ツイッターをやっていまして。
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普段はろくでもないネタを中心にツィートしておりますが(苦笑)
今日のツィートを忘れないようにブログにも転載しておきます。
--- 以下、今日のツィートから ---
最近トマト作業に加わったSくん。なかなか収穫の速度が上がらない。何とか指導しようと、いろいろ考える。慣れてる自分たちと比較しても無駄なので、「昨日の自分より速くなってるか考えながらやれ」ということを思い付いた。なかなか良いこと考えついた、と思った直後、愕然とした。
普段自分の生活におけるあれこれについて、これまでの人生で「昨日の自分より変わっているか」を感じながら出来ていることがどれだけあっただろうか!六道輪廻に苦しみながら、おざなりにしてきたことばかりではなかったか!
己を省みることなしに人に意見しようとしていないだろうか!…先の言葉は未だSくんに伝えられずにいる。
--- ここまで ---
ここで、最近学習中の「六道輪廻」について解説を付記しておきます。
Wiki 六道
Wiki 輪廻
Wiki 十界
--- 以下、Wiki輪廻より引用 ---
仏教における輪廻とは、単なる物質には存在しない、認識という働きの移転である。生命に永遠不滅の霊魂は存在せず、また、生命自体も、物質と様々な認識機能のあつまり(五蘊)であり、自我とはそこから生じる錯覚にすぎない。それゆえ輪廻における、単立常住の主体(霊魂)は否定される。輪廻のプロセスは、生命の死後に認識のエネルギーが消滅したあと、別の場所において新たに類似のエネルギーが生まれるということである。このことは科学のエネルギー保存の法則にたとえて説明される場合がある。この消滅したエネルギーと、生まれたエネルギーは別物であるが、流れとしては一貫しているので[4]、意識が断絶することはない。[5]これが輪廻という現象である。また、このような一つの心が消滅するとその直後に、前の心によく似た新たな心が生み出されるというプロセスは、生命の生存中にも起こっている。それゆえ、仏教における輪廻とは、心がどのように機能するかを説明する概念であり、単なる死後を説く教えのひとつではない。
--- 引用、ここまで ---
何のことやら、と思う人も多いでしょうが、自分もはじめ「輪廻」という言葉から想像したのは、この世が終わったらまた次の世、みたいなことを繰り返すんだな、程度のものでしたが、それはヒンドゥー教の考え方であって、仏教ではこの世においても衆生は輪廻を繰り返し生きている、ということが上の引用からわかります。
さて、自分たちはいったいどのような輪廻を繰り返しているのか?その輪廻から解脱する方法はあるのか?ということを考えたときに、以下のサイトの記事がたいへんわかりやすくまとまっておりますのでリンクしておきます。
日蓮と一念三千論
(
橋本 裕 人生・文学worldより)
この記事を一通り読むと、仏教の開祖・釈尊とその思想を正しく受け継ぐ後継者たちによる仏教の発展がわかると思います。えらそうなこと言っておりますが、自分もあちこちかじった程度で、まだまだ勉強中です(^^;)
仏教の根本は人々(衆生)を救うこと。どうやったらこの苦しみの世に生きる衆生を救えるか?を極めて合理的に説いて伝えているものです。全国的に残暑は厳しい状態が続いておりますが、お時間のあるとき、この仏の心に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。