バレエの発表会でいっしょにがんばったバレエ仲間に会いました。
「もう、あの人が発表会に出る時は、私は断る。。」
奇しくも、数年前の発表会後に、私がこぼしたセリフと一言一句同じセリフを、彼女が口にしました。
とても、悲しくなりました。
私としては、自分の経験をもとに、彼女の力になれなかったことがつらくなりました。
その生徒さんと同じクラスから参加している生徒さんもいるので、そちらに任せた方がいい、と、ことあるごとに言ったのですが、結局、私の二の舞になってしまいました。
その生徒さんが、前回は私、今回は彼女と、こちら側を頼ってくるということは、多分、同じクラスの生徒さんは、つきあい方を心得ているのかもしれません。
「あの人」という生徒さんは、私のときと同様に「教えて。」と彼女の都合おかまいなしに振付を教えてもらっていました。
舞台を控えると、たいてい自分のことでいっぱいいっぱいになるものだと思いますが、彼女はその生徒さんにふりまわされて、思うように自分のことができず、疲弊してしまいました。
彼女は(私もですが)、バレエ歴が長い訳でもないし、バレエの舞台は、毎回参加者が集まる訳ではないので経験も少ないのです。だから、自分のことで精一杯だったりするところを、踏ん張っているのです。
でも、その生徒さんは、前回のように、振付をほとんど覚えることなく、本番の舞台に立ちました。
振付を覚えてくれれば、報われる部分もあるのですが。
残念なことに、覚えようと努力をしたことに満足して、
「がんばったわ!」
と、本人は意気揚々です。
覚えられなくても、まわりを見てやればいい、という考え方のようなのです。
何人かの生徒さんから、本番の舞台をみて、その生徒さんがいつもまわりを見て遅れて踊っていて、パが詰まった振付けになると、できなくなってしまい、今回はそれが顕著すぎて、彼女ばかりが目立ってしまって、みんな揃えようとしているのが台無しになっている、と言われました。
今回は、メインを踊る生徒さんがいてくれたので、コール・ドの役割が多く、
「ひとりひとりは下手でも、みんなできれいに見えるといいよね!」
と、がんばってきたので、打撃でした。
前日、更衣室で
「結局、覚えられなかったわ。」
と、焦るふうでもなく、淡々と言っていました。
でも、見た目、かなりご年配に見えることもあって、当事者の事情を知らない方々は、
「よくがんばった。」
と口をそろえるのです。
実際は、それほどご年配という年代でもなく、50代前半なのだそうです。
ただ、年齢は関係ありませんが。
その生徒さんのために費やされた彼女の時間は、彼女にしてみれば徒労に終わります。
それだったら、自分のために時間を使いたかった。
そう思えてしまうのです。
優しい彼女なので、そういう気持ちになる自分にも不快なんだと思います。
心的ダメージが痛い程伝わってきました。
当事者として、そのつらさを知っているのは、私だけでした。
いっしょに舞台にたっても、直接、これといって被らない方もいます。
今回、客観的に観察することができましたが、構成上、ある種グループ分けのようなものが存在して、それで関わらないで済む方がいることがわかりました。
例えば、身長差があると、その生徒さんから免れます。
振付が覚えられないのは、先生も承知しているので、構成上の事情でもない限り、1列目には置きません。
だから、1列目の生徒さんには、被害が及びません。
たいていは、長くお稽古をされている生徒さんか、背の順で背の小さい方もしくは高い方です。
その生徒さんのとなりになることの多い生徒さんがお世話係になってしまうようでした。
書いたことはネガティブな一面があるかもしれませんが、ここには書けない問題もいくつもありました。
ただ、振付を覚えることは大切なのと同時に、そこから始まる・取り組むものがあることを書きたいと思いました。
そういうこともあったのか、と、寛大に受け止めていただければ、幸いです。
「もう、あの人が発表会に出る時は、私は断る。。」
奇しくも、数年前の発表会後に、私がこぼしたセリフと一言一句同じセリフを、彼女が口にしました。
とても、悲しくなりました。
私としては、自分の経験をもとに、彼女の力になれなかったことがつらくなりました。
その生徒さんと同じクラスから参加している生徒さんもいるので、そちらに任せた方がいい、と、ことあるごとに言ったのですが、結局、私の二の舞になってしまいました。
その生徒さんが、前回は私、今回は彼女と、こちら側を頼ってくるということは、多分、同じクラスの生徒さんは、つきあい方を心得ているのかもしれません。
