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210528 宅配業者が違和感…“道具屋”男ら7人逮捕 

2021-05-28 09:52:39 | ニュース


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アッチ系も意外にアレですし。

宅配業者が違和感…“道具屋”男ら7人逮捕

特殊詐欺などの犯罪で使用される“飛ばし携帯”を犯罪組織に売りさばいていたとして、暴力団の男ら7人のグループが千葉県警に摘発されました。およそ1年に及んだ捜査のきっかけは「宅配業者が感じた違和感」でした。

詐欺などの疑いで逮捕されたのは、住吉会系暴力団組員の安藤大介容疑者ら男7人です。警察によりますと、安藤容疑者は、他の仲間と共謀し不正に入手した他人名義のクレジットカード情報を使いインターネットでSIMカードを購入し、千葉市内のアパートの空き室で受け取った疑いがもたれています。

安藤容疑者ら7人は、特殊詐欺グループに犯罪で使用する携帯電話などを販売する「道具屋」と呼ばれる集団でした。

■狙われる「格安スマホ」

安藤容疑者らが不正に購入していたとされるのは「格安スマホ」のSIMカード。警察が把握しているだけで去年5月から11月までに1100枚以上を不正に入手。その多くが1枚2万5000円から3万円ほどで首都圏の詐欺グループに売られ、実際に30枚ほどが特殊詐欺事件に使用されていたといいます。

「格安スマホ」は大手の携帯事業者よりも手続きや本人確認が簡単で、通話料も割安なことから標的にされた可能性があるといいます。

■特殊詐欺で悪用される「飛ばし携帯」とは

他人や架空の名義で不正に契約された携帯電話は「飛ばし携帯」と呼ばれ、足がつきにくいことから特殊詐欺などの犯罪に多く悪用されています。安藤容疑者が不正に入手していたSIMカードもSIMフリーの携帯電話に差し込んで「飛ばし携帯」として使用されていたとみられています。

■事件発覚の経緯は「宅配業者が感じた違和感」

警察が安藤容疑者らの動きを最初につかんだのは去年5月、宅配業者からの「空き室に荷物を届けている」という110番通報でした。宅配業者が空き室だったはずの市川市のアパートに荷物の配送があったことに違和感を感じたため、警察に通報。警察官が現場に駆けつけると空き室だったはずの部屋に男がいたため、邸宅侵入の容疑で現行犯逮捕されたのです。届けられた荷物の中身はSIMカードでした。警察はそこから捜査を開始、通信履歴や行動確認など1年がかりで、グループの首謀者とみられる安藤容疑者を逮捕したのです。

■「リモート内覧」を悪用し荷物の受取場所に

警察が捜査を進める中、判明したのが、「リモート内覧」の制度を使って空き室を荷物の受取場所にしていたということでした。「リモート内覧」とは、不動産会社の付き添いなしで内見する部屋のカギを受け取り希望者だけで内覧を行うこと。

部屋の入口付近にキーボックスがあり暗証番号を入力して鍵を取り出し内覧をするケースも多いといいます。そのシステムを悪用し、空き室を荷物の受取先に指定し「回収役」のメンバーが宅配業者からSIMカードの入った宅配を受け取っていたといいます。

安藤容疑者らはこの手口で東京や、千葉、埼玉など首都圏を中心に複数の都市で「リモート内覧」を悪用して空き室を受取先にしていたということです。

■「異変」を感じたら警察に通報を

千葉県警は「複数名義の荷物が同じ場所に届いていたり、空き室だったはずの部屋に人の出入りがあったり、置き配がされているなど不審な点に気づいたら、すぐに警察に相談して欲しい」としています。



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