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Real Reality in a Dream

「夢の中のリアルな現実」?? …その肌感を求めて彷徨う日々の記録

あぁ、そうか。

2007-07-03 19:24:33 |  -brand new love
・・・壊れてしまっているのか。

境界例(境界性人格障害)と認識すれば、そうだね、確かに、少し理解しやすくなる。
(もちろん、こうして「理解しやすく」することには何の意味もないのだが。)

もはや、彼女の目は、僕を見ていて、僕が見えていない。
僕の言葉も、彼女の耳には入っていて、でも、聴こえていない。

それは交わしたひと言ふた言と、そしてその時の表情や、目を見れば、なんとなく、いや、はっきり、わかる。
・・・もはや、まるで別人のような。

・・・伝われ、心。
何度そんなことを思っても、おそらく、今の状態ではそれは無理な話。

本当は救いを求めているのかも知れないし、アタマのどこかではわかっていて、でも、行動をコントロールできない・・・という状況なのかも知れないし、それはわからないけれど、いずれにせよ、この状態ではコミュニケーションを成立させることは、不可能なんだということは、わかる。そのことは、けっこうリアルに、わかった。

だから、いつか、こちら側に戻ってきたら、また話をしよう。
ついつい放っておけないような気持ちも顔を出すけれど、それはこちら側からの働きかけでなんとかなるものではないってコトは明白なわけで、自分の力で、帰ってくるしかないものだから。
そしておそらく、時期が経てば、その日は、来る。(彼女がその繰り返しで生きてきたことは、知っている。そしておそらく、当面はずっと、そうやって生きていくことになるだろうコトも。)

それまで、元気で。Good Luck!!


・・・そう考えておかないと、実は、危ない。

何故なら、自分自身が、本当は病んでいるんだってコトを、僕は知っているから。
救いを求めているのは、実は、自分。
だから、病んでいたり壊れていたりする人達が、いつのまにか周囲にあふれるような状況を、自ら進んで作っている。お互いが同じ匂いを嗅ぎ分けていることも、だからこそ、何故か話が合うような気がしてしまうことも、知っている。
かつても自分自身で書いているように(※過去記事)、誰かの救いになることで自らを救おうとしているこの末期的な不健康を、自覚しておく必要がある。

救済願望。救いたいということで救われたがっている。
わかる人が僕を見れば、そう、言うだろうね。

そこから離脱しなければならないのは、むしろ、僕。

・・・これが本当の螺旋階段。何度となく書いてきた螺旋階段の裏の姿、本当の姿だ。

だからたぶん、ツラいのは彼女のそういう姿を見たからではない。
それを見たときに、鏡のように、自分の姿を、また、見つけてしまったからだろう。

そんなときにアルコールに逃避するのは、ますます症状を悪化させる。
そしてまた、これまでの数年間を、仕事に没頭することで逃避してきたことにも、もちろん、気付いている。

・・・そうなんだよね。笑ってしまうくらい、僕は何も変わっていないのだ。

early bird

2007-06-19 06:03:41 |  -brand new love
早く目が覚めた朝。
まだなんとなくぼんやりした頭で、彼女のことを考える。

日々が過ぎ去るのはとっても早いから、置き去りにされた記憶は、たぶん、すぐに色褪せて、そして、そのうち、消えてしまう。

a presentiment ~予感

2007-06-17 23:00:21 |  -brand new love
ある予感。
・・・それについて、備忘録として、ここに書き記しておくことにする。

おそらく、僕の五感あるい第六感でもって感覚的に認知しているこの「感じ」は、後に知ることになるかも知れない事実としての事態(実態)とは異なる可能性はむろん否定できないけれど、総体として、あるいは雰囲気として(方向性として)は、正しいのだと思う。たぶん。

「僕の感覚は研ぎ澄まされている」と自信を持って言えるかどうかはさておき、とにもかくにもこれでも随分と人生を生きてきた。感じるべきトコロ、見るべきトコロは、外していないと信じたい。