「あの人」という生徒さんは、私のときと同様に「教えて。」と彼女の都合おかまいなしに振付を教えてもらっていました。
舞台を控えると、たいてい自分のことでいっぱいいっぱいになるものだと思いますが、彼女はその生徒さんにふりまわされて、思うように自分のことができず、疲弊してしまいました。
彼女は(私もですが)、バレエ歴が長い訳でもないし、バレエの舞台は、毎回参加者が集まる訳ではないので経験も少ないのです。だから、自分のことで精一杯だったりするところを、踏ん張っているのです。
でも、その生徒さんは、前回のように、振付をほとんど覚えることなく、本番の舞台に立ちました。
振付を覚えてくれれば、報われる部分もあるのですが。
残念なことに、覚えようと努力をしたことに満足して、
「がんばったわ!」
と、本人は意気揚々です。
覚えられなくても、まわりを見てやればいい、という考え方のようなのです。
何人かの生徒さんから、本番の舞台をみて、その生徒さんがいつもまわりを見て遅れて踊っていて、パが詰まった振付けになると、できなくなってしまい、今回はそれが顕著すぎて、彼女ばかりが目立ってしまって、みんな揃えようとしているのが台無しになっている、と言われました。
今回は、メインを踊る生徒さんがいてくれたので、コール・ドの役割が多く、
「ひとりひとりは下手でも、みんなできれいに見えるといいよね!」
と、がんばってきたので、打撃でした。
前日、更衣室で
「結局、覚えられなかったわ。」
と、焦るふうでもなく、淡々と言っていました。
でも、見た目、かなりご年配に見えることもあって、当事者の事情を知らない方々は、
「よくがんばった。」
と口をそろえるのです。
実際は、それほどご年配という年代でもなく、50代前半なのだそうです。
ただ、年齢は関係ありませんが。
その生徒さんのために費やされた彼女の時間は、彼女にしてみれば徒労に終わります。
それだったら、自分のために時間を使いたかった。
そう思えてしまうのです。
優しい彼女なので、そういう気持ちになる自分にも不快なんだと思います。
心的ダメージが痛い程伝わってきました。
当事者として、そのつらさを知っているのは、私だけでした。
いっしょに舞台にたっても、直接、これといって被らない方もいます。
今回、客観的に観察することができましたが、構成上、ある種グループ分けのようなものが存在して、それで関わらないで済む方がいることがわかりました。
例えば、身長差があると、その生徒さんから免れます。
振付が覚えられないのは、先生も承知しているので、構成上の事情でもない限り、1列目には置きません。
だから、1列目の生徒さんには、被害が及びません。
たいていは、長くお稽古をされている生徒さんか、背の順で背の小さい方もしくは高い方です。
その生徒さんのとなりになることの多い生徒さんがお世話係になってしまうようでした。
書いたことはネガティブな一面があるかもしれませんが、ここには書けない問題もいくつもありました。
ただ、振付を覚えることは大切なのと同時に、そこから始まる・取り組むものがあることを書きたいと思いました。
そういうこともあったのか、と、寛大に受け止めていただければ、幸いです。
問題の生徒さんのこと、はっきりと先生に迷惑だと申し出たらいかがでしょうか。私の教室では発表会の練習の時、「生徒同士で教えあってはいけない。細かいことでも何でも私に聞いて」と先生はおっしゃいます。たぶん以前同じような問題が起こったのかも・・・。 何か良い解決法が見つかればよいですね。
まさに私も同じ体験をし、4年間ずっと出続けていた発表会を今年は諦めました。
本番は9月で、今はリハーサルに力が入っている時期なのですが、発表会に出ない私は話にも入れず、寂しい思いをしてレッスンに行ってます。
それでも「その人」に関わらずに済む事は、疎外感なんか何でもありません(笑)
それよりも同じような方が他のレッスンでもいらっしゃる事に驚きです。
発表会のDVDで自分を見て、どれだけ周りの方と違うのか、どうすれば近づけるのかを考えてくれれば…と思いますが、それが出来る人ならこういう問題は起きませんね(>_<)
私はacbeさんのこういったネガティブ(とも思っていませんが)ブログは嫌いじゃありません。
自分も迷惑をかける側にいないか確認したり、自分1人で悩んでた事が、他にも同じ思いをしてるとわかる事はとても元気づけられてきました。
ネガティブだと思っていたブログなのに、ポジティブな気持ちになる人もいるという事を覚えてて下さると嬉しいです♪
今後もブログ、楽しみにしておりますね★
こういう方は、失礼ながら、私生活も同じなのでは?人のいいオバサン的な?
