自分のことって、自分が一番よくわからないんですよねぇ(by 児玉清の人生相談)。
今日はそんな記事です。
■種田山頭火すごし!
今日テレビのNHK BS2で「あの人からのメッセージ『苦労の先に 花ありて~遠藤実と川谷拓三~』」を見たのですが、これが良かった。
Wiki 川谷拓三
川谷拓三さんは俳優になるべく若くして高知から京都へ向かい、殺される役など長い下積みを経て、その人間味溢れる演技で人気俳優になった方でした。
川谷さんは晩年、病床で多くの書を書いていたそうですが、その中で以下の種田山頭火の句を最も多く書いていたそうです。
「ふまれてたんぽぽ、ひらいてたんぽぽ 種田山頭火」
Wiki 種田山頭火
長い下積みの中でも希望を捨てず、見事一流の俳優となった川谷さんの気持ちがこのひとつに句に凝縮されているように感じました。
さらに深く感じたのは、このたった17文字の中にものすごく多くのことを詰め込んだ山頭火の感性と、「日本語」の表現力の素晴らしさですね。
自分は他の言語の文化の事情をよく知っているわけではありませんが、俳句や短歌、川柳など、決められた文字数の中にいろんなことを詰め込んで、読む人に無限の解釈を与える文化があるというのは、誇りに思っても良いのではないかと思います。
小学校のとき教科書に載っていた、「分け入っても分け入っても青い山」を、何か変な句だな、と思っていた当時の自分の感性の鈍さを今更ながら悔しく思います(苦笑)
遠藤実さんの奥様との死別のお話も良かった。泣けました。
最近はテレビをあまり見ない自分ですが、こんな番組だったらどんどん創って放送してほしいですね!
■華麗の国
これは興味深く閲覧しているブログでの記事のタイトルです。
記事はこちら↓(とても長い記事ですのでお暇なときにでも)
煩悩くん フルスロットル 華麗の国
世界中のいろいろな不思議から韓流POPまで、様々な話題を楽しい文章で綴っているブログなのですが、内容によっては深い研究や洞察を行っているところがこのブログの魅力です。
この「華麗の国」という記事は、日本のカレーライスの素晴らしさから始まって、韓国の日本食ブーム、芥川龍之介、さらにはキリスト教など、日本という国の特質である「異文化を輸入してさらに良いものに創り変える力」について面白おかしく、そして深く力強く記述しております。
言われてみれば確かに…カレーももともとインドですが、カレーをご飯にかけて食べるというものが家庭料理の定番になるぐらいまで受け入れて昇華する力はすごいですよね。
宗教に関しても神道や儒教、仏教などたくさん日本には外来の宗教がありますが、それをごちゃ混ぜにして良いとこ取り!みたいな形まで昇華しておりますね。
クリスマスをやって初詣行って仏壇を拝む、なんてことは他の国では考えられないのでは(笑)
かといって何でも良いわけでもなく、キリスト教の宣教師はこれまでたくさんやってきましたが、なかなか浸透しないのは、一神教は肌に合わなくて、神道のような多神教のほうがしっくりきている、ということなのでしょうか。
多神教ならば、キリスト教の神が一人ぐらい増えたからってたいしたことはない、だからクリスマスも良いよね~という太っ腹なお国柄?!(笑)
しかし自分も含めてですが、最近の日本人はそのような信仰から遠ざかっているのも事実です。
自分も神や仏を意識し出したのは最近ですし、この日本国民の流れによりやはり国家としての意識を維持するのはかなり難しくなっているのが現状でしょう。
グローバリズムが世界的な流れとなっておりますが、タイトルにもありますように、今一度日本に住む我々は日本人としての素晴らしさの自覚を取り戻しても良いと思いました。
日本人はすごいんです!!!
今日はそんな記事です。
■種田山頭火すごし!
今日テレビのNHK BS2で「あの人からのメッセージ『苦労の先に 花ありて~遠藤実と川谷拓三~』」を見たのですが、これが良かった。
Wiki 川谷拓三
川谷拓三さんは俳優になるべく若くして高知から京都へ向かい、殺される役など長い下積みを経て、その人間味溢れる演技で人気俳優になった方でした。
川谷さんは晩年、病床で多くの書を書いていたそうですが、その中で以下の種田山頭火の句を最も多く書いていたそうです。
「ふまれてたんぽぽ、ひらいてたんぽぽ 種田山頭火」
Wiki 種田山頭火
長い下積みの中でも希望を捨てず、見事一流の俳優となった川谷さんの気持ちがこのひとつに句に凝縮されているように感じました。
さらに深く感じたのは、このたった17文字の中にものすごく多くのことを詰め込んだ山頭火の感性と、「日本語」の表現力の素晴らしさですね。
自分は他の言語の文化の事情をよく知っているわけではありませんが、俳句や短歌、川柳など、決められた文字数の中にいろんなことを詰め込んで、読む人に無限の解釈を与える文化があるというのは、誇りに思っても良いのではないかと思います。
小学校のとき教科書に載っていた、「分け入っても分け入っても青い山」を、何か変な句だな、と思っていた当時の自分の感性の鈍さを今更ながら悔しく思います(苦笑)
遠藤実さんの奥様との死別のお話も良かった。泣けました。
最近はテレビをあまり見ない自分ですが、こんな番組だったらどんどん創って放送してほしいですね!
■華麗の国
これは興味深く閲覧しているブログでの記事のタイトルです。
記事はこちら↓(とても長い記事ですのでお暇なときにでも)
煩悩くん フルスロットル 華麗の国
世界中のいろいろな不思議から韓流POPまで、様々な話題を楽しい文章で綴っているブログなのですが、内容によっては深い研究や洞察を行っているところがこのブログの魅力です。
この「華麗の国」という記事は、日本のカレーライスの素晴らしさから始まって、韓国の日本食ブーム、芥川龍之介、さらにはキリスト教など、日本という国の特質である「異文化を輸入してさらに良いものに創り変える力」について面白おかしく、そして深く力強く記述しております。
言われてみれば確かに…カレーももともとインドですが、カレーをご飯にかけて食べるというものが家庭料理の定番になるぐらいまで受け入れて昇華する力はすごいですよね。
宗教に関しても神道や儒教、仏教などたくさん日本には外来の宗教がありますが、それをごちゃ混ぜにして良いとこ取り!みたいな形まで昇華しておりますね。
クリスマスをやって初詣行って仏壇を拝む、なんてことは他の国では考えられないのでは(笑)
かといって何でも良いわけでもなく、キリスト教の宣教師はこれまでたくさんやってきましたが、なかなか浸透しないのは、一神教は肌に合わなくて、神道のような多神教のほうがしっくりきている、ということなのでしょうか。
多神教ならば、キリスト教の神が一人ぐらい増えたからってたいしたことはない、だからクリスマスも良いよね~という太っ腹なお国柄?!(笑)
しかし自分も含めてですが、最近の日本人はそのような信仰から遠ざかっているのも事実です。
自分も神や仏を意識し出したのは最近ですし、この日本国民の流れによりやはり国家としての意識を維持するのはかなり難しくなっているのが現状でしょう。
グローバリズムが世界的な流れとなっておりますが、タイトルにもありますように、今一度日本に住む我々は日本人としての素晴らしさの自覚を取り戻しても良いと思いました。
日本人はすごいんです!!!