Real Reality in a Dream

「夢の中のリアルな現実」?? …その肌感を求めて彷徨う日々の記録

さよならの手紙

2006-12-24 23:34:40 |  -diary/letter
2006年の手帳をしまって2007年の手帳を準備する。そんなタイミングがやってきた。
そんな時、ふと、引き出しの中のだいぶ前の手帳が目にとまる。

懐かしくパラパラとめくっていると、「2004年11月25日 PM17:00」と書かれたそのページには、何故かこんな走り書きが残っていた。


******

変わらない気持ちを、信じていました。
「ずっと好き」って、言ってくれてたトキの気持ちを。
・・・オレが青かったのかな。

一緒に歩いたトキのこと。
ごはん食べたトキのこと。
遊びに行ったトキのこと。
あの場面、この場面、ホントに憶えています。

ホテルで一人でごはん食べたり、映画観たり、ふとしたトキに、あなたのこと思い出してました。

でも、それももう終わりにしなきゃいけないのかな。

気持ちがなくなった、と、あなたがホントに言うのなら、そうだね、きっと。

楽しかった。ホントに好きだった。ずっと一緒にいたいと、思っていました。

さよなら。楽しかった。ありがとう。

どこで間違ってしまったんだろう。
どうして、幸せにできなかったんだろう。
どうしてもっと・・・。

そんなコトを思うと、つい、時間を巻き戻したくなってしまうけれど・・・。

オレはあなたがいなくても生きていける?
あなたが言うのなら、それもそうなのかもしれないね。
でも、オレにとっては、何よりも大事で、頑張る理由でもあり、しんどいトキに一番そばにいてほしい人だったんだけどな。

伝わらなかったとすれば、それもやっぱりオレが悪いのかな・・・。

前を向いて歩かなきゃいけないんだとすれば、もうそのタイミングなんだろうね。

いっぱいの思い出をありがとう。
いいことも、わるいことも。

確かに、オレはあなたのことを何も知らなかったのかも知れないけど、でも、オレはオレが見てたあなたを、本当に大好きでした。

さよなら。もう戻れないとしても、ずっと忘れることはないでしょう。

いろいろごめんね。

できれば、あなたも、忘れないで。

2004年の葛藤

2006-06-17 17:25:14 |  -diary/letter
実は、かつて、2004年のほぼ丸一年間、毎日、書き綴っていた日記があります。
それは、ただひとり、彼女のためだけに、書いていたものです。

事の発端は、生活時間帯も合わず、逢える時間がどんどん少なくなっていった頃にふたりで話した「交換日記」。「やってみようか」「でもさすがにめんどくさいよね」ということで、その時は笑い話になったものの、じゃあ「内緒で俺だけは毎日書いてみて、どっかのタイミングでプレゼントするか」みたいなサプライズ演出を、僕が思いついたわけです。

そういう意味では、それは毎日綴っていく手紙のようなものでした。

最初の1・2ヶ月分くらいは、ノートに手書きで書いていて、その現物は彼女にあげてしまったので、もう僕の手元に残っていません。

その後、(その後は、ご承知の通り意味合いがだいぶ変わってくるわけですが…)2004年3月末~11月末までのものは、wordで毎日寝る前に打っていたので、そのまま、今でもこのPCに残っています。
(プリントアウトして彼女にもあげたけれど。)

ある意味、このブログの前身は、その「diary/letter」にあるのでしょう。
ここにその全てを再掲することも出来るわけですが、今は敢えて、その事実のみをここに記載しておきます。
実は、このブログの中にも、その「diary/letter」からの引用が既にいくつもあるので…。