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Real Reality in a Dream

「夢の中のリアルな現実」?? …その肌感を求めて彷徨う日々の記録

telephone call

2007-05-29 19:42:29 | love
「パソコンの使い方がわからなくて困っている」なんて彼女からの留守電が残っていた23時半。仕事の付き合いで飲んでいた店を出て、解散し、ちょうどタクシーに乗って帰宅するタイミングで折り返したら、彼女がすぐに電話に出る。

・・・「こんな時間に起きていてパソコン詳しそうな人が思い当たらなくて」と彼女は笑う。

そこからまた、他愛もない話が、始まる。
・・・彼女の葛藤が、わかる。そして、少しの罪悪感が、お互いによぎる。

・・・結局、そういうことなのかも、しれないね。世界で一番、わかりあっている、ふたり。
弱いのは、お互い様、だね。

本当のさよなら

2007-05-08 23:38:41 | love
久しぶりに電話で話す。
GW中に、留守電を入れておいたんだ。「5/26、京都行けなくなったよ」と。
仕事の都合で、出張が嵌まらなくなったから。
その返事が留守電に残っていたから、30分後くらいに掛けなおしたら、珍しくあなたはまだ起きていて。
・・・昨日、深夜1時頃の話。

「さよなら」を言ったわけではないけれど、でも、たぶんこれが本当の意味でのさよなら。

・・・家のカギを持っている女の子がいるよ、という話を、した。

「なんだか、ほっとした」「すごく安心した」と、あなたは言った。
「本当に楽しかった、ありがとう」と。「あなたに出逢ったおかげで、いままでずっと出来なかったことが出来たから、感謝してる」と。
随分と長い間、すんなりと言えなかったこと、そして、すんなりと聴けなかったことを、いま、もう一度ふたりでちゃんと確認する。
当たり前だ。・・・僕も、楽しかった。もちろん、たくさん辛い時間を過ごしたし、苦しい思いもしたけれど、でも、思い出すのは楽しかったことばかり。

たまには電話で話すこともあるだろう。
・・・でも、こうやって夜中に話すことは、もう、ないかもしれない。
また機会があれば会うこともあるだろう。
・・・でも、それはたぶん、随分と先の話。

「自由気ままで、気まぐれで、つかみどころが無くて、そんな彼女はまるで10年前のあなたを見てるようだ」なんて話を、笑いながら、話す。
「コワイモノ知らずの“女の子”でいられる期間は、できるだけ永い方がいいのよ。だから、優しくしてあげて。」とあなたは言う。
たくさん可愛がって貰えた子は、たくさん許して貰った子は、もはや自分が“女の子”ではなくなってから、とても人に優しくなれるから、と。
・・・相変わらず、あなたは僕が想像できないような目線でものを言う。でも、なんとなくそれが正しい気がしてしまうから、不思議だね。

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笑顔で電話を切ったあと、あなたはひとりで泣いただろう。
それは、知っている。
でも、これがあなたがずっと願っていた本当のさよなら。
それも、知っている。

ふたりとも弱いから、それを実現させるまで、随分と時間が掛かったね。
ごめんね。ありがとう。でもたぶん、これがふたりで一緒に出した、正しい答え。

・・・正しい答え、なんだよ。

ニアミス

2007-03-20 12:08:23 | love
定点カメラがもしあれば、その場所のその様子を、巻き戻して見てみたい。
3.17.ヨコハマ。クイーンズスクエア.クイーンズサークル。
まさにその場所に、彼女が一瞬、いたという。


・・・何度か電話が入れ違いになってしまったから、「週末2日間ヨコハマにいて、つい、あの時のことを思い出したよ・・・」という留守電を残しておいたのが昨日の夜。
そして、その深夜、今度は電話が掛かってきて、「もしかしてそれってFMのイベントで??」と彼女は訊いた。
「なんで知ってるの??」とビックリすると、週末は子どもと一緒にヨコハマにいて、なんだか人だかりが出来ていたからそこを一瞬覘いたのだ、と。
ちょうど公開生放送をやっているタイミングで、「その時のゲストは誰だった??」と訊くと、それは確実に僕がその会場にいた時間帯・・・。

もしかしたら、ふたりは、擦れ違っていたのかも、しれない・・・。
その偶然と、そして、その偶然の中、やはりふたりは出会わなかった、ということに、何か意味があるのだろうか・・・???

