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acco ZONE

コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

【映画】The Visitor 扉をたたく人

2010年06月08日 | 映画

2008年 アメリカ
監督 トム・マッカーシー

★★★☆☆


20年もの間
同じ講義概要で講義を続ける大学教授

ある日
学会の発表のために訪れた別宅に
見知らぬカップルがいた


不法滞在する
シリア系ジャンベ奏者と
セネガル系アクセサリーデザイナー


教授は青年からジャンベを習い始める


公園でペンキの空バケツを使ってリズムを刻む青年たちの横で
無表情ながらも楽しそうにお弁当を頬張る教授

亡くした妻もピアニストだったので
元々音楽への関心は高かったのでしょうが
表情はやや乏しくなっていました

でも
ジャンベを習い始めてからの彼の表情は
すごく活き活きとしていました


台詞というよりも
俳優陣の表情から読み取れる内面が活きている作品でした



【映画】The Ramen Girl ラーメンガール

2010年06月08日 | 映画

2008年 アメリカ
監督 ロバート・アラン・アッカーマン

★★★☆☆


『人様の好意は素直に受け取るもんよ』

『心の奥にある静かな場所で料理すっことを覚えなさい』

(作品より)


空腹に喘ぐ時間帯に観てしまったので
ラーメンが食べたくなって死にそうでした


深刻な顔を抱えて入店したサラリーマンが
西田敏行扮するラーメン店の頑固親父が作ったラーメンを食べて
声を上げて笑い出すシーンがあるんですけど
人を笑顔にする料理はやっぱり最高だよなと思いました


私はまだ料理初心者だけど
心の奥にある静かな場所で料理することを覚えたいと思います
(映画の中のせりふのままですけど…^ё^;)



【映画】象の背中

2010年06月07日 | 映画
2007年 日本
監督 井坂聡

★★★☆☆


末期がんで余命半年と宣告された働き盛りのサラリーマン

家族がいながらも
初恋の人に会いに行ったり
若い愛人がいたり
身勝手だなぁと思う

だけど
自分の残された生を素直に全うする姿勢には
好感が持てます

そんな夫に対して妻はしっかりしてます
悲しみや不安や怒りを抱えつつも
優しく献身的に夫を支えます

ホスピスに訪ねてきた愛人に
頭を下げてお礼を言う妻には脱帽でした


全体的な印象としては
淡々としてて
きれいに繕われすぎてるのかなぁという感じでした


主演の役所広司はやはり演技派ですね
危うさとか冷たさとか謎めいた感じとかが漂ってます

【映画】Delicatessen デリカテッセン

2010年06月01日 | 映画

★★★☆☆

1991年 フランス
監督 ジャン=ピエール・ジュネ/マルク・キャロ

核戦争が終わり15年が経ち
草木も動物も育たない荒廃しきったパリにある
一軒の精肉屋=デリカテッセン

ここで売られている肉は…?



設定はものすごくホラーなんだけど
シニカルな描き方とユーモアたっぷりの表現で
おしゃれでした


ちなみにジャン=ピエール・ジュネは
『アメリ』(2001年)の監督だそうです



【映画】BUENA VISTA SOCIAL CLUB ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

2010年06月01日 | 映画

★★★☆☆

1999年 ドイツ/アメリカ/フランス/キューバ
監督 ヴィム・ヴェンダース


1940年代のキューバに実在した会員制音楽クラブ

“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”



そこで演奏していた老ミュージシャンたち
今では“過去の人”と言われている

そんな老ミュージシャンたちを集めて
ギタリストのライ・クーダーがバンドを結成


老ミュージシャンたちの生い立ち
レコーディング風景
キューバの日常
音楽と街並み

そういうったものが描かれたドキュメンタリー作品です



彼らの奏でる音楽は
内面から創られているというか
はみ出してきているという印象でした

90歳くらいのピアニストが
軽快に演奏してる姿に
なぜか感動しました



【映画】Into The Wild イントゥ・ザ・ワイルド

2010年05月19日 | 映画
★★★★★

2007年 米
監督 ショーン・ペン

実話に基づく作品
素晴らしい

何度も泣きました



裕福な家庭に育ち大学も優秀な成績で卒業したクリスは
誰にも告げずアラスカを目指し旅に出ます

彼は2年間の旅を経て
アラスカの地にたどり着き
そこで早すぎる死を迎えてしまうのです


“生きること”
“幸福”
“真実”
に向き合う孤高の姿が描かれています


【映画】東京物語

2010年05月13日 | 映画
★★★★☆

1953年 日本
監督 小津安二郎

尾道に住む老夫婦が
東京に住む子供たちに会いに行く



旅支度をしているときの場面で

夫「空気枕、入れとけよ」
妻「こっちにはありませんよ」
夫「さっき渡したやろ」
妻「ありませんよ」
夫「さっき渡したやろ」
妻「ありませんよ」

夫「あ、あったあった。空気枕あった」


というような何気ない淡々としたやりとりがあるんだけど
妙に現実的なところがおもしろくて
微笑ましかったです

親子の関係とか
兄弟の関係とか
義理の兄弟の関係とか
現代にも通じるものがあるんじゃないかなと感じました


【映画】サイドカーに犬

2010年04月29日 | 映画


2007年 日本
監督 根岸吉太郎

これは途中でリタイヤ
気分じゃなかったみたい

ほのぼのしてる感じはよかったし
少女役の子がものすごくかわいかったけど
残念でした

またの機会に観てみよっと




今日の鑑賞のお供は梅酒
からあげ
野菜炒め
じゃがいものチーズ和え




最近読んでる本や映画に
何かと食事のことが描かれているので
触発されてごはん作ってみてます

それから
昨夜観た『めがね』の影響で
今朝ラジオ体操をやってみました

第一と第二

結構侮れない動きするんだね
ラジオ体操って

【映画】めがね

2010年04月28日 | 映画



2007年 日本
監督 荻上直子

★★★★☆

あなたは
たそがれることが得意ですか?

私はどうかな
どちらかといえば得意だと思う



舞台は与論島
と!に!か!く!海がきれい
そして
風の音もいいし風景の色も最高
そしてそして
この民宿がいい
周りの環境に合ってる
(建築物のよさはいかに周りの環境に馴染むかだと思います)




旅は永遠には続かない

でも

映画の中に描かれているような時間って
人が生きてく上で
ものすごく大切だと思う



今夜の鑑賞のお供は
昨夜と同じくシェリー酒のハイボールと
おつまみ

れんこんチップス
にらのたまご焼き
もろきゅう



今夜もいい気分でした

【映画】かもめ食堂

2010年04月28日 | 映画


2006年 日本
監督 荻上直子

★★★★☆


ほのぼの
ぽかぽか
ほくほく
ぺこぺこ
じんわり

っていう感じでしょうか

劇中に出てくるごはんたちが本当においしそう
やっぱりおにぎり見ちゃうとよだれが出てくる

おいしいコーヒーを入れるときは
お湯を注ぐ前に豆に人差し指を挿し

「コピ・ルアック」

と心の中でおまじないを唱えてからお湯を注ぐとおいしくなるそうです


発泡酒とシェリー酒のハイボール
オーザックのチーズ味とブラックチョコをつまみながら
鑑賞しました

いい気分でした


小林聡美のファンになっちゃった