だから、たぶん、また、例の螺旋階段という名の迷路のただ中を、歩むことになるのだろう。
そして、もしかしたら、今度はあの頃の僕がやってきたことを、まさに「逆の立場で」体験することになるのかも知れない。

あなたが、僕に背中を押されて動いたことを後悔していないのだとすれば、今度は僕が、喪失の苦しみを味わうことになる。

・・・そんな予感。そしておそらく、数ヶ月後には、あるいは、何年か後には、その予感は当たる。

くればいいのに

2007-06-05 02:41:06 |  -brand new love
KREVA × 草野マサムネ from SPITZ のコラボ楽曲、「くればいいのに」。
なんでこういうピタっとくるタイミングにピタっとくる歌に出逢うんだろう。不思議なもので。


会いたいと思う その時には あなたがいない
今すぐ会いには 行けないから あなたがくればいいのに・・・

2007/6/20にCD発売とのこと。ラジオではもうOAされていますね。

「lack of something」について

2007-05-30 21:57:54 |  -brand new love
過去にも書いた。何度も、何度も。
an essential lack of something」について。

曰く。
◇とある決定的な「欠落」が、おそらくそこにはあり、しかもそれは、きっととても自然で、ごくごく普通なハズのモノの大いなる「欠落」だ。
◇これは、自分自身のことでもあり、そして、おそらく、自分が惹かれていく人・モノ・出来事のことでもある。

・・・やはり、そうか。
考えてみれば、そうでないハズがないのだが、でも、そうか。
確かに、忘れていた。僕が何故かその人に惹かれるということは、そこにはやはり、「闇」が、あるのだ。

非常識。そう云ってしまうのはもしかしたら乱暴に過ぎるのかもしれないが、しかし、おそらく通常の人々が気にするはずのことをまったく気にしない、とか、自分にあわせて周囲の人が我慢していたり、折れていたり、傷ついていたり、あるいは諦めていたりすることを気にも留めない、とか、表面上はそういうカタチをとって出現するその在り様は、やはり、ある種、異常なのだろう。

ただ、そういう種類の人達が発するある「輝き」というか、あるいはこれは深掘りしていけば「そうは成り得なかった自分自身」というルサンチマンに汚染された羨望だったりもするのだろうが、そういう特殊な光を、僕自身が感知していることに、こうした事態は起因する。

それは例えば、「tattooが持つ魅惑」みたいなものに、近いのかもしれないね。

だから、別に自分が上なワケでは決してないことは、本当は知っている。
・・・ただ、こうやっていろんなものを我慢しながら積み上げてきたこの自分自身へのプライドも、やはり簡単には捨てられないのだ。

・・・プライド。
そういえば、「プライド」と「見栄」とは違うんだぜ、なんて、いつか誰かが言っていたような気がするな。

続・dis-communication

2007-05-22 16:36:22 |  -brand new love
何故、こうやってずれてくるのか、やっぱり、不思議。
どこでどうなったのかが、わからない。

でも、そういうことって、そういえば、あるよね。気持ちが切れたり、気持ちが離れたり。あるいはふと、逆側に気持ちが振れたり。

久々に思い出す、「discommunication」というコトバ。
ディス・コミュニケーション。わかろうとすればわかろうとするほど、わからない。コトバが通じない以上に、すれ違うこの感じ。

・・・やっぱり、キツいな。

Selfish

2007-05-19 12:11:21 |  -brand new love
She behaves selfishly.[without any thought for others.]

