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素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

ウルトラマンジード 第16話「世界の終わりがはじまる日」

2017-10-21 21:40:00 | ウルトラマンジード
ライハに突然リトルスターが再発。困惑する彼女はAIBで精密検査を受けるが、研究セクションに潜入していたゴドラ星人がライハ達リトルスター保持者を奪取しようと暴れだす。ライハの危機を救うために駆けつけたジードの前に突如暗雲が立ち込め、べリアルが地上に降り立った。


今回は、なんか「リク、良かったね」とか思ってしまったり。

だってさ。ずーっと思い続けてた父親が、自分を「息子」と呼んでくれて、
そんな父親と取っ組み合いの力比べをできたんだよ。
その様子はどことなく抱き合っているようにも見えて、
なんか、すごく、良かったねって。

まぁ、そんなお父さんに食べられちゃった訳ですけども。
しかも、消化するまで月面でゆっくりするパパ。抜かりない。

それでも、「その口で、僕のことを息子って呼ぶな!」なんて言ってるリクですが、
ケイの衝撃の告白を聞いたあとも、べリアルを「父親」と呼んでるんですよ。

「べリアルは、父親なんです」
「あぁ?」
「ウルトラマンべリアルは、僕の父親です」


言ってなかったのか?!
うん。なんか、見るからに他人じゃない感じなので、
教えるまでもないよな~とうっかりしてましたが、
そういや、リク本人はべリアルの顔も知らなかったんだよな。

しかし、ギガバトルナイザー持って地上に降り立つべリアルは、
キメラべロスよりある意味怖かったです。なんかもう、まさに鬼に金棒。

・ライハのリトルスター

「頭の中で知らない人の声がする。
 『べリアルが来る』って」


第9話でも、頭の中に響く声の話をしていたので
少なくともその時点でリトルスターの片鱗が存在していた・・・っていうか、
ライハの体内に残っていたカレラン分子が、幼年期放射を集め続けていた?

「聞こえた、べリアルが来る、逃げなさいって!」

どこに?! 地球上のどこに逃げ場所があるんだ。

・ゼロさん

「親父がどんな存在であろうと、お前はお前だ。自分の人生を生きろ。
 自分の道は自分で決めなきゃならない」
「でも」
「道に迷ったら、仲間のことを思い出せ。
 過ごした時間を、夢を、自分がなぜ、ここにいるのかを」


ゼロらしいアドバイスだなぁ。

「やっぱり生きてたのか、殴らせろべリアル!」

「ブラックホールが吹き荒れるぜ!」


など、ゼロ語録を蓄積してます。好き。
しかしレイトさんは、地球の危機(家族の危機)に一人どこかへ消えてしまって、
家族からの信頼を失わないか心配である。うーん、奥さんも何か気づいてるっぽいけど。

・リトルスター保持者の三人
あれってビームのポーズですよね?詳しくないのでわかりません。
こんなとき頼りになるはずの七歳長男もわかってない模様。
うーん、大図鑑は熟読してても本編あんまり見せてないからな。

三人目のは、メビウスかな?と思ったんですけど。

・ゴドラ星人
今回は完全に咬ませ犬なゴドラ星人ですが、
これはウルトラセブンで見たことある!
セブンも再放送で見てたんだけど、途中で力尽きてしまった。

まぁ、今回は戦闘シーンがすげぇ格好良かったですね。
ジードが飛んできて、そのままザーッと滑ってキュッて止まるとことか
すごく格好良かったです。

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ウルトラマンジード 第15話「戦いの子」

2017-10-14 22:00:00 | ウルトラマンジード
ゼガンとウルトラマンジードたちの戦いの影響で、モアが時空の歪みに飲み込まれ、どこかへ飛ばされてしまう。ゼナから彼女の生存を示す手掛かりを知らされたリクたちは、捜索へと飛び出した。 一方、モアは戦いで消耗しきったクルトと一緒にいた。かつての上官であるゼナがシャドー星人としての精神を忘れていることに複雑な思いを抱いているクルトに、モアはその気持ちを解きほぐそうと説得を試みるが・・・。


