弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

長谷川等伯展、テレビ東京のWBSにて

2010年02月24日 | 弁当日記
2月24日

本日お仕事おやすみ。
年休消化でテキトウに入れた休みの日。

なにしようか考えていたんだけれど、昨日から東京上野の国立博物館で長谷川等伯展を始めていたので、
行ってみることにした。

洗濯とか終わらせて午後すぐにつくくらいで。

上野公園では佐賀の物産と、陶器市開いてました。
天気も良いので幼稚園児が集団で散歩してました。

博物館内は、平日だけど特別展始まったばかりで、混んでいたらと思ったら見れないほどじゃなかった。


松林図が有名だけれど、法華経関連の絵をずいぶん書いた人なのね。
地獄や極楽ではなく偉い坊様とか、亡くなった息子をイメージして涅槃図とか。

思ったのが、鬼子母神と十羅刹女の絵が何枚かあり、昔から女性は怖い存在(鬼)とイメージが
重なっているものなのかな、と。


あと、狩野派で修行する前の作品は、絵の雰囲気はわかるけれど写実できではないもの(魚や花、葉など)あるな、と。
狩野派で修行してからとでは、ずいぶん変わるものだし、それだけ下地があったんだろうな。
当時としては高齢の70数際まで生きているので、精神的にも肉体的にも丈夫な人だったんだろう。
展示会のカタログは1冊2500円。厚いけれど、チト高い気がする。



展示会をあとにして上野駅方面に向かう途中、博物館敷地内で「河津桜」が咲いていた。
まだ2月なのに桜。いろんなところで春がきてます。



他にもカンザクラが何本か、もう咲きそうだったり、咲いてます。
今年も花見をしたいなぁ。






夜、テレビを点けていたらテレビ東京のワールドビジネスサテライトで40億人の貧困層
市場のビジネス(BOP:Bottom of Pyramid)ということでバングラデシュでのビジネスを
紹介していた。

テレビ東京はガイアの夜明けなどでも何度かこの話題を取り上げている。

日本ポリグルがバングラデシュですすめる水の浄化財販売。
現金収入が少ない世帯では新たな出費ですが、バングラデシュで売っているペットボトル
のお水の代金に比べれば、ずいぶんと安い金額で手に入るし使えるのではないかと思う。

番組の中で街中の池に向かった~というシーンで写っていた場所ってアグラバットホテルの
近くで、あのあたりは路地を入ったことがないからわからないけれど、GoogleEarthで見る
ぶんには小さいのがいくつか見えるなぁ。

あと、小田さんのインタビューがあったのがアグラバットホテルの前でやっていて、
ホテル内を写さないのは演出だったのかと。
ひどくはないホテルなのですが、街中の雰囲気欲しかったのかなぁ。

チッタゴンにある病院で浄化設備を整備する話が出ていたので、チッタゴンでも浄化キットかえるようになるのかな。
だとすれば、マハムニ母子寮のように水道がまだ整備されていない地域での、安全な水の提供ができるかもしれない。


昨年末の日経ビジネスにも載っていたグラミン・ダノンのヨーグルト販売1個6タカだそうだ。
バングラデシュにはもともとドイと呼ばれるヨーグルトを食べる文化はあるので、食べさせるのは問題ないけれど、値段が若干高いことは高い。
それでも親が子供に食べさせたいというのは、体に良いものってわかってきたからなんだろうな。

僕が帰国してからの事業なのでグラミン・ダノンのヨーグルトの味もわからないけれど、食べてみたい。



NGOや企業の始める実験的なものもずいぶんあったけれど、確実にバングラデシュに根付きそうなものが出てきたってことか。
それもビジネスとして成りたって、継続出来そうなものが。


書き忘れ。
日経新聞の2月21日付け朝刊11面にもBOPビジネスということで記事が乗ってます。
知り合いが写ってました。

■「途上国の実情肌で知る」
企業の幹部社員をバングラデシュなどの発展途上国に送り込む「BOP(ボトム・
オブ・ピラミッド)研修」。リコー、三菱商事、NTTコミュニケーションズなど
が利用している。貧困、環境問題といった課題を考えつつ、変化への対応力を
身につけるのが狙いだ。





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