皆さま こんにちは。8月13日にブログを更新してから2週間。
前回、出展者の合格通知の件で『合格通知後2週間以内に出展料を納めてくださいね』
というご案内のブログを更新しました。
出展料の支払い期限は8月20日(金)。
その間にも、関東でのコロナ感染者数の増加が止まらず心配な状況は続いていましたが
とりあえず、運営委員会としては開催の方向で準備を進めてきました。
8月20日(金)夜にプロデューサー会議を開催した時(この時点で滋賀県に
『まん延防止等重点措置』が適用されている状態でしたが)
現状では開催の方向で準備を進めていき、『まん防』解除の9月12日以降の状態を見て
最終決断ということで会議を閉めました。
8月23日(月)には、合格決定の方(出展料を納めてくださった方)のブースを
各通りの担当者に割り振っていただき、ブース決定通知を発送する準備を整えつつ
同じく、8月23日に9月1日号の市・広報にアートインナガハマ告知ポスターを発送して
いただくため450余りの自治体へポスター巻きに市役所へ出かけていきました。
そこから一週間も経たない間に、8月27日(金)滋賀県に緊急事態宣言が発令されました。
その一日前 8月26日(木)に急きょ運営委員会幹部が集まって開催可否についての
話し合いを行いました。
9月12日までの『緊急事態宣言』の発令で、コロナ感染者数がいつ頃から
減少傾向になるのか、滋賀県はもちろん、作家の方々は東は東京都、西は広島県と
広範囲からお越しくださることも考え、更には来場者がどのくらいお越しくださるか?等
クラスターを発生させる状況があるか否か、運営委員会として責任をもって
皆さまに安心して『お越しください』と言える状態を保証できるのか?
そこが大きな議論点でした。
結論として、アートインナガハマ2021のアートマーケットの開催中止、
またAIN企画の方でも県外作家のパフォーマンスの中止を決定しました。
この決断に対して、温かいお言葉をかけて下さった作家さんもいらっしゃいました。
しかし、中止の場合『出展料半額返金』という点につき「詐欺まがいである」
「ぼったくり」といった内容の批判メールもいただきました。
出展料支払い期限8/20から一週間後8/27に中止の決定をしているので
そのような憤りを感じる作家さんがいらっしゃることも理解できます。
しかし既に作ったポスター、DMには開催日時(10/2・3開催)が入り、
もう使うことはできませんし、ここまで準備してきた運営事務費等、
作家の皆様があまり意識していないところで、運営費用はかかっているのです。
その点は、ぜひご理解をいただきたいと思います。
せめて、アートインナガハマホームページで来年開催までの一年間
出展作家の紹介ページを作成し、ネットで見ていただく工夫をしていきます。
出展料の半額返金作業や出展作家紹介ページの作成など、初めて行うことばかりで
いつも以上に時間がかかりますが、アートインナガハマ運営委員会として
誠意をもって取り組んでいく所存です。
オリンピックの開催決断でさえ、賛否両論あり国民の意見がまとまることはないので
アートインナガハマの決断に賛否のご意見があることは仕方ありません。
返す返す様々なイベント運営のスタッフの決断の難しさを感じる週末となりました。