今回は、ゼナ先輩の表情が、重かったです。
表情のないシャドー星人なんですが、それでも、
クルトを見つめる表情が、すごく重かった。よかった。

ところで表情を変えないのが特徴のシャドー星人ですが、
ゼナのことを語るクルトは、とても苦々しく辛そうな表情で。
もしかしたら。潜入作戦のために表情を作り、他の生物たちの「感情」を真似ていたことで
自身もいつか、「感情」を表現することが、自然と身について
本当の笑顔を見せられるように、なっていたのかなって。

そう考えると、やっぱりクルトには生きて欲しかったなぁと。
生きて、ゼナと同じく、シャドー星人の生き方に縛られず
自由な生き方を見つけて欲しかったなぁと。

そんな感じで。今回の話はもう、何が正解かわからなくって、
なんかもう、難しい話でしたね。

クルトは、ゼナならこの苦境を救ってくれると、
自分たちの味方になってくれると信じていたわけで。

しかしその期待は裏切られ、
散っていった仲間たちのためにもシャドー再興の夢を諦めるわけにもいかず、
もはや、ゼガンと共に玉砕するしか道は残されていなかった。

・・・残されていなかった、のだろうか。
地球人からしてみれば、ゼナのような生き方もアリだよ!と思うし、
死んでどうなるんだよ、生きてないとシャドー再興もなにもないだろ!と思うんですが、

「正しいのかどうかわからない。
 だが試してみたいのだ。戦うのではなく、共に生きる」


とゼナ自身も言っているように、これはシャドー星人にとっても挑戦であって。
種としての生き方を変えるというのは、本当にとんでもない変革なんだ。

シャドー再興のために死ぬのが正解なのか、
自分自身のために生き延びるのが正解なのか、
それはもう、彼らにすらわからない問題なんだよな。

しかし。ゼナが対ベリアル用にキープしておいたゼガンが今回消滅してしまったことは、
今後の展開を変えてくるんでしょうか。
「あー!こんなときゼガンがあれば!」って言いたいよね。言う準備しておく。

モアがAIBに就職した経緯もありました。
「ジーっとしてても、ドーにもならない」という、リクの軸になってる言葉は、
モアからリクへ伝えられたものだったんですけど(第4話

今回は、リクの言葉。

「誰かを元気にさせたり楽しい気分にさせたり、
 そういう人になれたらいいなのかな」


これが、モアのこの後の行動に影響を与えたのかもしれない、っていう。

「私を、AIBで働かせてください!
 地球人も、宇宙人も、みんなを元気にしたいんです!」


お互いの言葉が、互いに影響しあい、
先へ、また先へとお互いを進めてる関係が、すごくいいよなって。

「でもね、やめたくない、諦めたくない。
 地球人も宇宙人も、みんなが元気で楽しくいられるように。
 どうしていいのか、何をしていいのか、私に何ができるのか、
 全然、なにもわからないけど。
 でも、でも、・・・ジーっとしてても、ドーにもならないから」


そんなモアの存在が、AIBのあり方を大きく変え、
ひいては、地球の存亡に大きく関わってきているのかもしれないわけで、
モアもまた、地球を守る大きな存在なんだなって思いました。地球の、ウルトラマン。

おまけ。
知りたいワイドのトピックスが「アイドル誕生」っていうところに、
「怪獣に襲われて街が大変になった直後の話題がそれかい!」って思いました。
人々は、タフである。

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ウルトラマンジード 第14話「シャドーの影」

2017-10-07 22:26:03 | ウルトラマンジード
極秘任務を得て地球を離れたゼナに代わり、モアはシャドー星人クルトとコンビを組むことに。クールに任務をこなす一方で、純朴な人柄をのぞかせるクルトと次第に交流を深めていくモア。しかし、そんなクルトが怪しげな行動をとる!?  時空破壊神ゼガンを召喚し暴れさせようとするクルトの前に、極秘任務中であるはずのゼナが姿をみせる。2人に一体何があったというのか。


何はともあれ、ゼナ先輩のまわし蹴りの芸術レベルな完璧さよ。
すごくきれい。岩田さんはもう本当に、動きの美しさを極めてる感じがある。

さて本編。
「シャドーの影」というタイトルは、わざとやってますよ~っていう
関係者の方のツイートを見た記憶があるんですが、
ソースは見つかりませんでした。遊び心、いいですね。

