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65オヤジのスタイルブック

65才茶々丸のスタイルブック。様々なカルチャーにふれて養ったライフスタイルを紹介

休眠口座の活用

2012年02月21日 | 【エッセイ・コラム】

今、数冊ある休眠口座を解約する手続きをしています。面倒な手続きで、待たされることも多い手続きです。

実は、今回の浮上した政府の休眠口座に反対意志を示すためにやっています。内容は、預金者と連絡がとれない「休眠口座」を経済活用に使用すると言う案だそうです。

連絡がとれない預金者に限り、基金を作り、雇用対策や企業資金に活用しようとするものですが、銀行もこの案には、反対だそうです。まして、基金を作れば、また官僚の天下り機関が生まれ、そこに、また余分な予算が付くのではと疑いたくもなります。

更に出たきたのが、被災地の企業支援。この期に及んで実現可能にしようとする姑息な手段に思えてしかたないです。

一応は、預金者と連絡がとれない口座に限ってとありますが、銀行側がどこまで対応するか疑問です。少額の口座の場合、連絡が無いですし、解約手続きも煩雑ですからなし崩しになる可能性が大きいです。

解約手続きに銀行業務をとられるのは、銀行側ものぞまないでしょう。合併のメガバンクなど、申し込みか1週間もかかるそうです。しかも、残金は振り込み。他行への口座振込には、手数料までかかります。

最後は、銀行の財産になるわけですから、政府に口座を引き渡すわけがないです。

国民は、大なり小なり、自らの意志で被災地支援をしています。進まない被災地支援の現状を見て、お金の使い道が明確なNGOなどのボランティア団体に直接寄付する動きも出てきています。

僕自身も、あしなが育英会を通した被災地の子ども達の支援活動を少なからずしています。

使い道が、不明瞭、または自分の意志と反した被災地支援のあり方には「NO」といわざる得ません。

 



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