さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

解ってたまるか!

2007-06-10 21:41:38 | 演劇&ミュージカル
昨日、観て来ました。

見ごたえのある演劇でした。
1968(昭和43)年に起こった金嬉老事件を題材にしているそうですが、
ライフルを所持した男、村木明男が主人公で、
人質になったホテルの宿泊客12名、
警官、新聞記者、文化人グループが
事件解決に向けて、
村木とやり取りする様子が描かれているのですが、
そこで、社会の矛盾点や偽善が
あぶりだされていきます。

村木役の加藤敬二さんがなんとも魅力的で、
村木が出てきてからは、
村木側に立って、観てしまいました。

安易に発せられる「分かる」というひと言に、
憤りを感じているうちに
クライマックスへ。

そして最後の場面では
なんともいえぬ村木の顔に
切なさを感じました。

この作品を見ることが出来た幸せを
噛みしめつつ、家に帰りました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。