極秘任務を得て地球を離れたゼナに代わり、モアはシャドー星人クルトとコンビを組むことに。クールに任務をこなす一方で、純朴な人柄をのぞかせるクルトと次第に交流を深めていくモア。しかし、そんなクルトが怪しげな行動をとる!? 時空破壊神ゼガンを召喚し暴れさせようとするクルトの前に、極秘任務中であるはずのゼナが姿をみせる。2人に一体何があったというのか。
何はともあれ、ゼナ先輩のまわし蹴りの芸術レベルな完璧さよ。
すごくきれい。岩田さんはもう本当に、動きの美しさを極めてる感じがある。
さて本編。
「シャドーの影」というタイトルは、わざとやってますよ~っていう
関係者の方のツイートを見た記憶があるんですが、
ソースは見つかりませんでした。遊び心、いいですね。
個人的には「偽りの笑顔」とつけたいなぁと思いましたが、
それじゃいきなりネタバレか。
まぁ大人目線だと登場から怪しさ全開でしたけども。
しかし、ゼナ先輩から教えを受けたクルトは
完璧な表情表現を見せ、モアを油断させておきながら、
ゼナ先輩と対決するときは、ゼナ同様に口元ひとつ動かさなかったように。
おそらく師匠たるゼナ先輩も、
クルトと同様、あるいはそれ以上に表情を作れるはずなんですよ。
でも敢えてそれをやらない。できるのに、やらない。
他の宇宙人を笑顔で懐柔し、とりいって、油断させ寝首をかく必要がないから。
そう考えると、表情豊かで人懐っこいクルトこそ侵略を企む敵で、
表情がまったく見えないゼナこそ地球を守るものだという、
印象と中身が逆転してるというのが、面白い。
しかしゼナ先輩が、シャドー星人の仕事から離れAIBとなっても、
かつてクルトに教えたように、「さいごまで油断するな」とモアに教えているというのが、
ゼナという人の、一貫した主義を感じさせるなぁと思いました。
あと、ペガ可愛いよペガ。
誰か、お化け屋敷が怖くてモアに抱きつくペガと、
それがリクだと勘違いして笑顔になってるモアのイラスト描いて下さい。
あのシーンのモアは、顔が本気で紅潮しててすごかったです。
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