祝日の割にはさほど混んでいる様子もなく、スムーズに鑑賞できた。
エルミタージュ美術館はルーブル美術館と並ぶ規模、収蔵数とも世界的な規模の美術館だ。
特に今回の展示は、19世紀、20世紀の印象派やルノアール、マチス、ピカソなど巨匠の作品が展示されている。
一般的に親しみのある作品が並んでいる。
僕は、マチスの独特な色彩が目に留まった。またルノアールの「扇子を持つ女」やゴーギャンの「果実を持つ女」は教科書や美術本で目にする代表作で、やはりここには、人だかりの列ができていた。
最近の傾向では、コンテンポラリーアートに目が向けられているが、ともすると芸術がファッションのようにとらえられて、文化が根付くことの妨げにならないかと危惧している。
やはり、美術人としては、先ずこうした20世紀を代表するヨーロッパの巨匠たちの作品に触れることが大切だと思っている。
その点においても、この美術展の意義は大きい。
なお、3月14日~5月14日までは京都市美術館で開催される。
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