個人的には「偽りの笑顔」とつけたいなぁと思いましたが、
それじゃいきなりネタバレか。
まぁ大人目線だと登場から怪しさ全開でしたけども。

しかし、ゼナ先輩から教えを受けたクルトは
完璧な表情表現を見せ、モアを油断させておきながら、
ゼナ先輩と対決するときは、ゼナ同様に口元ひとつ動かさなかったように。

おそらく師匠たるゼナ先輩も、
クルトと同様、あるいはそれ以上に表情を作れるはずなんですよ。
でも敢えてそれをやらない。できるのに、やらない。
他の宇宙人を笑顔で懐柔し、とりいって、油断させ寝首をかく必要がないから。

そう考えると、表情豊かで人懐っこいクルトこそ侵略を企む敵で、
表情がまったく見えないゼナこそ地球を守るものだという、
印象と中身が逆転してるというのが、面白い。

しかしゼナ先輩が、シャドー星人の仕事から離れAIBとなっても、
かつてクルトに教えたように、「さいごまで油断するな」とモアに教えているというのが、
ゼナという人の、一貫した主義を感じさせるなぁと思いました。

あと、ペガ可愛いよペガ。
誰か、お化け屋敷が怖くてモアに抱きつくペガと、
それがリクだと勘違いして笑顔になってるモアのイラスト描いて下さい。
あのシーンのモアは、顔が本気で紅潮しててすごかったです。

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ウルトラマンジード 第13話「レストア・メモリーズ」

2017-09-30 20:20:00 | ウルトラマンジード
星雲荘内でふざけて野球に興じるリクとペガ。レムの注意もむなしくその打球がレムに直撃し、システム障害を起こしたレムはこれまでの一切の記憶を無くしてしまう。システムの回復が難しそうなレムに改めて記憶をインプットするため、リクたちは初めてこの基地に招かれ、ジードとしての運命が動き出したあの日からを回想し始める・・・。


オーブで言うところの「心の大掃除」回ですね。
してみると、前回の話は「黒き王の祝福」なわけですよ。なるほどなぁ。
そして次回は「暴走する正義」なわけですよ。そっかそういうテンションなのか。

さて総集編。
総集編なので、とりたてて言及することもないのですが、
気になった点を二つだけ。

■幼年期放射

「そうして宇宙に拡散したキングの力と意志はいま、
 幼年期放射と呼ばれるエネルギーとなり、宇宙の傷を癒しながら循環している」

いままでにも「幼年期放射」という単語は出てきましたが、
ここへきてそれが、拡散したキングだということが判明。
つまり、カレラン分子の影響で、ある個体にキングの欠片が集まって結晶化し、
その個体がウルトラマンに祈ったとき、ウルトラスイッチが起動すると。

ところで幼年期ってなんだろう?と思ってググッたら
アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」という作品がヒットしましたよ。

やばい、これはやばい。
何がやばいかというと、ウィキペディアのページを見ていただければわかると思いますが、

・宇宙人の代表が自称する「カレルレン」→カレラン分子
・国際連合事務総長「ストルムグレン」→ストルム星人

何より、著者のアーサー・C・クラークが「朝倉リク」命名の由来というのは
かなり有名なウワサ話ですし、他にもいろいろ関連ネタが仕込まれてるのかも?

■ジードクロー。

「それ(ジードクロー)もレムは知っていたわ。
 初めてジードクローが出現したとき、『機は熟した』って、言っていたもの」


言ってたっけ!?

と思って見返してみました。第6話

「新たな武器?」
「機は熟した、そういうことです」


なんだその意味深な発言。
そして、それをこの総集編でわざわざ掘り返すことの意味は?
気になる。気になりつつ、来週はゼナ先輩編だそうです。

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ウルトラマンジード 第12話「僕の名前」

2017-09-23 21:00:00 | ウルトラマンジード
出生の真相を聞き、さらにケイがフュージョンライズしたペダニウムゼットンにも敗れ、自らの存在意義を見失ってしまうリク。そんなリクに、朝倉錘という人物から手紙が届く。リクは錘と会い、リクという名前を付けたのは自分だと聞かされる。そこに、おそるべきベリアル融合獣ペダニウムゼットンが出現! 錘の言葉によって見失いかけていたものを取り戻したリクは、ついに新たな力に覚醒する!!


