2024年コロナ禍明けた。2020年の事業計画。稼ぐビジネスモデルになってない。単なるお遊び計画。お遊び計画としては秀逸。
2020年 計画
【事業概要】
- 受験のためじゃない塾
2014年に個人教育家として起業。2015 年から主に名古屋市内で活動し、現在に至る。愛知県江南市内に住居を構えて、『受験のためじゃない教育』をモットーに教育支援業を営んでいる。
- ネット青空教室
若い塾生が持つスマートフォンのカメラを通じて自然を観察した様子をオンラインでの教育に活かすネット青空教室が、今回の取り組みである。
- 教育指導歴
名古屋市内の専門学校で自動車整備を学ぶ学生に向けて、ガソリンなど化学薬品や防火知識を中心とした危険物取扱者講座の非常勤の講師として活動している。加えて、江南市及びその周辺で個人指導型マンツーマンタイプ塾の講師、家庭教師等を行ったきた。
- 自然観察と化学を基礎にした指導内容
指導内容は、環境に関する化学、水や健康に関する化学、専門学校生向けの危険物取扱者試験対策、場合分けの数学と論理学、小中学生への学習支援、受験対策など多岐に渡っている。それらは、自然観察と化学知識のバックボーンで繋がっている。
- 地域の教育機関や教育支援業との繋がり
名古屋市が行っている『なごや環境大学』の中で手作り石鹸と環境と健康に関するセミナーは人気があり、感謝状を受けている。
愛知県立名古屋ろう学校での学校事務を担当した経験もあり、愛知県の教育委員会だけでなく障害福祉課にも繋がりがある。
- 製造業、浄水場の研究所、自動車税公務、通信会社を経験
塾長は、幅広い職業経験があり、従来の教育と実業での知識を統合した新しい教育を目指している。
- 総合的な理科の視点
植物、微生物、排泄物、ろ過フィルター、ミネラル、洗剤、油、燃焼、排ガス、異臭ガス、肥料、栄養素、肉と魚、加熱、料理といった生活の周りのモノを理科の総合的な視点から見る指導をしている。自然観察に留まらず化学製品や電機製品への観察力を付ける事ができる。
- 複数のマンツーマン塾講師を担当
個人指導型のマンツーマン塾での指導は、特に学習困難者向けに定評があり塾生や管理者等からの信頼が厚かった。
- オンライン塾を知り尽くす
オンラインでの個人学習を支援する塾では、3ヶ月に渡る研修を通じて、オンライン学習の教師、塾生、通信機器、通信システムの課題について研究してきた。
- オンラインと自然観察知育
自然観察は理科教育の基本だが、従来は教科書や動画を視聴する教室内の指導に留まっていた。
一方で、自然観察教室の効果は大きく学生からも保護者からも強く期待されている。
この自然観察をオンライン塾として行うのが、今回の取り組みである。
- 木陽塾のネット青空教室
当塾の強みは、
1 個人指導塾、専門学校講師、環境セミナーでの幅広い教育経験がある
2 愛知県内の学校、教育委員会及び学習支援塾との良好な関係がある
3 大学院でエレクトロニクス向け化学を専攻した工学修士が自然観察と環境化学の視点から指導する
4 製造業を中心とした現場での知識と自然観察の学習を統合した指導に活かしていくこと
という4点に代表される。
(市場動向)
- 自然豊かな立地
当塾の主拠点は愛知県江南市にあり、自然豊かなベットタウンにある小中学校の他に、名古屋市内から通う滝学園という進学校もある。
名古屋駅へのアクセスも良く、地元の豊かな自然を利用して幅広い教育対象者へのアプローチがしやすい位置にある。
- 学び方を学びたい
当塾を利用する塾生は、
勉強の仕方を学びたい、
製造現場での必要な知識を学びたい、
受験対策や国家試験対策をしたい、
というニーズがあり、実際に顧客からも言われたことがある。
- 家庭内での学習する環境の指導
塾生の家庭に赴き家庭内での学習をする場面では学習部屋の環境、学習机の周り、学習用の情報機器、問題集を活用する方法、学習の姿勢や心構えなどを総合的に指導する機会があり、好評を得ている。
【経営方針】
今年に入って蔓延している新型コロナウイルス感染症の影響で、売上が激減しており、このままでは事業継続が困難になる可能性がある。
- コロナが青空の下での教育を後押ししている
自宅または屋外で学習したいお客様もいるため、今回自宅や屋外でオンライン教育を受けられる新教材を開発し、自社サイトで宣伝広告を行い、外部企業との共同販売で売上アップを図る。
- 一般的なオンライン塾とは違う
コロナ禍で注目されているオンライン塾での研修を受けて、オンライン教育の課題と対策を考えた。その結果、カメラの効果的な使い方がオンライン教育のカギになると考えた。カメラは表情や問題文や回答を写す以外に多様な使い方があり、それに合わせた指導が必要である。オンラインでは、個別的な声掛けと画像を生徒間で共有する事で学び合う仮想の教室が作れる。
- 野外活動は3密を避けやすい
上記のような状況を踏まえ新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越え、事業継続を図るための新たな対策としてネット青空教室のPRを打つ事で必要である。
【塾生を募集する計画】
塾生募集の取り組みとして、今回は、
① 当塾の強みを生かした新しい教育方法と教材システム開発を行い、
② 自社サイトを通じて教材システムのPRを行う
- オンラインの青空教室をしやすくする通信システム
①については従来型の教育スタイルの塾にオンラインと屋外での学習スタイルを加えるため、必要な新教材のシステムを開発する。
具体的には、公園での塾生の自然観察画像を共有して指導に活かすシステムを開発する。
その為にスマートフォンのカメラアプリ、画像共有アプリ、スピーカー、マイク等の組み合わせについてパッケージの開発を行う。
- 保護者や主婦へアプローチしやすいネット戦略
②については、これまで従来型のホームページを活用してきたが、今回は、主婦層が手にとる地域フリーペーパーに広告を掲載して、自社のSNS を活用した更新しやすいホームページへの誘導を行い、塾の広告宣伝を行う。
- コンテンツ更新型のホームページ
具体的には、外部業者に自社ホームページの構築を依頼すると共にSNSとブログなどのコンテンツライターによる更新を広告宣伝に結びつきやすい内容にして、それらを統合したホームページ構築を行う。
- 自然観察マップ
加えて、当社SNSフォロワーリストを活用しDMを出して、江南市及び名古屋駅周辺での教育や自然マップを添付同封して、新たな顧客獲得に結び付ける。
- オンラインを利用した非対面型の青空教室
今回は自社の集客サイトの構築を行うこと及びオンライン教育を進めることから、非対面型へのビジネスモデルへの転換に 該当する。
これまでは非更新型のホームページサイトを活用してきたが本補助事業では自社ブランドの強化、オンライン教育への周知を図るため更新しやすい自社のPRサイトの構築を行うことにした。尚、新規教材は外部電子機器取扱者と共同開発する予定である。
新教材システム開発と自社PRサイトの構築により自社の強みを生かすと共に売上向上を図る仕組みを整備できる。
【青空の下でのオンライン塾】
これまでは閉鎖的な教室での指導であった為、距離的に近い塾生が多かったが、今回開発する青空教室向けオンライン教材は距離に関係ない利用者を見込まれており新規顧客開拓を図ることができる。
【売上目標】
本補助事業を行った結果、売上事業見込みは200万円(2万円×10か月×10人)である。