あれから3年の、あの"3年"が、経過しようとしている今、また、再び何かが動き出したのだろうか・・・???

Start Your New Life

2007-03-17 23:31:05 | love
随分と寒いけれど、でも、もうすぐ春。
卒業シーズン、そして、新生活のシーズン、といったところのようですね。

金曜・土曜と、久々に仕事があって横浜(というか桜木町・みなとみらい)に行っていました。
クイーンズスクエアとかランドマークとか、あのあたりですね。


・・・ふたりでロイヤルパークに何泊かしたのはいつのことだっけ???
あのあたりを歩いているとなんだかとても懐かしくて、思わず電話したくなってしまいました。
もう、だいぶ昔の話だね。季節は確か、夏だったっけ???
そういえば風が強い日で、あなたの髪が風に吹かれて巻き上がりそうになる、そんなあなたの横顔は、今でも、はっきりと憶えている。

Calling You

2007-03-05 00:01:53 | love
僕が京都にいるあいだに、敢えて電話に出なかったあなたは、たぶん、今夜、電話を掛けてくる。
僕が既に、確実に東京に戻っているという時間に。

・・・呼んでいる声が、聴こえる。

それは、お互いさま、かな。

Probably I will meet her again.

2007-02-18 16:26:19 | love
Saturday, May 26, 2007.
その日は、僕が最後に彼女に会った日から数えて、ちょうど3年2ヶ月。

I will just say, you mean the world to me!

・・・そうなのだろうか???
Is it the right answer, or not?
まぁいい。まだ時間はある。自分のその時の感覚と感情を、信じればよい。

悪女

2007-02-12 19:27:49 | love
泣きながら電話を掛けてくるなんて、反則だよね。
風邪引いて鼻水が止まらない・・・なんて、強がってそんな下手な嘘をついてもすぐにバレるのに。

最初の30分くらいは、彼女に何が起こったのかを把握するためにアタマをフル回転させて話をする。相変わらず感情の起伏の激しい彼女を、落ち着かせて眠りにつかせるまで、そこからまた3~4時間。
・・・まるで子どもの相手をしているみたい。

「電話するつもりじゃなかったのに。ゴメンね、ゴメンね。」と繰り返す彼女を見ていると、昔みたいに新幹線に飛び乗ってすぐに飛んでいって傍にいてあげなきゃ・・・っていう感情が戻ってきてしまうでしょう。

弱いのはわかっているけれど、強がるならトコトン強がってよ。
もちろん、それが出来ないのはわかっているから、折れそうになったときはいつでも助けを求めてくれていいんだけど。

♪悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる・・・

悪女 中島みゆき 歌詞情報 - goo 音楽
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5 Hours

2007-01-29 09:00:06 | love
我ながらよくもまぁ、5時間も話が出来るものだ。
なんだか尽きることのない話が次から次へと湧いてきて、いつのまにか、明け方を迎えていた深夜の電話。

「やんちゃな娘が学校で悪さをして、先生に呼び出された」なんて話から始まって、娘の話、京都の店のママの近況の話や、「将来海外で暮らす」なんて前から言っていた計画の話、そして相も変わらず思わせぶりなここ数年間のどん底の話、そして懐かしみながら振り返る一緒に生きていた遠い過去の話・・・等々、あなたはひたすら喋り続けた。

年月の経過の速さというのは本当に恐ろしいもので、そしてもちろんもう戻れはしないのだけれど、だがしかし、いま得られるこの安心感と柔らかな時間は、きっとふたりに流れたこの永い時間の経過の賜物なのだろう。