この1話だけで、ジードは名作と呼ばれていい。名作と呼ぶべき。
とにかくもう、本当にもう、最初から最後まで素晴らしい回でした。
すごい良かった。

朝倉錘さん。
錘とは「おもり」を意味するそうですが、
今回、自分を見失っていたリクを支えるための不動の軸となる。

三ヶ月前にリトルスターの所有者となり、千里眼の力を手に入れた錘さんが
まず最初に思い浮かべたのが、19年前に手放さざるを得なかった、天文台の赤子。

「遠くが見えるようになったとき、まっさきに、君が見えた。
 地球人じゃないとは、思わなかったけどね」


錘さんは、それでも、何をするでもなくリクのことを遠くからただ見守り続けた。
そしてリクが存在意義を否定され、戦う力を奪い取られ、
うずくまり動けなくなってしまったとき、初めて言葉をかける。

でも、リクがどれだけ辛い状況に立たされているのか理解したうえで、
そのことには決して触れない。
触れずに、自分とリクとの係わり合いについて、淡々と説明する。
そういう形で、リクが単なる模造品なんかじゃないことを、
錘さんにとってかけがえのない存在であることを、まっすぐな言葉で伝える。

「朝倉リク。・・・ふふっ、その名前をつけたのは、私なんだよね」

「うちにはこどもがいなかったからね。家内と『引き取ろう』って相談をしていたんだが、
 直後に家内が事故で死んだんだ。私ひとりで育てるんじゃ、君のためにならないと思ってね」


ゲームをしながらの会話なんですが、
前回、PS4を勝手に買ってライハの怒りに触れてるとこまで錘さんはちゃんと見てて、
リクと一緒に遊びたくて買ったんだろうな。和む。

そして、ペダニウムゼットンに狙われた錘さんは
リクだけでも逃そうと必死で説得する。

「しっかりしろ!リク!!
 リク、私と家内とで考えた名前なんだ。男の子が生まれたらつけようってね。
 この大地にしっかり足をつけて立つ。そしてどんな困難な状況にあっても絶対に再びまた立ち上がる。
 そういう思いを込めて」

「君はこの惑星には必要だ」

「生き残れ!こんなところで生命を捨てるんじゃない!」

「リク、頼む、生きてくれ・・・」


人がウルトラマンに祈ったときに起動するウルトラカプセルですが、
最後のウルトラカプセルを起動させたのは、ウルトラマンに対する祈りではなく、
父が息子に対して叫んだ「願い」だった。

そして現れたマグニフィセント。

「強大な力を秘めた、崇高な戦士です」というレムの言葉どおり、
肩越しに錘さんを見下ろすその表情は、まさに神のごとき。
ちなみにマグニフィセント(magnificent)とは「壮大な 雄大な 崇高な」という意味らしい。

対 伏井出ケイ戦。

ケイはウルトラカプセルのパワーに耐え切れず
「神経系、及び、脳の一部が焼ききれたようです」と判断されるような状態。
しかも、巨大なパワーに翻弄されて自滅するも、有り余るパワーが自動的に修復してくれるので、
時間がたてば再び立ち上がって活動することができるという。なにこれ無限地獄じゃん。

そんな巨大なパワーを持つペダニウムゼットンと、崇高の名をもつマグニフィセントが
殴り合いで戦うっていうのが、もう素晴らしい。本当に素晴らしい。

「模造品なんかじゃない、僕はリク、朝倉リク、それが僕の、名前だ!!」
「貴様の人生に価値などない、お前という肉片に生命を与えたのはこの私だが、
 産声をあげる瞬間に、すりつぶすこともできたんだ」


この一言には、リアルタイムで見てて悲鳴をあげましたよ。
鳥肌レベルで嫌悪感があった。こいつは命をなんだと思ってる。

「あなたにはわからないんだ、人の幸せが!
 僕には、仲間がいる!帰る場所も! 誰にも『価値がない』なんて言わせない!」
「貴様が価値あると信じているすべてのものはクズだ!
 薄っぺらい貴様のような存在にはお似合いだがなぁ!」
「・・・かわいそうな人だ」
「なんだとぉ!?」
「あなたには何もない、からっぽだ」