教えられない!…と突っぱねてしまえば楽ですが、角はたてたくないし。
やはり、一番は先生にお話しして、先生サイドからアプローチして頂くのが最良かと 生徒間を潤滑させるのも先生のお仕事ですし。
そんな事で、舞台に立てないなんて…先生もきっと淋しいでしょう。
ちなみに、私はレッスン中に質問攻めに合い、嫌な思いをしましたが、先生が間に入って下さいました。
みなさん!ファイトです!!
今後他の方がacbeさんやお仲間さんみたいなことにならない為にも、まおさんやジゼルさんがおっしゃるように先生に相談するのが一番だと思います。
私の場合そんなに深刻ではないですが、場当たりのことで困った時に先生に相談しました。
年配の方だったので私からは勿論言えなかったし、先生から注意が入ることで聞かざるをえない状況になるだろうなと思ったので。
結局、本番では揚がってしまったのか少しずれてましたけど(笑)お稽古中は先生も注意して見てくれていましたし、ご本人も直そうとされていました。
悪気がないのが一番厄介で他人(今回の場合は先生)に言われて分かるってことは困ったさんご本人にとっても必要だと思います。
いつも見てくださっているなんて、うれしいです。
こんな内容に恐縮ですが、優しいコメント・アドバイスをありがとうございます。
まおさんの先生は、すばらしい先生だな、と思います。
舞台前となると、先生も別件で多忙になりがちなのを、きちっと統率されて。。
できれば、私の先生にもお願いしたいところですが。。
子供など通常クラスにはきびしいのですが、残念ながら、大人クラスは、お稽古自体はビシバシやってくださるんですが、そういうことになると、なんとなくゆるく感じます。
いろんなレベルの生徒さんをひとつの舞台にまとめる訳で、それはすごいな、と尊敬はしているのですが。
その生徒さんは、運営側に近しい事情もあって、扱いがむずかしいのも事実なんです。
でも、先生も、その生徒さんが自分の関係者と勝手にやってしまうところもあって、言うことを聞かないとこぼしてはいましたので、今回は言うべき時が来たのかもしれません。
同じ体験をしたバレエ仲間とも話して、先生に正直なところを話してみたいと思います。
ほんとにありがとうございます。
いつも見てくださっているなんて、ほんとにうれしいです。
そして、この気持ちをわかってくださる方がいる!ということが、ものすごく救われました。
コメントしてくださって、ありがとうございます。
その生徒さんは、お嬢さんがいらして、バレエがとても上手なので、はなから自分は下手。楽しめればいい。と割り切っているのかなあ、と考えたりもしました。
今回は、別のクラスのエントリーがちょっと遅かったので、こちらのクラスの参加者は決定で、私も抜けるに抜けられませんでした。
ただ、ヴァリエーションでいっしょになることはないし、と、割り切ってチャレンジしたのですが、やっぱり、温度差(なのかどうか、皆目見当がつきませんが)が激しいのは、だめですね。
やっと、問題を共有できる仲間ができたので、彼女ともっと話をして、どうしたらいいか、考えてみようと思います。
ほんとに、ありがとうございます。
>もうちょっと、突っ込んだバレエを体験すると、また違った楽しさや喜びが発見出来るのにネ!