・・・あなたはつい口にする。
「こうやってまた甘えてしまっていること」への負い目を。
・・・あなたは敢えて口にする。
昔から言っていた、娘とふたり海外に移住して暮らしたいという計画を。
そして、そのために娘は日本語よりむしろ英語のほうが得意なくらいに育っていて、自分もまた、ずっと英語のレッスンを続けていることを。
・・・そして、あなたは言う。
「あなたには、幸せになって欲しいのだ」と。

時間をかけて、心を決めて、揺るがないことへの自信を身につけ始めたからこそ、いま、あなたはあの頃の優しさと強さを、いま正真正銘のものに、したんだろうね。

まるで母親のように、「僕の結婚を、心待ちにしている」とあなたは言う。
「忙しくて電話なんか出てる暇はないよ」と言ってくれた方が、どれだけ気が休まることか、とあなたは言う。
「あなたを好きな誰かは、こうして私と話していることがきっと嫌で、耐えられないハズだから、やっぱり電話するべきじゃないね」とあなたは言う。

・・・そうだね。きっとその通り。
「もう一度、やり直す」という選択肢は、選ぶべき道ではないという確信が、あなたを突き動かしているのだろう。
あなたは随分と先回りして、僕のことを僕以上に、理解しているんだろうね。

そう。きっと、あなたが、正しい。
「どうせ周りをちゃんと見ていないでしょう??」とあなたは笑う。
僕はきっと「片方の目を瞑って歩くくらいが、ちょうどいいんだ」とあなたは諭す。

見渡せてしまうこと、見えてしまうもの、そんなものがあったとしても、目を瞑ればいいじゃない、とあなたはいう。
昔と比べて随分と丸くなったと思うけれど、それだけの大きな優しさと余裕を身につけたら、もっともっと良くなるよ、とあなたはいう。

早く、そうなった僕を見てみたい、と。

・・・また、置いていかれたのかも、知れないね。
結局僕は、そういう意味では、いつまで経っても、あなたに追いつけていない。

不思議と、あなたの弱さも充分に知っているからこそ余計に、その強さは、尊重しなければいけないのだと、汚してはいけないのだと、素直に、思った。

・・・たぶん、そういうことなんだと、思う。たぶん。

安心感みたいなもの

2007-01-18 00:28:49 | love
子どもとの日常の話なんかを、笑いながら愚痴ったりしている彼女がいる。
そして、僕も、それを聞いて、笑っている。
仕事のスケジュールの話なんかを、笑いながら愚痴ったりしている僕がいる。
そして、彼女も、それを聞いて、笑っている。

ふたりのあいだに流れるのは、もはや特別な時間ではない。
どこまでも、日常。

子どもとの時間と切り離されたところで彼女が自分の居場所を探していたあの頃には、そんなことはありえなかった。
子どもの話を自分からしだすなんてコトは、考えられなかった。
逢う時間をつくることが何よりも大切だったあの頃には、そんなことはありえなかった。
どんなに忙しいかなんて、話しても意味のないことだったから。

いまやそこには安心感のようなものがあり、そして、この距離感は「友達」と呼ばれるところのものなのだろうか???
あるいは、「夫婦」と呼ばれるところのもの???

なんだかよくわからなくなってきているけれども、とりあえず、おやすみ。
また今度。

「あれから3年」までもう少し

2007-01-04 13:56:32 | love
早くも「仕事始め」の日がやってきました。
ここ数日風邪をこじらせていてかなり調子が悪いのですが、とにかくまぁ、仕方がない。今年もなんとか頑張っていきましょう。


さて、年が明けてふと考えてみると、あの時「時間を空けよう」と言った彼女が、つい言ってしまった「例えば3年」の3年が、まもなく経過しようとしていることに気付く。
ふたりの距離感がまたバランスを崩し始めているのは、そんな時間の経過のせいでもあるのだろう。

結局僕は、その3年を、なんだかんだで待ってしまったことになるのだろうか。
「3年」は時間的な意味で「3年」を指しているわけではなく、「半永久的に」ということと同義だったハズなのにね。
・・・少し冷静にならないと、たぶん、また、苦しむことに、なるね。

螺旋階段はまだまだ続く。僕は登っているのか、降りているのか。