こんなやりとりも、リクと錘さんのやりとりがあったからこそ
リクの言葉には真実味がある、背負ったものの重さがあるし、
逆に「かわいそうな人だ」と言われたケイが、本当に薄っぺらく空っぽに感じられる。

互いの言ってる内容自体は、わりとベタなものだと思うんですよ。
でもそれを、こんなに見ている人に伝えてくる表現が、本当にすごいなぁと。

しかし敬愛するベリアルの遺伝子から生命体を作り上げたケイは、
その存在をどう思っていたんだろうか。
自分の手元において愛で、時にはいたぶり、
大事なおもちゃとして思うとおりに育て上げたいとか、思ったりしなかったんだろうか。

まぁ宇宙人ですからね。そういう感覚はないのかな。
それとも、やっぱり自分では、人々から祈りをささげられるような
まっすぐなウルトラマンには育てられないという自覚があったのかな。正解。

でも、もしも私がケイだったら、愛玩用にもう一人作って手元に残しておくし、
靴でも舐めさせて「ベリアル様が、私の足を舐めてる」とか悦にひたったり、
次の瞬間「ベリアル様の遺伝子を持ちながらそんなことをするな!」と
その靴で思いっきり蹴飛ばしたりとかしちゃうし。

「お前はベリアル様なんかじゃない!」とか言いながら、宇宙空間に3年くらい放置したあと
急に「ベリアル様、ベリアル様ぁ!」とか号泣しながら迎えに行っちゃうし。

最終的にはリクと対決させたい。
ジードライザーで変身させて、ジードvsジードオルタナティブをやらせたい。
んでなんやかやあって、ケイへの攻撃の身代わりになって死んじゃうんだけど、
いろいろ理不尽なことをされ尽くしたのに最後までケイのことしか考えてなくて、
「怪我しなかった?良かった・・・」とか最後に笑顔まで浮かべちゃって。
その屍に抱きしめらたまま、彼の血で全身を真っ赤に染めたまま、
「・・・なんだこれは?」と、彼の心境をまったく理解できないケイを見たい。

こういう妄想を文章化すると、自分の趣味の悪さが露呈しますよね!
まぁ実際そういう展開になっても、ケイは自分が創造主だと思っているので
「創造主を守って死ぬくらい当然」とか疑いもなく思いそうだけど。

その他。ベリアル関連。

ベリアルの近くにまで迫ったゼロは、ベリアルのいる時空の入り口を塞いで
「いやがらせ完了っと」と帰っていく。

こんな方法ではベリアルの足止めくらいにしかならないこと、
まだ決戦のときではないこと、本気でやりあえばレイトを守りきれないこと、
ベリアルとはやりあうときはそれなりの覚悟をもって挑まなければならないことを
理解したうえでの、ゼロの「いやがらせ」なんだよな。

千里眼モードの錘さん情報によると

「じゃあ、ラスボスってベリアルのこと?」
「近いうちに、君はベリアルに会うだろう。戦って負ければ、世界は終わってしまう」


とのこと。最後はベリアルと戦うのか。
真の意味での「父親」とは違ったんですが、リクにとってのベリアルは
いままで心の拠り所のひとつでもあったわけで。いまも「父さん」と呼んでいるわけで。

そんな父親と本気で相対し、乗り越えていかなければならないのか。
父殺しにはさせたくないと思うんですが。うーん。

さて傷つき戻ってきたケイを、ベリアルは
「案ずるなストルム星人、俺はお前のそばにいる」と、
ケイが喜ぶであろう優しい言葉をかけます。飴とムチ!

しかし実際問題、一度は手に入れたウルトラカプセルもすべて失ってしまい
どうすんのこれから?って話なんですが、
「まもなく俺は、強大な力を手に入れるだろう」とのことで、
なんだろうなぁ、悪夢を育てるストルム星人がさらなる強大なエネルギー源となりうるのか。

締めは田口監督のツイートから引用。



どんな話をしたのか詳しく知りたいですね。
ホント、ケイをどうするつもりなんだろう。

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