痕跡

毎日少しずつ、部屋の中に彼女の痕跡が残されていく。

傘、シャンプー、ヘアピン、歯ブラシ、タバコ、、、etc.
ふと見たら、冷蔵庫の中にも、自分用のペットボトルやらなんやらが、入っていた。

おそらく、意図的に、あるいは身に付けてきた習慣と経験で無意識的に、そうやってモノを残していっているのだろう。
カギを渡すことで、「信じて良いんだよ」と伝えたつもりなんだけどなぁ・・・。
・・・そして、彼女のそんなところもまた、妙に可愛く、愛しく思えている自分に、つい、微笑んでしまう。

隣にいるということ

・・・再び、遭遇する。
まさに「遭遇する」という表現が適切な気がするくらい、突然、僕の中に飛び込んでくるような、そんな女の子に。
それはそれで、ある意味奇跡的な出逢いなのかも知れない。

彼女に始めて出会ったのは確か今年に入ってからのことだったと思う。今から思えばその頃から、「その子のこと絶対気に入ると思うよ」なんて、僕のことを良く知っている人がそういえば言っていたっけ。
・・・結果的に、その言葉は、正解でしたね。

ふたりで初めて一緒にゴハンを食べに行ったのは、3月の僕の誕生日より少し前のこと。
・・・その頃から、本当は始まっていたのかな???

それから約1ヶ月。

いま、彼女は僕のマンションのカギを持っていて、ここのところ毎日ここに、帰ってくる。
深夜3時だったり、4時だったり、お互いそんな時間に帰って来たり、朝は朝で今週僕は6時・7時に起きて日帰り出張に行かなきゃいけないことも多くて、そんなこんなで眠れる時間はほとんどないし、カラダはとってもしんどいんだけれど、でも、そんなことがなんだかとっても新鮮で、そして、目が覚めるときにはいつも当たり前のように彼女が隣にいるということに、不思議な心地よさを感じている自分がいる。

たぶん、この怒濤の生活の中で、誰かとちゃんと関係性を深めていこうとするなら、こういうやり方をするしかないんだろうと思う。
・・・日々、少しずついろんなことを話しながら、進んでいこう。

Brand New Love

2007年、変革の年。
様々なことが、僕の周りでまた再び動き出す。

仕事でも、プライベートでも。

・・・今週突然始まった(?)新しいフェーズの話、また少しずつここに書いていきましょう。