さくらんのDias de Pasion

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交響組曲「シェエラザード」他

2007-02-18 23:55:22 | 音楽&コンサート
東京フィルハーモニー交響楽団による
第733回オーチャードホール定期演奏会に行ってきました。

プログラムは
シュニトケ「夏の夜の夢、ではなくて」
ショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲第1番」
リムスキー=コルサコフ「交響組曲『シェエラザード』」

指揮はダーヴィド・ゲリンガスさん
ピアノソロは小山実稚恵さん
トランペットソロは古田俊博さん
ヴァイオリンソロは荒井秀治さん。

このパンフレットがすごいのです。
今日分の紹介だけで11ページ、
英語対訳つきです。
楽器編成まで紹介されています

さてさて1曲目、
なんとも不思議な曲です。
愛らしいメロディと不協和音の繰り返し。
最初と最後はもちろん心地よい音楽なので、
不協和音は聞き違い?と思うような感じです。

2曲目は、ピアノ協奏曲。
どちらかといえば、協奏曲は苦手だったのですが、
この曲は、いい印象で聞けました。

当初の構想はトランペット協奏曲だったのが、
創作に苦しむうちに、ピアノとトランペットの二重協奏曲風になって、
最後にはピアノが主の協奏曲になってしまった、
とプログラムで紹介されています。
楚々ととした小山さんの、力強いピアノと
軽快なトランペット、
それから弦楽器、
バランスよく奏でられていて、
第二楽章あたりですこししてしまいましたが(すみません
とても気持ちよく鑑賞しました。
小山さんの緑のドレスも素敵でした
この曲はソヴィエト連邦内で生まれた初めての実質的なピアノ協奏曲
だそうです。

以上2曲は、古典派とは違い、
ちょっと淋しげというか、不安そうというか、
そういうかげりのようなものを感じる曲のような気がしました。

さて、最後はお目当ての「シェエラハザード」。
作曲者のニコライ・アンドレーエヴィチ・リムスキー=コルサコフは
ロシア出身で、軍人さんだったのですか???
CDを持っていて、何度か聞いていますが、
生演奏を聴けるのは、やはり嬉しいものです
激しい部分とロマンチックで穏やかな部分、
それぞれたぷり聞かせてくれる情熱的な曲です。
2楽章の終わりには、思わずしたくなってしまいましたが、
ぐっと我慢
最後まで聞き終えたときには、
「ひとつの物語を見終えた~」という気分になりました。
聞いたばかりでこんなことを書くのも変ですが、
ぜひぜひもう一度、もうちょっと近い席で聴きたいです。

そういえば、
場所柄か分かりませんが、
本日も男性(特に初老の)が多かった・・・!
ご夫婦でいらっしゃっているのもいいですよね


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