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150916 【尼崎連続変死 公判】ナゾの“角田家”解明なるか 側近家族ら3被告、16日に判決

2015-09-16 15:52:45 | 日記
ある種の縮図のような事件ですね。
深い闇に包まれて、一般人には非常に見えづらいものがあります。

以下引用

【尼崎連続変死 公判】ナゾの“角田家”解明なるか 側近家族ら3被告、16日に判決




 兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、男女3人への殺人罪などに問われた角田(すみだ)美代子元被告=自殺、当時(64)=の義妹、角田三枝子(62)ら3被告の裁判員裁判の判決公判が16日、神戸地裁で開かれる。一連の事件で起訴された7人のうち、判決が出るのはこれで計5人。3被告は「角田家」の中枢にいたとされ、公判で検察側は、元被告が作り上げた「疑似家族」の構造を浮かび上がらせた。だが、3被告側は「従属的だった」として検察側の構図を否定しており、裁判員の判断が注目される。

角田家の古株

 「集団行動をモットーとする角田家の一員」「日ごろから役割分担があった」

 判決を迎えるのは、三枝子被告のほか、美代子元被告の養子で長男の健太郎(33)、内縁の夫の鄭(てい)頼太郎(65)の両被告。検察側は、角田家がピラミッド型の疑似家族を形成し、3被告は同居者の中で優遇された立場だったと指摘。「事件のプロセスを認識し、各自の役割を受け入れていた」と主張した。

 検察側によると、三枝子被告は、19歳のころから元被告と同居。水商売で稼いだ3億円以上を差し出し、集団生活の家計を支えた。家事や子育ても担当し、角田家の「母親的存在」だった。

 健太郎被告は、元被告の子供たちで作られた「子供会」のまとめ役。元被告の意思を子供たちに伝達し、子供たちが元被告から責め立てられた際には仲裁することもあった。

 鄭被告は元被告と内縁関係にあり、食事の際には頼太郎被告が最初に手をつけてから他が食べ始めるなど、「一家の長」として立てられていた側面もあったという。

過去最長140日

 検察側は3被告にいずれも懲役30年を求刑。だが弁護側は、元被告がえたいの知れない恐怖感で角田家を支配していたと指摘。「元被告の一極支配を築いた」とした上で、「3被告は『その他大勢』に過ぎず、従属的だった」として、懲役10年以下が相当と反論した。

 果たして、元被告の「一極支配」だったのか、元被告を頂点とする「ピラミッド構造」だったのか。判断する裁判員は、在任期間が過去最長となる140日。多大な負担の中、注目の事件を裁くことになる。

 一連の事件をめぐって罪に問われたのは計7人。残るのは、実行役とされる元被告の義理のいとこで韓国籍の李正則被告(41)と、実の母と姉を虐待したという元被告の義理の娘、角田瑠衣被告(30)の2人のみ。3被告の判決は、事件の構図を決定づける重要な判断となりそうだ。



 一連の事件で、3被告が問われている男女3人に対する殺人罪は、平成17年7月、角田三枝子被告の夫の久芳さん=当時(51)=について、沖縄旅行中、がけから飛び降りさせて殺害したほか、20年7~12月、角田瑠衣被告の姉の仲島茉莉子さん=同(26)=を、美代子元被告の自宅マンション(兵庫県尼崎市)の小屋に監禁し、暴行した末、衰弱死させて殺害。さらに23年7月、久芳さんの弟、橋本次郎さん=同(53)=について、茉莉子さんと同様に小屋に監禁、暴行し、殺害した。


引用終わり

ていち●んですね。


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