大人のバレエ~不思議な魔法 & Something Good

大人になってバレエを始める方、始められた方に。
なにか、参考になれば幸いです。

プリンシパルに囲まれて。

2009-08-17 14:04:22 | バレエ大人
リンシパルに囲まれて。
そんなド緊張の特別レッスンを受けてきました。
バレエの先生はプリンシパルしかいない。
プリンシパルの先生自らが直しにやってきてくださる。
しかも、触れていただけるなんて、私の人生であり得ない方に触れていただき、なおしていただき。
そんなレッスンでした。





そこまでしていただくことになるとは思ってもいなかった私は、やっと、バレエの発表会のヘンな疲労と不調がとれて、やれやれ。と、心も身体もすっかりゆるみ(というか、たるみ)、やっと解禁の暴飲暴食をする日々でした。
しかも、お稽古前に、バレエ仲間とランチに定食を食べたのですが、ご飯がおいしくて、つい、おなかいっぱいたいらげてしまっていました。
(ほんとはおそばにしたかったのですが、どこもお盆休みで。。)
なので、おなかが重いし、出てるし。
足首ははずれそうだし、右足の親指は痛む。
という状況だったのを、むりやり、舞台モードに引きずり戻したのでした。



それはさておき、すばらしいレッスンでした。
お手本にすっとあげたその手。
それだけなのに、美し過ぎて、感動して、うるうるしてしまいました。
以前、ピエタ像があまりにも美しいと感じ、感動のあまり、人ごみで涙がぼろぼろこぼしたことがありますが、どうも感動すると涙腺にきてしまうacbeです。


大人を対象にしたレッスンだったので、仕事・家事などでなにかと丸まりがちな背中、そしてデコルテと腕の使い方を集中的に教えていただきました。



肩甲骨を閉めて、下げて、首を伸ばす。



この意識がちょっとでもゆるむと、入れ替わり立ち代わり、プリンシパルの先生が直しにきてくださいます。
おかげで、かなりのプリンシパルの方に触れていただけました。(汗)




「そう。みなさん、きれいですよ。ふだんもそうしてくださいね。」




そ、それは、む、むり。かも。
と、いうくらい、限界まで肩甲骨を閉め、限界まで下げ、限界まで首を伸ばしていました。




いろいろ学びました。
それは、おいおい書いてみようと思います。
それにしても、背中とデコルテの集中指導で、あっという間に、大勢の大人をきれいにしてしまうプリンシパルの技は見事でした。

私は、その後、またもや身体中ががちがちになり、特に肩甲骨の間が最悪で、すがるような思いで指圧に行ったのでした。



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4 コメント

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いいなぁ。。。 (フェイ)
2009-08-18 14:01:49
なんて豪華なレッスンでしょう
生プリンシパルに囲まれて
見るだけでなく、触って直していただけるなんて。。。
聞いただけでもヨダレものです
私なら、ガン見しながら涙とヨダレでデロデロになりそう。

美しい姿を見つけるとウルウルしてしまうこと、
私もしょっちゅうです。
もともと涙腺はいつも全開放で過ごしているのですが
あまりの美しさにウルッときたけど
状況的に周囲には理解しかねる場合は
コンタクトの調子が悪い振りをして
慌ててトイレに駆け込んだことも。

背中とデコルテですか。。。
気がつくと丸まってますよね。
私も注意しなくては
この間レッスンで
胸骨を中心に胸から全体を使って
肩甲骨を回すストレッチをしました。
背中とデコルテをキレイに使うことで
表情が豊かになるそうです。
確かにバレエって
デコルテを目にしてモノを見ますものね。
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うっ、うらやまし~ (ジゼル)
2009-08-19 00:21:49
ワガノワ・メソッドの先生はトルソやポール・ド・ブラを重視しますが…先生曰わく、『日本人は上半身、肩が固い』そうです。だから、肩のストレッチはかなりやります。私は柔らか過ぎて、肩関節が抜けそうになりますが

レッスンにプロが時々参加しますが、もうレッスンどこじゃなく…(笑)見詰めるだけで精一杯!!!
私の場合、見つめすぎて目が乾燥し、涙も出ない状況に〓

そして、鏡の前の己の姿に…油汗!?

足の動きも大切ですが、上半身の動きは踊りに色付けをしてくれますよね。

今、舞台用の動きをメインにレッスンしていますが、やはりポール・ド・ブラが多いです。

あぁ…でも、私も素敵なダンサーに囲まれてみたい!(恥かき承知で!!)
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フェイさんへ (acbe)
2009-08-19 15:10:54
ほんとに貴重な体験をさせていただきました。
ただ、生徒数が半端でなくて、バーレッスンは、ろくにバーを頼れず、グラン・バットマンはどうやっても、誰かしらの足とぶつかってしまい、もうちょっと少なめだといいなあ、という感じでした。
プリンシパルの先生が指導するにしても、大先生みたいな感じでいらして、私たちへのなおしなどは、サポートがつく。みたいなものを想像していたんです。
基本、担当のプリンシパルの先生は決まっているのですが、身体が空いたプリンシパルの方が、次から次へと来てくださって。。
ちなみに、自分がやらなければいけないので、涙もよだれも流すまでの時間は与えられませんでした。(笑)

不思議なのですが、背中とデコルテ、腕を集中的に指導いただいて、後は、あえて注意らしい注意をされなかったんです。
例えば、おなか!とか、5番うすく!とか。
そのせいか、とにかくデコルテまわりと言えばいいでしょうか、そこをいわれた通りにがんばり続けることで、そこからの身体へのつながりを感じたんです。
エポールマンって、実は重要かも。とか。
たまたま、ロイヤル・バレエ・スクールのバレエピラティスのDVDを見て、そういうことなんだ、と裏付けを得たような気持ちです。
あっちもこっちもって気をつけると、結局、なにも身に付かなかったりしてしまうのかもしれないと、今更ながら、反省しました。(汗)

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ジゼルさんへ (acbe)
2009-08-19 15:21:27
私も、まさか、こんな特別レッスンを経験することができるなんて、思ってもいませんでした。
プリンシパルの先生が指導するにしても、大先生みたいな感じでいらして、私たちへのなおしなどは、サポートがつく。みたいなものを想像していたんです。

ジゼルさんは肩が柔らかいのですか。
白鳥踊ったら、美しいでしょうね。いいなあ。


>ワガノワ・メソッドの先生はトルソやポール・ド・ブラを重視しますが

それ!今ならわかります!
レッスン受けて、私も、なんて大切なんだ、と思いました。
その、見た目がよくなるとか、そういうことだけでもなくて、なんか上体がすごく安定するのと、エポールマンって重要なんだって感じたんです。

また、やっていただけたらな、と思うのですが、できれば、定員なしということなら、グランバットマンは勘弁してほしい。。
どこに足をあげようと、どこに身体の向きを変えようと、必ず、誰かしらの足と接触してしまって。。
バーもないも同然でした。(←これは、まあ、いいか。)

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