なかなか面白い作品でした。
「運命を変えてやる!」と前向きに頑張る主人公と、
恋に落ちる、意志の強い、美しいヒロイン、
ユーモア溢れる仲間たち。
槍の戦いのシーンはちょっと怖いですが、
メリハリある話の展開に、
ついつい見入ってしまいました。
まずは、あんどぅさん、情報をありがとうございましたm(__)m
早速本日、渋谷・Bunkamuraに行ってきました~。
久々の、
実に4ヶ月ぶりの美術館です。
さすが土曜日の夜、すいていますよ~。
作品に集中するには
やはりこのくらいのすき具合であってほしい…!
入口にいたときに近くにフランス人のご夫妻がいて
フランス語を小声で、少しだけ交わされていたのが
なんともいい風情~♪
気分が高まりますよ~
数々の誘惑?よりも
美術館を選んだ人達が集っているからか
ゆったりペースで静かに作品を鑑賞している人ばかりで
なんともいい雰囲気でした~。
一時間強かけて
(20時ちょっと前に入ったので
それ以上はいられないのですけれど)
じっくり見てきましたから
今とても心が満たされた感じですよ~
さて ”モディリアーニと妻ジャンヌの物語展”
よかったですよ!
教科書でその絵をよく見かけたモディリアーニ、
とてもハンサムな方だったのですね。
奥様のジャンヌもとても美しい方。
二人とも絵の才能に溢れ
素晴らしい作品を残したのに
モディリアーニには36歳の若さで病死し
ジャンヌは8ヶ月の身重の身だったのに
モディリアーニの死から二日後に
後追い自殺。
その出会いから、この世を去るまでが
二人の作品や写真、葉書等で紹介されています。
モディリアーニに出会うまでのジャンヌの作品ですが
爽やかで好感が持てるものです。
童話の挿絵にしたくなるような作品もいくつもありました。
モディリアーニが描くジャンヌの絵は、
やはりとても印象に残りました。
頬をばら色に染め、
優しい眼差しで微笑んでいるジャンヌ。
いつまでも見つめていたくなる絵です。
それからジャンヌの絵は
色彩が美しく
女性らしくてすっかり好きになってしまいました。
風景画や静物画像の色は
優しくて穏やか。
「『ルーブル』紙を読む女」 や
「風景の中の帽子の女」 は
シックでスタイリッシュ。
共作や、相手を描いた作品があるのですが、
お互いにいい影響を及ぼし合える関係だったのでしょうね。
”if”を言い始めたらキリがありませんが、
才能溢れる二人が
ともに短い生涯だったことが残念ですが、
お互いを愛おしむ心をいっぱい感じて
心安らぐひとときを過ごしました。