館を21:10頃出ました。そこから娘のバイト先へ車で15分。
と思っていたところへ、娘から電話が。
「バイトが早く終わったから迎えに来て!」とのこと。
なんと、この日に限って・・・ビックリして気持ちが慌てていました。
体育館を出るとき、後輪を縁石に乗り上げてしまい、下りるときに縁石が
タイヤ横を擦ったようで、その時ホイルが少し曲がりました。
ホイルが曲がったことでタイヤとホイルの間に溝ができ、
一気にタイヤの空気が漏れて、いわゆるパンク・・・涙
これは、昨日ディーラーさんにタイヤ交換をしていただくときに受けた説明
ですが、一昨日夜の段階では、車体に擦り傷もなく、タイヤも見た目的には
変わりなく、ただタイヤから「シューッ」っという空気の漏れた音だけがして
何がどうなったんだろう???と、とても不安になりました。
サークル仲間にも心配していただき、「とりあえずまだ動くうちに
ひとまず家まで帰りなさい」と助言いただき、びくびくしながらなんとか
家まで運転して帰りました。
(娘には電話で事情を説明し、歩いて帰ってきてもらいました)
この一件、普段何気なく行っている行為について、気持ちが慌てたり落ち込んだり
(あるいは、ひょっとするとワクワクしすぎたりしても?)することで、
如何にその行為に影響しているか?考えさせられる一件となりました。
まさにヒヤリ・ハットです。今回はタイヤ交換だけで済み、その他 車体等も
何ともなく、もちろん事故にもつながらなかったことは幸いしましたが、
何気ない日常の中に、実は いつも危険がはらんでいる!!!ということを
私に知らせてくれました。
悲しいことに、人は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」生き物。
こんな出来事があった!ということを、なるべく記憶に留めておくためにも、
ブログにアップいたしました。