さらば愛しきミニよ

昼食時間も残り１０分も切ろうかという時に思いだした。おととい修理に出してたミニ屋から着信があったっけ。で、電話してみた。内容を箇条書きにすると下記の通り。

・ミニの錆びの進行状況がかなりひどい。
・たとえ防錆処理を施しても、数カ月後には錆びが再発する可能性が高い。

で、結論。同年代の同機種に、部品その他を移植した方が良い。ということ。まぁ・・・。そりゃそうだろうな・・・。たとえ思い入れのある車体とはいえ、将来的に見てあまりに非効率。

「そうですか。じゃぁ、コンバートしてください」

なんだか自分でもあっけなく思う程、ストレートに即答した。１９９３年１月に納車して今に至る愛車「ローバー／ミニ・ク－パー1.3i」。走行距離は実に１５万キロを超えた。地元北海道を離れてもなお唯一の相棒と言えるこのミニも、いよいよ冥土へ旅立つことになるのか。

トラブルは数知れず。それ故想い出が深まったのかも。車に友情を感じるってのもおかしな話ですけど、同じミニでも自分の稼いだ金でローン組んで買ったミニって、やっぱり特別だったよね。

今までホントにありがと。君のスピリッツは２代目にもしっかり受け継いであげるからね。

さらば愛しきミニよ。


何のカメラで撮ったか不明。納車後数カ月だったと思う。思えばポジでミニを撮影する事は殆ど無かった気がする。


リコーオートハーフで撮影。今回の修理に出す直前に石狩で撮った。ミニに隠れて見えないが、柵には通行止めの標識がある。ほんとに通行止めになっちゃうとは。