自分のこと以外何も考えていないあの感じ。
・・・ああ、そうか、これが「若さ」というものか。

確かに、そうなのかも知れない。彼女たちがかつて皆そうであったように。

だとすれば、いまは、あなたの言うとおり、「許してあげる余裕を持つこと」が大事なのかも知れないね。

それはそれでかまわないだろう。
対等に喧嘩するよりももっと意味のあることを、たぶん僕は既に知っているわけで。
・・・それにしても、僕自身は、ずいぶんと遠くまで来たものだ。そんなことを考えなければならないくらい、もはや時間が経過したというのだろうか。

不在と、存在の不在と。

2007-05-09 00:26:32 |  -brand new love
「孤独」とは、ただひとりでいる時に感じるものではないのかもしれない。
単なる「不在」は、なんらかの存在を意識することがない以上はごく当たり前のことで、自分自身はそもそもどこまで行ってもいつもひとりでしかないのだから、「孤独」を感じさせるものとは明らかに違う。
・・・「孤独」???
いや、むしろ、ここで言っているのは「寂しさ」のことか。

「存在しているはずのものがいないこと」を「存在の不在」と呼ぶとすれば、「寂しさ」を感じさせるものの元凶は、まさにそれだ。

長く一緒にいる時間がそれなりにあったりすることの弊害。
・・・逢えない時間が、一日でもむしろツラくなる。
物理的な距離がそれなりに近いことの弊害。
・・・話せない時間が、数時間でもむしろツラくなる。

こんなことを感じている状態はつまり、「ふたりの距離感」というものへの正常な感覚を僕が見失っているということ。
あるいは、それに伴う「離れていても繋がっていることへの確信」が持てないことの不安。
・・・そんな「冷静さの欠落」が今の実態、かな???

これまでのように「信じることができる」というのは物理的・時間的な距離を超えて大事なことで、それはもちろん多大なる時間の積み重ねと、コミュニケーションの賜物なわけだが、しかし、物理的・時間的な距離が近くても簡単には「信じることができない」というのは、こんなにも「寂しい」ものだったのか。(ただ単に、「まだ何も知らなさ過ぎる」というのも、もちろん、ある。)

・・・まぁ、もはや盲目的に信じ込むことができるほど子どもではない以上、それは当たり前のことだ。でも、むしろ、「だからこそ信じることができる」という大人に、ならなきゃいけないね。

でも、自分の中にまだ、なんというか関係に於いて"Give&Take"を欲する程度の「若さ(?)」が残っていることに、自身でもちょっとビックリするなぁ・・・。
そもそも、この、どうも自分が感じているらしい「寂しさ」に、ちょっと驚いてしまう。

結局、端的に言えば、彼女も何日か前に言っていたような、一緒にいる時間とそうでない時間の「ギャップのツラさ」ということなんだろうけれど。
・・・要はまだそういうのに慣れない、ということなんだろう。うん。そうだということにしよう。

気まぐれペガサス

2007-05-04 23:35:17 |  -brand new love
動物占い』なんてすっかり忘れていましたが、そういえば随分前に流行りましたね。2000年頃に買った文庫本が家の本棚に眠ってましたが、最近もいまだに最新版が出続けているようで・・・。

それはともかく、動物占いによると<ペガサス>な彼女に、<ひつじ>な僕は、基本的には振り回され続ける役どころ、とのこと。ある意味、ふたりの相性はサイアクなんだとか。

・・・確かに。そういう行動にまったく悪意がないところが、スゴイ。

性格を類型化していく類いの占いとか相性診断とか、「そりゃあ言われてみればみんなそう思うんじゃないの???」という部分があるような気もしていて、基本的には否定的なスタンスを取ってきたわけですが、でもまぁ、なんとなくそういうものなのかもなぁ、と最近は思ったりもします。

・・・客観的にそんなことを眺めてみたり出来るようになっているというのも、少しは大人になった証拠、かも???
でもまぁ、随分とくだらないことにちょっとイラついたりしている自分もまた、客観的に見て結構面白いものですね。

White Cream Stew

2007-04-30 16:41:21 |  -brand new love
休日的な休日。
まるで学生の頃に戻ったみたいな、緩やかな時間だ。
これは戦場に赴く前の、束の間の休息のようなものか。

仕事に向かう彼女を送り出したあと、クリームシチューを食べながら、なんだか妙に楽しかった一日を、振り返ってみたりする。
・・・ココロもカラダも穏やかな、休日。

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10時頃に起きて、のんびりと家で朝ごはんを食べる。
朝ごはんを用意するのは、僕の仕事だ。窓の外は雲一つ無いとってもいい天気。

