兵庫県立美術館の後に、2012年11月にオープンの新美術館、横尾忠則現代美術館に出かけました。
僕たち世代にとって横尾忠則氏はイラストレーターしてなじみのある画家です。その氏が、突然画家に転向し、大作を次々と制作。その作品を観るにつけ、氏のエネルギーに圧倒されました。
今回の美術館は、その氏により寄贈、寄託された作品を展示、保存するために、旧県立美術館の西館をリニューアルして作られたもので、純白の壁面とカフェのあるモダンにリノベーションされた空間です。1階は、オープンスタジオとしてワークショップがあり、コンサートなどが行われる開放的な空間です。
2、3階は展示室で、3階にはガラス張りのアーカイブルームで関連資料の保管、調査、研究が行われており、その活動を垣間見ることが出来ます。
神戸にふさわしい、モダンでおしゃれなスポットして今後も注目される美術館で、向かいには神戸文学館や王子動物園があり、複合的に楽しめるエリアといえます。