もう、まさに、同じことを感じます。
そういうふうに取り組んだら、見えなかったものが見えてきたりしますよね。
そして、さらに取り組みがいのあるものになって。。
その生徒さんは、バレエ団と近しい事情もあって、扱いがむずかしいのも事実なんです。
先生も、言うにしても、かなり言葉を選ぶだろうな、と、そして、そのせいで、彼女は曲解して伝わらないかもなあ、という気がします。
でも、問題を共有できる仲間ができたので、よく話し合って、正直なところは、先生にお話したいと思います。
ほんとにありがとうございます。
ほんとに救われる思いです。
そうなんですよね。
先輩だったり、ご年配だったりすると、気を遣ってしまうところ、ありますよね。
なんと言えばいいか悩んで、言葉を選んで。。
先生も、なにも言わない訳ではないのですが、振付を踊っている最中は、どうもそれだけでいっぱいいっぱいになってしまうようで、なんというか、なおっていかないのです。
彼女に、毎回、同じことを言っているのです。
もう、どうしたらいいんだか、と、そんな感じで、本番を迎えてしまうことになりました。
やっぱり、思い切って、正直に先生に告白した方がいいですね。
今回は、同じ問題意識を持った仲間もいてくれることですし。
そして、先生と、彼女を指導している先生とで話し合ってもらおうと思います。
ほんとにありがとうございます。
Hotaruと申します。ダンス暦は20年ですが、上達には基礎が必要と感じて1年ほど前からバレエを始めました。
アンドゥオールのコツがつかめず困っていたときにacbeさんのブログを発見して助けられて以来(感謝です。。)、拝読しております。
発表会の際、私の場合は創作ダンスでしたが、やはり振りが入らない方につかまったことがあります。
その方は通常のレッスンでの振りが短いため、覚えることに慣れていらっしゃらないようでした。レッスン中は踊れるのに、発表会の練習になると劣等生になってしまう自分に戸惑っておられるようでした。本人も必死だから、溺れる者は藁にもすがる勢いでくる・・・これではどんなに泳げる人も沈むなぁと思った記憶があります
そこで学んだいくつかのことを書いてみますね。
・振りではなく、振りの覚え方を教える。ノートにとる、ビデオにとる、家で復習する・・・など
・毎回教える前にひとりで躍らせて、できないところをピンポイントで教える。そこができるまでは次を教えない。
・(これは先生と皆様の協力が必要ですが)お稽古後に座談会をする。今日はこれができた/できなかったなどを話して、お互いの状況を知り、己を知る
・やっぱり先生にご相談する。
大人のバレエクラスは人間関係が難しい面もありますが、解決して皆で発表会を楽しめることをお祈りしております。上に書いたことが少しでも何か参考になれば幸いです。
コメント、そしてアドバイスまで、ありがとうございます!
創作ダンスを長くやられているなんて、それだけで親近感が湧いてしまいます。
私はヘタクソですが。(汗)
やっぱり先生に相談する。ですね!
後、みんなの協力がいるっていうのは、ものすごく実感しました。
私がいる時に、友人が教えてあげていたら、いっしょに協力するようにしましたが、私のときは、ひとりでしんどかったです。
見て見ぬ振りなのも、感じとれたりしてしまうんですよね。
やっぱりみんなでっていうのは、ポイントですね。
次があったら(つい、ないことを祈ってしまいますが)まわりの生徒さんにも話して、協力してもらおうと思います。
振付を覚えられない生徒さんは、ノートもとっていたし、バレエをやっているお嬢さんもお稽古に参加して、お嬢さんがすべてを覚えていったこともあるんです。
でも、どちらも、なんのためだったのか。。
毎回、同じところをやっていて、進みたくても、進まないんです。
ノートをワープロに起こしたものを拝見しましたが「こうしたら、私を見る。」とか、そんな感じなんです。
しかも、そこは、私とは対称だから、手も足も逆で、だから、手も足も逆になってしまったり。
ノートの取り方は、人それぞれだと思いますが。。
でも、先生に言うだけでなく、みんなにも言って協力してもらうは、いいアドバイスいただきました。
「みんな、関係ないからわからないよね。。」と、経験者の2者会談だと、つい、ネガティブになってしまって。
明るくなるアドバイスをありがとうございます。
それと、ブログが少しでもお役に立てば、うれしい限りです。
ほんとにありがとうございます。