「今日は久々の貴重な休日休みだから、一緒にいたいね。」
「でも、休みの日くらいは、人が多いところには行きたくないね。」
彼女とそんな話をしながら、計画するとなく計画していた一日の過ごし方。
・・・そういえば、ふたりで丸々一日を過ごす初めての日だ。

「化粧をしている女の子を、煙草を吸いながら待つ」なんて瞬間もまた、妙に懐かしいというか、とても不思議な気持ちになる。そういう当たり前のことも、なんだか新鮮な感じがして、ついつい微笑んでいる自分自身に、微笑んでしまう。

席を予約しておいた映画が始まるまではまだだいぶ時間があるけれど、好天に誘われて昼過ぎに家を出て、気持ちの良い太陽を浴びながら近くの大きな公園へと散歩に。
公園の入り口では、GWだからか、テントがたくさん並んでいて陶器市のようなものをやっていた。「そういえば家に箸置きないよね、箸置きを買おう」という彼女の提案に従って、ふたりで箸置きを探し回ってみたり。行き当たりばったりで過ごすそんな時間が、妙に心地良く感じられる。
公園にはなんだかとっても「普通の」家族がたくさんいて、芝生の上で遊んでいたり、ペットと散歩していたり、ランニングしていたり、バーベキューをしている若者たちがいたり、そんな幸せな空間と緑に囲まれて、その中で大きく息を吸う。そういえば、本来はこういうのが「暮らし」っていうものだったりするのかも知れないね、なんてことを感じながら。

ちょっと歩き疲れて公園のベンチで休憩。屋台で買った缶ビールで、乾杯。「結局昼から飲んじゃうね、でも太陽の下で昼から飲むビール最高!!」なんて他愛もない話をしながら、空を見上げると飛行機雲が綺麗に線を描く。

そこからまた、近くのシネコンへとテクテク歩く。着いた頃にはいつのまにか随分と時間が経っていて、館内の喫茶店で煙草を1-2本吸ったら、上映時間になる。

映画が終わったら18時。
感想なんかをふたりで話しながら、ショッピングスペースに向かう。
催し物広場でやっていた物産展なんかを眺めながら、家電エリアへ。家にはドライヤーがないから「ドライヤーを買う」というのが、今日のもう一つの目的。
・・・彼女のために買ったこのドライヤーを、いつか一人で眺める日が来るのか???なんてことは、とりあえず考えないことにしよう。

そこからまた家に向かってゆっくり歩く。
空を見上げると月が綺麗に見えて、そういえば、随分と長いあいだ空を見上げてみたりもしなかったような気がするなぁ、と変なところで幸せを感じてみたり。

次は、晩ごはん用の買い出しだ。
「晩ごはんを彼女が作る」というのは、彼女が主張した一日のテーマ。
ショッピングカートを押しながら、ふたりで買い物。そんな風景は、日常どこにでも転がっているような当たり前の光景だが、でもホントは当たり前のようで当たり前じゃない、たぶんとても貴重な時間なんだろう。

メインディッシュは、White Cream Stew。
先に作ってくれた酒のつまみをつまみながら、カウンターでビールを飲みつつ、料理を作っている彼女を眺める。
・・・そんな時間、彼女も幸せだと感じてくれているだろうか???
そうだと、いいな。
「おいしいね」といいながらふたりで食べて、そして、いつもの如くビールをいっぱい飲んで、気付いたらもう真夜中。

歩き疲れて、そして飲み過ぎて、いつのまにかソファーで寝てしまった彼女にタオルケットを掛けて、ありがとうを伝える。
「風呂入って化粧落としてから寝なさい」なんて何度言っても、一度寝たらまず起きないのは、なんとなくもうわかっているから、たまに様子を伺いつつ、僕は後片付けをしたり、風呂に入ったり。

・・・そんなこんなで、幸せな一日が終わる。