人生は挑戦である。

スペイン留学も終わり、就職も無事決定。
日々残業との闘いに身を投じます。
可能な限り毎日更新がモットー。

脱走猫

2010-07-27 18:23:25 | 日記
留学まであと丁度1カ月となりました。

そろそろ本格的に準備しなくてはいけません。

家の整理もしているんですが、なかなか綺麗になりません。
この間ブックオフに本を売りましたが、まだ大量に本が残っています。
いつかまた読むんじゃないかと思って取っておいたものが殆どですが、
冷静に考えてまた読むのか?と考えると、うーん…。

とにかく、もともと物が多すぎるんですよ、うちは。
準備が完了するまでの道のりは、まだまだ長そうです。



それはそうと、昨日うちの家の猫が脱走しました。
親が窓を開けていたんですが、誤って網戸のかかってないほうの窓を開けてしまい、
それを目ざとく見つけた猫(サスケ♂)が知らぬ間に出てしまっていたのです。
窓が開いていることに気付いた自分は、大急ぎで外の捜索を開始。
もう夕方もそこそこ、夜が更けていた時間であったため、懐中電灯片手に
「サスケー!」と叫びながら家の周りを探しました。


猫なんだから外に出るのが当たり前じゃん、と思われそうですが、
実はうちの猫たちはずっと家猫で外に出しておらず、また爪キャップをしているため、
外で生活できるだけの能力を持っていないのです。


で、呼んでいるうちに
家の前をトテトテトテーと小走りする、灰色の物体を発見。サスケです。
私はすぐに家を飛び出し、家の裏側のほうへ回りました。
しかし見つからず。奴は灰色のため、闇夜に紛れるのです。忍者っぽい。
懐中電灯を照らし探しますが、サスケは懐中電灯の光が怖いらしく、近づくと
脱兎のごとく逃げ出します。
最終的に家族と協力して囲い込み戦法で家に確保することができましたが、
猫だけに、一歩間違えればそのままアディオスになりかねないシーンでしたので、
かなり焦りました。


まったく、好奇心旺盛すぎるのも困ったものです。
好奇心は猫を殺す、て言うでしょ?

若年化と生え抜きの空洞化が進むレアルマドリード

2010-07-27 00:41:59 | サッカー
ラウールとグティの退団により、一層レアルマドリードの若年化が進みました。

最年長こそドゥデクの37歳(だったはず)ですが、それ以外には30代はゼロ。
そのあとに続くのがカシージャス、シャビ・アロンソとディアラの29歳ですから、その若さがわかります。
ていうかカシージャスも気付いたらもう29歳なんですね…。


これはおそらくフロレンティーノ・ペレス会長の補強方針に則ったものでしょう。
前回在任時のいわゆる「銀河系時代」には、銀河系が完成した時点で多くの選手がキャリアのピーク、
つまり30前後だったために、銀河系時代が早期終焉を迎えてしまったことに対する
彼なりの対策なのだと思います。


しかし、若手が増えることでデメリットも生まれます。
まずは絶対的な経験値が足りない。
ただ、経験値に対してはレアルの選手は全員がトップレベルの選手で、ハイレベルな大会の経験を積んだ選手ばかりなので、
実際そこまで影響が大きいとは思いません。


それよりも気になるのは、
リーダーシップの欠如。
ピンチの時の粘り強さ。
この2点だと思います。


今回退団したラウールとグティは、ともにチームの第一、第二キャプテン。
チームに与える影響が大きい選手です。この2名の選手の退団により、
チーム内のコミュニケーションにどのような影響があるのか、全く予想がつきません。
特にラウールは、退団したほかの選手から「レアルはラウールのチームだ」と揶揄されるくらい、
いい意味でも悪い意味でも求心力のあった選手ですから、今後チームがどうなるのかは見ものです。

そして粘り強さ。これは個人的な意見ですが、チームで長年活躍してきた選手は、
絶望的な状況でも諦めない姿勢を崩しません。それに加えてサポーターの期待感も違います。
これは入りたての若手では絶対に築くことのできない「信頼」の力だと思います。



チーム作りに関する個人的な意見としては、
若手とベテランは、全ポジションバランス良く所属しているべきだと思います。
若年化のレアルマドリード、
高齢化のACミラン、チェルシー等、
偏った年齢層になると、流動的な世代交代が難しくなっていきます。
マドリディスタとして将来を案じてしまいます。





一方で、近年レアルの下部組織からレアルのレギュラーに定着した選手がいないことも懸念材料だと思います。
チームを引っ張る存在、そしてサポーターから「息子」と思われるような存在の選手が
今後レアルには必要だと思います。
現在所属している選手では、グラネロが下部組織出身ですが、今後頑張って「チームに不可欠な存在」に成長してほしいものです。

もちろん、バルサのように下部組織からどんどん若手を起用したほうがいい、などとは思いません。
レアルとバルサでは下部組織に対する考え方が全く異なっているからです。
個人的にはバルサのような、下部組織から統一してトップチームと同様の戦術を教え込む、
ある意味で「日本的」な指導方針は好きではありません。
レアルの下部組織のように、トップチームに関係なく選手を育て、ヘタフェやその他のチームへレンタルに出しながら成長させる、
「投資的」な指導方針も是否あるかと思いますが、自分はレアルはそれでも構わないと思います。(トップチームの選手層が厚すぎるため)


とにかく言いたいのは、
若手に対して経験を伝えられ、チームを引っ張れる選手が減っている現状と、
なかなか下部組織の選手がチャンスを生かせない現在の体制をどうするか。
この2点と今後レアルマドリードがどう向き合っていくのか、
クラブの将来に関わってくるだけにとても気になります。