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シェルのお話(前編)

2010-10-20 19:33:44 | diary
前回のシェルの話で、
ちょこっと質問があったので、
少しづつ追記しときます。

今回はゴアテックスのお話。

ゴアテックス=完全防水とか思ってませんか?
思ってる人は今晩食事抜きね。

ゴアテックスっていうのは防水耐久性が高いだけで、
完全防水ってわけじゃないのよ。
簡単にいうと打たれ強いってこと。
けどやっぱそれでもパンチもらい続ければ倒れることもあるわけ。

で、ゴアテックスの種類ですが、
ちょっと思いつくだけでも、

・2層レイヤー
・3層レイヤー
・XCR
・ウィンドストッパー
・パックライト

と、あるわけです。
今は他にもあるかも。

で、簡単かつ大雑把に。

まず、先のとおり完全防水ってのはありえません。
防水耐久性が高いだけ。

で、ウィンドストッパーは防風性は高いけど、防水性は低いです。

パックライトや2層レイヤーは動きやすくて透湿性は高いけど、強度が低いです。
個人的に2層レイヤーはレインウェアにするにはチョイ弱い。

で、3層レイヤーとXCRが一般的な認識のゴアテックスってやつね。
レインウェアとかに使われてる。
ただ、その分素材が硬いので着心地は落ちる。

ということで、ゴアテックスならなんでも良いわけじゃありません。
いろんな種類があって、一長一短あるわけです。
自分の用途に合わせて買えばいいわけです。
晴れた真冬の街中を3層レイヤーとかXCRのウェアで歩くメリットなんてほぼないわけよ。
逆に冬山にウィンドストッパーを「レインウェアです(キリッ)」って持ってくのは自殺行為に近い。

ぶっちゃけた話、厚いシェルも薄いシェルも保温性はそんなに変わんない。
秋は薄いシェル、冬は厚いシェルっていうのは違うわけです。
むしろインサレーション、要するに中になにを着るかが重要なわけです。

つーこって、簡単に。
用途を考えた上でファブリックを厳選する、
そうすれば余計なウェアを何着も買う必要はなくなるわけ。
その分、これだっ!ていう自分にとっていい一着を買ったほうがいいんじゃない?
ま、このジャンルに関していえば、大が必ずしも小を兼ねないところがネックですがね。

素材に言及してそうで、
実はなんにも考えてないクソ雑誌。
見てくれだけで結局掲載してますな。
そんなのに踊らされることのないように。
雑誌がいいっていうからいいわけじゃないのよ。

お前が出てけよ!って感じですな。




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