人生は挑戦である。

スペイン留学も終わり、就職も無事決定。
日々残業との闘いに身を投じます。
可能な限り毎日更新がモットー。

FCバルセロナ赤字 ジョアン・ラポルタ氏が虚偽報告

2010-07-29 14:09:24 | サッカー
バルセロナ、相当な赤字のようです。
総額で約85億円程度の赤字とのことで、今後のクラブ経営に大きく影響しそうですね。

しかし問題は、むしろラポルタ元会長が虚偽報告していたこと。
申告上は約15億円の黒字となっていたそうです。


いかんですねー。
レアルマドリードも去年会長選での不正が発覚して、カルデロン会長が辞任になったこともあります。
やっぱりどこの世界にも不正は存在するんですね。
ただサッカークラブはサポーターの信頼あって成り立つものですから、
クラブには出来るだけクリーンな経営を行ってほしいものです。

ラポルタ氏って、元弁護士だったような気がするんですが、もしそうだとしたら、
もっと自分の立場を理解して欲しかったです。




ただまあ、FCバルセロナはとても特殊なクラブなので、資金繰りが厳しくなることはある程度
自明のことだとは思います。
というのも、確か世界で唯一スポンサー収入がないチームだったはずだからです。

通常、チームのユニフォームにはメインスポンサーのロゴがプリントされています。
レアルマドリードならBwin、ヘタフェならBarger Kingなど。
チームが広告塔になる代わりに、その企業から収入を得ているわけです。
一方FCバルセロナのユニフォームにもユニセフのロゴがありますが、
これはユニセフから資金を得ているわけではなく、FCバルセロナがユニセフの考えに共感し、
ユニセフの存在をアピールするとともに、逆にユニセフへ寄付をしているためにプリントされたのです。

詳しくはフェラン・ソリアーノ氏が著作の、「ゴールは偶然の産物ではない」を参照してください。
バルサのクラブマネジメントについて、詳しく書かれています。


とにかく、FCバルセロナは収入源が他のクラブに比べて一つ少ないために、
財政的リスクが他のクラブに比べて大きいわけです。
FCバルセロナほどのビッグクラブであれば、そのブランド力である程度カバーできますが、
この不況と昨年の大型補強(イブラヒモビッチ)等が響いていると見ていいでしょう。
(CL優勝できなかったことも地味に痛そうですが)



で、バルサはこれからどうするんですかね。
一時期は給料も払えなかったという話しも聞きますし、
一時盛り上がったイブラ売却、何てこともありえない話じゃなくなってきます。
それとも銀行から更なる融資を受けることになるんでしょうか。
安心して良い、と会長が言ったように、バルサがすぐに潰れるようなことは無いとは思いますが、
今後の方針次第ではチームががらりと変わっていく可能性もありますね。





あ、ラウールとグティの移籍先が決定しましたね!
ラウール⇒シャルケ
グティ⇒ベジクタシュ
だそうです。
頑張ってレギュラー掴んでください!